ブライトン戦のドローを悔いるクロップ「負けたような気分」

2021.10.31 14:15 Sun
Getty Images
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、ドローに終わったブライトン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
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リバプールは30日、プレミアリーグ第10節でブライトンと対戦した。前節はマンチェスター・シティを苦しめたブライトンだが、リバプールは開始4分にMFジョーダン・ヘンダーソンのゴールで先制すると、24分にはFWサディオ・マネの追加点が生まれ、余裕の試合運びを見せる。
しかし、前半のうちに1点を返されると、後半は立ち上がりにFWモハメド・サラーがネットを揺らしたもののオフサイドで認められず、一転して暗雲が立ち込める展開に。すると65分に同点に追いつかれ、その後もブライトンペース。試合は結局2-2の引き分けに終わった。

クロップ監督は試合後、2点リードを追いつかれ悔しさをあらわに。それでも逆境を跳ね除けたブライトンを称賛する姿勢を見せた。

「負けではないとわかっていても敗北のように感じているよ。ブライトンにとっては当然の勝ち点だが、その理由は様々だ。ある時間帯の我々は本当に良い試合をしていたし、ブライトンに対する正しい戦い方ができていた。しかし、そうでない時の我々は彼らに対して扉を開けてしまっていた」
「ブライトン戦の最も適切な守り方はボールを保持することだが、それが十分にできなかった。だからこそ、信じられないような2つのゴールが生まれたんだと思う。サディオのゴールは私のリバプールでの6年間でもお気に入りのひとつだ」

「それから、相手は2ゴールで追いついた。クロスかどうだったかはわからないが、ゴールが決まってしまったのだから気にすることではない。その時の我々はもう十分なサッカーができず、正しいサッカーもできなかった」

「後半のモー(サラー)のゴールが認められなかった後の我々は多くのチャンスは作れていなかったと思う。最後の4、5分はもう一度前に出たが、それまでは、ボールを持った時は試合を落ち着かせ、持たれた時は守りに徹していた。ただ、彼らの2点目は素晴らしかった。それが勝ち点に値する理由だ」

クロップ監督はまた、ブライトンを指揮するグレアム・ポッター監督に対しても称賛の言葉を述べている。

「彼は必要なものを全て揃えている。私に言えるのは、彼はイイ奴で、チームは彼の能力を反映しているということ。それはとても素晴らしいことだ。フットボールに対する明確な考えを持ち、素晴らしい仕事を実践しているよ」

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