ベンフィカへのリベンジを意識せず…グループ突破を重視するアルバ「僕ら次第」

2021.11.23 17:10 Tue
Getty Images
バルセロナのスペイン代表DFジョルディ・アルバが23日にホームで行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループE第5節のベンフィカ戦を展望した。

グループEの4試合を消化して2勝2敗の勝ち点6で2位につけるバルセロナ。開幕2連敗スタートと大きく躓いたが、そこからの2連勝で盛り返し、このたびの2ポイント差で3位のベンフィカ戦に勝利すれば、グループステージ突破が決まる。
立ちはだかるベンフィカは第2節のアウェイゲームで0-3の完敗を喫した嫌なイメージが残る相手だが、同じ相手に敗れるわけにいかないバルセロナ。チャビ・エルナンデス監督と前日会見に出席したアルバはまず予想される展開に言及した。

「1戦目と同じような展開になるだろうね。彼らはカウンターアタックを得意としているが、質もある。個々もすごく優れていて、どう戦うべきかも心得ている。彼らがどの出てくるか読めないけど、1戦目と同じやり方でプレーしてくると思う」

そして、スペイン人左サイドバックはこの対戦をリベンジマッチととらえるのではなく、自分たちの手でグループステージ突破を決めるための試合として挑むべきだと語った。
「明日はそれを証明しなくてはならない。今、ここで言っても仕方ないことだが、あの試合は勝つに値するものだったと思う。多くのチャンスを作りながら、ゴールを決めることができなかった」

「だから、僕らが3-0で勝利するに至らなかったんだ。僕はこの試合を家で観ていたけど、僕らのチームの出来が悪かったとは思わなかった。でも、リベンジマッチだととらえるべきではない。ベスト16に進出できるかどうかは僕ら次第だ」
関連ニュース

エリック・ガルシアのバルサ復帰困難か クバルシ登場も状況を複雑に

ジローナのスペイン代表DFエリック・ガルシア(23)のバルセロナ復帰は難しいかもしれない。 2021年夏にマンチェスター・シティから古巣バルセロナに戻ったエリック・ガルシア。復帰1年目から公式戦36試合に出場したものの、徐々にプレータイムが限られ始め、昨夏からジローナに活躍の場を求めた。 そんなジローナが今季を躍進の年とするなか、エリック・ガルシアも持ち前のビルドアップ能力も生かしながら最終ラインの主軸に。だが、契約内容はシーズンローンであり、今後の動向が注目される。 バルセロナは6月30日のローン契約終了までにエリック・ガルシアの将来を決める必要があるが、復帰させるか否かの決断はまだ。パウ・クバルシという新星の登場も状況をより複雑にさせるという。 そのなかで、2026年夏まで契約を残すバルセロナがエリック・ガルシアを不要と決断すれば、財政事情を鑑みても売却が理想的。現時点の市場価値は1500万ユーロ(約24億4000万円)とみられる。 ただ、ラ・リーガ3位につけ、このままいけば来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場となるジローナでのローン継続も選択肢に。ジローナも歓迎するとして、いくつかの道があるとのことだ。 ローン選手を含め、8選手ものセンターバックを擁するバルセロナに戻っても、昨夏以上の競争を強いられ、さらなる状況悪化も予想されるエリック・ガルシア。今夏の去就やいかに。 2024.03.29 17:20 Fri

負傷を繰り返すペドリが復帰に近づく 28日のセッションでピッチに

バルセロナのスペイン代表MFペドリが復帰に前進しているようだ。 能力こそ申し分ないペドリだが、ユーロ2020と東京オリンピックでフル稼働してからケガに悩まされ、今年3月上旬に右足の大腿直筋損傷でまたも離脱が続く。 今季だけで公式戦の23試合もの欠場を強いられ、シーズンも終盤に差しかかるなか、スペイン『マルカ』によると、少しながら復帰に近づいているという。 まだグループの輪に戻れてはいないものの、28日のセッションで芝生を踏んだ模様。合流日程も決まっていないが、回復に向かっているようだ。 なお、バルセロナは30日にラス・パルマスを迎え撃ってのラ・リーガ第30節が再開初戦。カンセロとフェラン・トーレスが戦列復帰の見通しとのことだ。 2024.03.29 16:25 Fri

