ケシエ退団の可能性高まるミラン、後釜としてリールのポルトガル代表MFに関心か

2021.11.23 13:03 Tue
Getty Images
ミランリールのポルトガル代表MFレナト・サンチェス(24)の獲得に関心を抱いているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ミランはここまで公式戦通算197試合の出場で32ゴール15アシストの成績を残し、今シーズンはやや不調なものの、依然として重要な戦力であるコートジボワール代表MFフランク・ケシエ(24)との契約交渉が難航。夏から契約交渉が続けられてきたものの、高額な報酬を求める選手側と条件面での折り合いがつかず、来夏に契約満了で退団する可能性が日増しに高まっている。

今夏のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、トルコ代表MFハカン・チャルハノールの退団に続き、今季公式戦13試合に出場する中心選手が退団となれば、チームにとって大きな打撃となることは間違いない。
そこで、クラブが少しでも主力退団のダメージを軽減するため、注目しているのがレナト・サンチェスだ。10代の頃から次世代のスター候補として注目を集めていた同選手は、2016年に移籍したバイエルンでこそ苦戦したものの、2019年にリールへ活躍の場所を移すと才能が開花。昨シーズンは公式戦29試合に出場すると、チームのリーグ・アン優勝に大きく貢献した。

今季は負傷もあり、公式戦8試合の出場にとどまっているものの、ミランはケシエの理想の後釜として調査を続けているようだ。レナト・サンチェス本人もフランス『レキップ』のインタビューを受けた際に「ミランは歴史あるビッグクラブだ。気品があり、僕は彼らが好きだよ」と発言するなど、ミランに対する好印象を語っている。
一方で、レナト・サンチェスに対してはアーセナルも獲得に関心を示しており、今後の去就が注目を集めている。

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初のドッピエッタで逆転勝利に貢献のサンティアゴ・ヒメネス「結果を残す準備はできていた」

ミランのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが移籍後初のドッピエッタを達成した。 9日、ミランはセリエA第36節ボローニャとホームで対戦し3-1で勝利を収めた。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦で、65分から出場したS・ヒメネスは、73分にチュクウェゼの左クロスのこぼれ球に反応したプリシックのラストパスからゴールネットを揺らし、同点弾となるゴールを記録。 さらに1点リードで迎えた92分には、カウンターからボックス手前まで侵攻したチュクウェゼのパスをボックス左で受けると、冷静にDFをかわし、試合を決定づける3点目を沈めた。 試合後、『DAZN』のインタビューでS・ヒメネスがコメント。途中出場でもしっかりと準備はできていたと明かした。 「呼ばれた時には準備万端でなければならない。選手全員がやるべきことに取り組んでいたし、誰が入っても違いを生み出せる状況だった。監督にとって、選手たちが準備万端であることは良いことで、僕はベンチスタートであろうと、スタメンであろうと、この試合で結果を残す準備はできていたよ」 「ドッピエッタを誰に捧げるかって?母に捧げるよ」 2025.05.10 08:10 Sat

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