ハマーズがリバプールに今季初黒星を与える4連勝! 南野拓実はリーグ2試合連続途中出場《プレミアリーグ》

2021.11.08 03:39 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第11節、ウェストハムvsリバプールが7日にロンドン・スタジアムで行われ、ホームのウェストハムが3-2で勝利した。なお、リバプールのFW南野拓実は80分からプレーした。

現在、2位のリバプール(勝ち点22)は前節、ブライトンに2点差を追いつかれて連勝がストップ。ただ、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではホームでアトレティコ・マドリーに2-0の完勝を収め、2節を残してグループステージ首位通過を決定した。

2点差を付けての勝利で首位浮上となる今節に向けてはアトレティコ戦から左サイドバックをツィミカスからロバートソンに入れ替えた以外、全く同じスタメンを起用。サラーとジョタ、マネが前線で並んだ。
一方、優勝争いに食い込む4位のウェストハムは前節のアストン・ビラ戦に4-1の快勝。リーグ3連勝と好調を維持している。2-2のドローに終わったヨーロッパリーグ(EL)のヘンク戦からはクレスウェル、ライス、ベンラーマ、アントニオを除く先発7人を変更。ソウチェクやフォルナルス、ズマらが復帰を果たした。

注目の上位対決は開始早々に意外な形から動く。4分、ウェストハムの左CKの場面でキッカーのフォルナルスが右足インスウィングのボールを入れると、GKアリソンが弾き損ねたボールがファーポストに吸い込まれた。アリソンは自身の手前でジャンプして腕が絡む形となったオグボンナのファウルをアピールしたが、VARのレビューが入ったもののゴールが支持された。
やや不運な形で先手を奪われたリバプールはここからボールの主導権を握って反撃を開始。サラーの右サイドでの仕掛けや左サイドのロバートソンとマネのコンビネーションで揺さぶりをかけるが、要所を締める相手の守備にうまく封じ込まれる。

その後、30分を過ぎてヘンダーソンのクロスからゴール前のジョタがクロスバーのわずか上を超えるヘディングシュートで初めてゴールへ迫ると、押し込んだ中で得たセットプレーからチャンスを窺う。

すると、前半終了間際の41分には個の力で同点に追いつく。ペナルティアーク付近でサラーが得たFKの場面で、ボールの前にアレクサンダー=アーノルドとサラーが並ぶ。ここでイングランド代表DFは一度横にずらしたボールをサラーにトラップさせて右足を振り抜くと、壁の外側を巻いた美しい軌道のシュートがゴール右上隅を射抜いた。

アレクサンダー=アーノルドの今季リーグ戦初ゴールで振り出しに戻った試合は、ハーフタイムにかけても白熱。その中でウェストハムはアントニオの高速カウンター、ベンラーマとボーエンのコンビネーションでゴールに迫るが、リバプール守備陣の好守に阻まれた。

1-1のイーブンで折り返した試合は後半もホームチームが先に決定機を作り出す。50分、先制点と同じフォルナルスの左CKから今度はゴール前で競り合いを制したドーソンがヘディングシュート。だが、これは惜しくもクロスバーを叩く。

一方、序盤の失点を免れたリバプールは直後の52分にアレクサンダー=アーノルドの正確な斜めのパスをボックス左に走り込んだロバートソンが左足ダイレクトで折り返すと、タイミング良く中央に走り込んだマネが左足で合わせるが、これはGKファビアンスキの正面を突いた。

互いに一度ずつ決定機を作り合った中、試合はここから一進一退の攻防となる。その流れの中でよりボールを握るリバプールだが、ホームチームに中央をきっちり締められて自慢の3トップがなかなか良い形でフィニッシュに絡めない。

一方、相手を引き込みつつ自慢のアタッキングカルテットが、2センターバック+ファビーニョの相手守備陣相手に果敢に仕掛けるウェストハムは、その狙いの形からゴールを奪う。67分、中盤でのボール奪取からカウンターに転じると、DF3人に囲まれながらも縦に運んだボーエンが自身の左を並走するフォルナルスへ絶妙なショートスルーパスを供給。そのままボックス付近まで運んだフォルナルスの左足シュートはGKアリソンに触られるも、そのままゴールネットを揺らした。

さらに、畳みかけるホームチームは74分、右CKの場面でキッカーのボーエンが左足インスウィングの滞空時間の長いボールを上げると、大外でDFのマークを振り切ったズマが頭で合わせ、加入後初ゴールとした。

この連続失点で苦境に立たされたリバプールはオックスレイド=チェンバレン、ジョタ、ファビーニョを下げてチアゴ、オリジ、南野を続けて投入。ここから攻勢を強めると、83分にはヘンダーソンのグラウンダーの縦パスにボックス内で反応したアレクサンダー=アーノルドが競ったこぼれ球に反応したオリジが左足で一度ボールを浮かせてからピッチに叩きつける見事な左足の反転シュートをゴール右下隅に流し込み、点差を1点に縮める。

残り10分余りで1点差に戻ったことで、試合の行方が再びわからなくなった中、逃げ切りを図るウェストハムは殊勲のボーエンとベンラーマの両翼を下げてサイドバックのツォウファルとマズアクを投入した。

その後、何とか追いつきたいリバプールは決死の攻勢を仕掛けてセットプレーからマネ、オリジとボックス内で決定的なヘディングシュートを放つが、いずれのシュートもゴールを割ることができなかった。

そして、今季唯一リーグ無敗を継続していたリバプールに土を付けたウェストハムが、4連勝で3位に浮上した。

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