前回王者バルセロナが6年連続の4強入り!快勝PSGは準決勝でリヨンとのフランス勢対決へ【UWCL】

28日、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の準々決勝2ndレグの2試合が行われ、バルセロナとパリ・サンジェルマン(PSG)の準決勝進出が決定。ベスト4が出揃った。 前回大会王者のバルセロナは、ホームにSKブランを迎え、3-1で勝利。合計スコア5-2で準決勝進出を決めた。 ノルウェーでの1stレグを2-1と勝ち切って終えたバルセロナ。序盤はキャロライン・グラハム・ハンセンのフィニッシュやイレーナ・パレデスのヘッドがGKのセーブを強いると、24分にアイタナ・ボンマティがテクニカルなトラップと正確なシュートでネットを揺らし、試合を動かす。 70分には速攻からトミネ・スヴェンハイムに1点を返されたものの、88分には再びグラハム・ハンセンの突破を起点に、ボンマティのラストパスからパトリシア・ギハーロがタップインゴールを決めて勝負あり。6年連続の4強入りを果たし、準決勝ではチェルシーと対戦する。 同じく、敵地での1stレグを2-1と先勝していたパリ・サンジェルマン(PSG)は、パルク・デ・プランスでヘッケンに3-0と快勝した。 立ち上がりから主導権を握るPSGは27分、マリー・アントワネット・カトトのラストパスからタバサ・チャウィンガがネットを揺らすと、折り返しての70分にはアメリカ女子代表の新星、SheBelieves Cupのメンバーにも名を連ねるコービン・アルバートが、目の覚めるような左足のロングレンジショットを沈めてリードを広げる。 74分にはカトトがヘディング弾で追加点を奪ったPSGに対し、ヘッケンも途中出場の19歳FWマチルダ・ニルデンを中心に反撃を試みるが、点差の優位を生かしたPSGがそのまま逃げ切り勝ち。合計スコア5-1とし、リヨンの待つ準決勝へ駒を進めた。 ◆UEFA女子チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ ▽3/28(木) バルセロナ 3-1(AGG:5-2) SKブラン パリ・サンジェルマン 3-0(AGG:5-1) ヘッケン ▽3/27(水) リヨン 4-1(AGG:6-2) ベンフィカ チェルシー 1-1(AGG:4-1) アヤックス ▽準決勝(4月20/21日、27/28日) バルセロナ vs チェルシー リヨン vs パリ・サンジェルマン <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】グラハム・ハンセンの突破力は圧巻!バルセロナがブランを下す</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8xMCy2Q7YfM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】なでしこ戦にも出場する?アルバートの鮮烈ミドル弾などPSGが快勝</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="lrnitDzPh2s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.29 15:15 Fri

ブラジル帰還後に2季連続で前十字じん帯損傷…35歳パウリーニョが10カ月ぶり復帰

コリンチャンスの元ブラジル代表MFパウリーニョが10カ月ぶりに戦列復帰だ。ブラジル『グローボ』が伝えている。 コリンチャンスで2012年の南米制覇とクラブ世界一に貢献後、欧州はイングランド、トッテナムへ渡り、バルセロナではこの上なくアンタッチャブルな存在として活躍したパウリーニョ。 中国スーパーリーグの広州恒大(現:広州FC)時代はアジア王者に輝き、ブラジル代表では通算56試合13得点と2度のワールドカップ(W杯)出場。このように、誰もが歩むことは叶わぬ、素晴らしいキャリアを築いてきた。 そんなパウリーニョも35歳。2022年1月に古巣コリンチャンスへ復帰も、2022シーズン、2023シーズンと2年連続で5月に前十字じん帯を痛め、どちらもそのままシーズン終了という悲劇に見舞われている。 年齢に抗えなくなってきた感がどうしても否めないが、昨年5月に痛めたじん帯はなんとか治癒し、27日のトレーニングマッチで10カ月ぶりに実戦復帰。後半頭から45分間プレーしたという。 元々2023年12月までの契約でコリンチャンスに復帰したパウリーニョだったが、クラブは負傷中のチームリーダーを信じ、今季途中となる2024年6月まで契約を“仮”延長。あのパワフルなプレーを、もう一度と言わず何度でも見たい。 2024.03.29 13:10 Fri

若手のケガに苦い思いのバルセロナ、絶賛成長期の16歳ヤマル起用見直しへ

バルセロナがスペイン代表FWラミン・ヤマルの今後に細心の注意を払うつもりだ。スペイン『スポルト』が伝えた。 今シーズン、バルセロナのスタメンに定着した驚異の16歳ウインガー・ヤマル。スペイン代表でも地位を確立し始めており、先発した26日のブラジル代表戦ではチームの3得点全てに絡む活躍を見せた。 そんなヤマルは身体的にも大きな成長を遂げている模様。身長はこの1年で10cm伸びて180cmに到達し、ここ数カ月フィジカルトレーニングに励んだことから、筋肉量も7キロ増えたという。 スペイン代表MFペドリやスペイン代表MFガビといった主力級の若手たちがケガに苦しんでいる前例もあり、バルセロナやスペインサッカー連盟(RFEF)は、成長期にあるヤマルの起用に慎重になりたいと考えているとのこと。また、16歳の少年にのしかかる尋常でないほどの責任や、メディア露出によって溜まるストレスにもしっかりと対応していくつもりのようだ。 クラブレベルだけでも、今シーズンすでに公式戦39試合に出場しているヤマル。ここからはブラジル代表FWハフィーニャやスペイン代表FWフェラン・トーレスの出番が増えていくかもしれない。 2024.03.28 22:13 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly