今夏引退のロッベン氏、今後の生活は?「しばらくプロサッカーからは距離を取りたい」

2021.12.06 14:36 Mon
Getty Images
今年7月に2度目の現役引退を発表した元オランダ代表FWアリエン・ロッベン氏が、しばらくプロサッカーから身を置いた生活を求めていることを明かしている。ドイツ『ran』がコメントを伝えた。
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現役時代はチェルシーやレアル・マドリー、バイエルンといったビッグクラブで輝かしいキャリアを築いたロッベン氏は、2019年7月にバイエルンで引退を発表。しかしその1年後、新型コロナウイルスの影響で財政が逼迫していたフローニンヘンの一助になるため、現役復帰を果たしていた。
ところが、復帰早々に負ったふくらはぎのケガが祟り、2020-21シーズンの出場は7試合のみ。身体的な限界を改めて感じた元オランダ代表は、今年7月に完全に現役を退いた。

引退から数カ月経つ中、バイエルンの公式動画にゲスト出演したロッベン氏は、現在はプロサッカーとは距離を取り、家族との時間を大切にしたいという思いを述べた。

「少し馬鹿げているように聞こえるかもしれないが、今のところ個人的に体を動かすこと以外何もしていないんだ。冬休みの後、長男が通うサッカーチームのコーチをやろうと思っている」
「基本的には、ゆっくりと時間をかけて、プロのサッカーとは少し距離を置きたい。最近では、サッカーやテレビの分野など、さまざまなオファーが届いているが全て断っている。今は家族との時間を大切にしたい。今後のことはまだ分からないけどね」

先月上旬には、フローニンヘンで引退セレモニーが開かれたロッベンだが、バイエルンに対してはそのような待遇は望んでいないという。

「バイエルンのファンは、私がオープンで正直な人間であることを知っている。それと誤解しないでほしいんだが、引退試合あまり好きではないんだ。必要ないとは言わないがね」

「あれは全てショーになってしまう。私はもっと自然に自発的に行われるほうがいいんだ。そっちの方が素敵だろう? 私の引退試合はフランクフルト戦だったんだよ」



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