【J1注目プレビュー|第34節:広島vs鹿島】新体制の広島は何を見せる? 鹿島は3位争いで正念場

2021.11.03 12:35 Wed
©超ワールドサッカー
【明治安田生命J1リーグ第34節】
2021年11月3日(水)
15:00キックオフ
サンフレッチェ広島(10位/45pt) vs 鹿島アントラーズ(6位/56pt)
[エディオンスタジアム広島]
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◆新体制初陣で何を見せる【サンフレッチェ広島】その時は突然訪れた。城福浩監督が突然の退任。このタイミングでの退任は驚きも多かった。
今シーズンはここまで11勝12分け10敗と5分の成績。順位も中位にいる状況で、残留も問題ない。その中での突然の退任は、漂う停滞感からの脱却を求めてものとも考えられる。

若手の才能を見出し、積極的に起用をしてきた城福監督だったが、チームは初年度をピークに成績は下降線を辿っていた。さらに厳しかったのが引き分けの多さ。負けを引き分けにしているというよりは、勝ち試合を取りこぼしている状況が目立ち、どこかモヤモヤしたものが残る状態だった。
そんな中の突然の監督交代。ヘッドコーチである沢田謙太郎氏が監督として残り試合を指揮するわけだが、求められているのは未来へ繋げること。目標がない今、自分たちに矢印を向けられるか。残り5試合の広島のポイントだ。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:林卓人
DF:野上結貴、荒木隼人、佐々木翔
MF:藤井智也、青山敏弘、ハイネル、東俊希
MF:エゼキエウ、森島司
FW:ドウグラス・ヴィエイラ
監督:沢田謙太郎

◆完敗の天皇杯から何を学ぶ【鹿島アントラーズ】

3位を争う中で負けられない戦いが続く鹿島。前節はFC東京を相手に、1-2でしっかりと勝利を収めている。

しかし、1週間前の天皇杯準々決勝では、川崎フロンターレを相手に完敗。力の差をまざまざと見せつけられることとなってしまった。

このところの鹿島は勝負強さが欠けている印象。負ける時はあっさりと負けてしまうというのが気がかりだ。チームとしての雰囲気は悪くなさそうだが、確固たる戦術を持ち合わせているとは言い難く、相手を跳ね返せない部分が散見される。

押し込まれていても粘り強く戦えていた鹿島を取り戻せるのか。あっさりとやられることを改善できなければ、3位争いからも脱落することになるだけに、しっかりと結果を見せたい。

★予想スタメン[4-4-1-1]
GK沖悠哉
DF:常本佳吾、関川郁万、町田浩樹、安西幸輝
MF:ファン・アラーノ、ディエゴ・ピトゥカ、三竿健斗、アルトゥール・カイキ
FW:土居聖真、上田綺世
監督:相馬直樹

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