主力起用のローマ、2度のビハインド追いつくもボデ/グリムトにリベンジならず…《ECL》

2021.11.05 07:22 Fri
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Getty Images
ローマは4日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)・グループC第4節でボデ/グリムトとホームで対戦し、2-2のドローで試合を終えた。

ローマは前節、敵地での前回対戦では極寒の気温、人工芝の悪環境を考慮し、主力を温存して臨んだ結果、ノルウェーの強豪に屈辱的な1-6の大敗を喫した。

そのリベンジに燃えるモウリーニョ率いるチームは、1-2で敗戦した直近のセリエAのミラン戦から先発2人を変更。負傷のペッレグリーニに加え、ビーニャをベンチに置き、エル・シャーラウィとダルボエを起用した。
スタメン選考からこの試合に懸ける強い思いを見せたローマは、立ち上がりの相手の時間帯を危なげなく凌ぐと、徐々に攻勢を仕掛けていく。

比較的高い相手の背後を狙うザニオーロとエル・シャーラウィの両翼を起点にチャンスの取っ掛かりを見いだそうとする中、20分過ぎにはボックス中央でエイブラハムがボレーシュートを狙う。さらに、直後の24分には右CKの場面でヴェレトゥの浮き球のボールをファーに走り込んだエル・シャーラウィがダイレクトボレーで合わすが、DFにディフレクトしたボールはわずかに枠の左へ外れる。

その後はヴェレトゥの絶妙なスルーパスに抜け出したザニオーロに絶好機が訪れるが、フリーのエイブラハムを使わずに強引に仕掛けたところを相手DFに阻止されるなど、ここ最近の課題である最後の精度、連携の質を欠く。

すると、前半終了間際には左のハーフスペースを持ち上がったハゲンからの斜めのラストパスをペナルティアーク付近のソルバッケンに圧巻の左足ダイレクトシュートでゴール左隅へ突き刺され、前回対戦同様に先制を許した。

ロマニスタからの痛烈なブーイングを浴びて試合を折り返したホームチームは、ムヒタリアン、ダルボエを下げてビジャールとカルレス・ペレスをハーフタイム明けに同時投入。

すると、54分には中央で仕掛けたザニオーロからの絶妙なスルーパスに抜け出したエル・シャーラウィがボックス左に持ち込んでDF2枚の間を抜く得意の右足のコントロールシュートをファーポストに突き刺し、早い時間帯に追いついた。

ここから一気に試合を引っくり返したいローマだが、前半同様に攻撃から守備の切り替えの際に甘さが見受けられると、65分には右サイド深くでサンプステッドが上げたクロスをボックス内でドフリーにしたボッタイムに頭で合わせられ、再びビハインドを背負う。

この展開にホームサポーターの怒りが募る中、モウリーニョ監督はザニオーロとエイブラハムを下げてショムロドフ、マジョラルとフレッシュなアタッカーの投入でゴールをこじ開けにかかる。

後半半ばから終盤にかけては完全にローマが押し込む展開を作り出すが、再三のシュートが枠を捉えられない。さらに、レフェリングや相手の球際の激しさにフラストレーションを溜めて自らリズムを失う。

それでも、ホーム連敗は許されないジャッロロッシは84分、セットプレーの二次攻撃から左サイドに流れたマジョラルがファーを狙った正確なクロスを供給。これをイバニェスが頭で枠に飛ばすと、GKにゴールライン上でかき出されたものの、ゴールラインテクノロジーによってゴールが認められた。

ようやく追いついたローマはさらにリスクを冒して前に出るが、首位キープに向けて気迫の守備を見せるボデ/グリムトを相手に3点目を奪い切るまでには至らず。

この結果、2度のビハインドを追いつく気概は見せたローマだったが、主力を起用しながらも勝ち点1を得るに留まり、グループ2位のまま残り2節を戦うことになった。

ローマ 2-2 ボデ/グリムト
【ローマ】
エル・シャーラウィ(54分)
イバニェス(84分)
【ボデ/グリムト】
ソルバッケン(45分+1)
ボッタイム(65分)

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