スペイン代表希望のアブデがモロッコ代表招集を拒否

2022.01.01 01:21 Sat
Getty Images
バルセロナのFWアブデ・エザルズーリ(20)がスペイン代表でのプレーを目指し、モロッコ代表招集を拒否したようだ。フランス『レキップ』が報じている。

モロッコサッカー連盟(FRMF)は先月23日、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)に向けたモロッコ代表メンバー25名を発表。チームを率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、バルセロナデビューシーズンで活躍を見せるアブデを初招集した。

ただ、モロッコ出身も幼少期にスペインに移住したアブデは、スペインのフル代表でのプレーを希望しており、FRMFに対して招集を拒否する旨のメッセージを送ったとのことだ。
なお、現時点で両者から公式な声明はないものの、先日に新型コロナウイルス感染も発覚していたアブデは、今回のAFCONのメンバーから外れることが確定。代替選手としてFWタリク・ティソウダリ(ヘント)が追加招集されている。

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モロッコの国家的プロジェクト…ブラヒム&16歳ヤマルに政府高官が接触、自国にルーツの海外出身選手でA代表強化へ

モロッコ国王が、自国にルーツを持つ2選手のA代表招集を指示しているようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。 カタール・ワールドカップ(W杯)で4位入賞を果たしたモロッコ代表。20世紀前半にフランスの植民地だった同国の代表チームにはフランス生まれの選手が多く、他にもスペインやオランダなど欧州を中心とした海外出身の選手が非常に多いのが特徴的だ。 フランス生まれのワリド・レグラギ監督が率いる現チームでは、キャプテンのDFロマン・サイスもフランス生まれ。DFアクラフ・ハキミはスペイン、MFハキム・ツィエクとDFヌサイル・マズラウィとMFソフィアン・アムラバトはオランダ、GKボノはカナダなどなど中心選手の大半が海外出身だ。 かつて移民として国を離れた者たち。その子孫を集めることが代表チーム強化に繋がっているわけだが、現在はラ・リーガでプレーするモロッコ系プレーヤー2人の呼び戻しに注力。レアル・マドリーのMFブラヒム・ディアス(24)、バルセロナのFWラミン・ヤマル(16)を招集したい考えがあるようだ。 2人とも、生まれも育ちもスペインで、父親がモロッコ人。16歳ヤマルが今シーズンのラ・リーガ序盤戦で旋風を巻き起こしていることもあってか、モロッコ国内では2人の勧誘に関する議論が活発化しており、もはやスポーツの枠組みを越え、国家的なプロジェクトになっているという。 また、国王であり、国家元首でもあるムハンマド6世の命を受けた政府高官ら数人が「ブラヒム&ヤマルをモロッコ代表に」作戦を進めており、2人と電話で接触。モロッコは2030年のW杯招致に立候補していることもあって、本気で2人の囲い込みに動いているようだ。 ブラヒムはA代表の変更手続きが容易な国際親善試合とはいえ、2021年にスペイン代表として1試合に出場した経験が。ただ、現時点でモロッコ代表入りには応じずも、プライベートで頻繁にモロッコを訪れており、スペイン代表から遠ざかるなか、どこかで決断する可能性も捨てきれないとみられている。 その一方、ヤマルの説得は現実的ではない。こちらは9月の代表ウィークでスペイン代表に初招集されることが確実視され、カンテラの先輩MFガビが保有する17歳62日という最年少出場記録を塗り替えるものと考えられている。もう時間が残されていない。 可能性があるとすればブラヒムの方であることは想像に難くない。レグラギ監督はブラヒムから「イエス」が届けば、即座に招集する方針とのことだ。 2023.08.29 17:51 Tue
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モロッコ代表MFツィエク、W杯で手にした報酬約4500万円を全て慈善活動に寄付

モロッコ代表MFハキム・ツィエクは、自身のスタンスを貫き、慈善活動を続けている。 カタール・ワールドカップ(W杯)にモロッコ代表の一員として出場しているツィエク。前任のヴァイッド・ハリルホジッチ監督とは確執があり、2021年6月を最後に代表チームから離れていた。 カタールW杯予選も招集されず、このままW杯の出場を逃すと思われたが、ハリルホジッチ監督が退任。その結果、9月に代表復帰を果たすとW杯のメンバー入り。今大会では、全試合に出場し1ゴール1アシストの活躍を見せている。 そのツィエクだが、知られざるエピソードが。カタールW杯で手にする賞金30万4000ユーロ(約4430万円)を全てモロッコの人々への寄付に回すという。 ポルトガル『レコルド』によれば、ツィエクがこの行動をとるのは初めてではないとのこと。2015年にも代表活動で得たサラリーを全て慈善活動に寄付していたのだ。 ツィエクは1993年にオランダで誕生。9人兄弟の末っ子であり、10歳の時に父親が高い。厳しい生活環境の中、母親によって育てられた。 決して裕福な生活を送っていなかったツィエクは、ストリートサッカーで腕を磨き、現在はチェルシーに所属。W杯でもアフリカ勢初のベスト4という快挙を成し遂げている。 ヘーレンフェーンでキャリアをスタート。その後、トゥベンテで成長すると、U-21オランダ代表に招集。A代表入りも期待されていた中、アヤックスでも羽ばたいた。チェルシーではまだその片鱗を見せられていないが、W杯では輝きを見せている。 ハリルホジッチ監督との確執にもあるように、ピッチ内で揉め事を起こすことは昔から変わらず、トゥベンテ時代には経営陣を批判してキャプテンを剥奪されることに。オランダ代表にも招集されたことはあるがケガでプレーできず、結果としてモロッコ代表を決断。その理由は「プレーしたいだけ」と、より試合に出られる可能性の高いモロッコを選択したとした。 問題もあるツィエクだが、人々を助けるというキャラクターは変わらず、ファンの少年をアムステルダムまで招待してサイン入りのユニフォームをプレゼントしたり、交通事故によりキャリアを終えなければいけない選手に対し、治療費と訴訟費を支払うなどしている。 攻撃的で挑発的な側面と、慈悲の精神を持つツィエク。W杯で3位という栄誉を掴むことはできるだろうか。 2022.12.16 21:55 Fri
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モロッコ代表デビュー戦で好パフォーマンス、ブラヒム・ディアスが居心地の良さ語る「とても愛されていると感じた」

レアル・マドリーのMFブラヒム・ディアスがモロッコ代表デビューの感想を語った。スペイン『Relevo』が伝えた。 モロッコ人の父親とスペイン人の母親の元に生まれ、スペインで生まれ育ったディアス。2021年6月に行われたリトアニア代表との親善試合でスペイン代表デビューを飾ったが、以来ラ・ロハからは遠ざかっていた。 クラブでの活躍ぶりから、今回の代表ウィークでのスペイン代表再招集も噂されていたが、モロッコの政府高官クラスがかねてからディアスを勧誘。この誘いをついに受け入れた24歳は、アンゴラ代表、モーリタニア代表との親善試合に臨むモロッコ代表に初招集された。 10番を背負い、22日のアンゴラ戦でさっそく先発したディアスは、87分までプレー。中盤で精力的に動き回り、多くのチャンスを演出するなど攻撃のタクトを振った。 モロッコ代表デビューを1-0の勝利で終えたディアスは、「特別な1日だった」とコメント。積極的にボールを預けてくれた新たな仲間たちへの感謝も述べた。 「チームメイトとはとても良い感じだったし、彼らは僕を探し、ボールをくれた。とても幸せだ。とても愛されていると感じたし、今はこの瞬間を楽しむ時だ」 「ここで彼らが、どれだけ僕を愛してくれるのかがわかった。チームメイトはたくさん僕をサポートしてくれた。とても良かった。非常に良い気分だし、自分が経験したことにとても満足している。非常に愛されていると感じる。僕が感じているのは幸せだ。それしか言えない」 また、次のモーリタニア戦に向けては「とても良い感触だったし、次はゴールを決めるよ」と意気込んでおり、さらなる好パフォーマンスが期待される。 2024.03.23 20:56 Sat

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