【セリエA第8節プレビュー】ラツィオvsインテル、ユーベvsローマ開催

2021.10.16 08:00 Sat
Getty Images
代表ウィーク前に行われた前節、ミランがアタランタに勝利し、6勝目をマーク。ユベントスがトリノとのダービーを制し、3連勝とした。そしてナポリが開幕7連勝で首位をキープ。インテルとローマがそれぞれ5勝目を挙げた。迎える第8節、ラツィオvsインテル、ユベントスvsローマのビッグマッチ2試合が開催される。
PR
まずは土曜開催のラツィオvsインテル。ラツィオは前節、ボローニャ相手にまさかの完敗。ディフェンスリーダーのアチェルビも退場となり、インテル戦は欠場となる。ローマ・ダービーの勝利を含め、公式戦2連勝で勢いに乗りかけていた矢先での完敗劇となった中、ラツィオはインテル相手にバウンスバックとなるか。
対するインテルは前節、サッスオーロ相手に途中出場FWジェコの1ゴールとPK獲得によって逆転勝利を収めた。5勝2分けと無敗を維持する中、S・インザーギ監督の古巣対決を制し、ここまで旋風を巻き起こしているチャンピオンズリーグ(CL)のシェリフ戦に向かいたい。

続いて日曜開催のユベントスvsローマ。ユベントスは前節、トリノ・ダービーをMFロカテッリの終盤弾で制した。苦しい試合をウノゼロで制し、徐々にユベントス伝統の堅守が戻ってきた様子だが、ローマ相手にも復調の兆しを示せるか。

一方のローマは前節、エンポリ相手に出場停止明けのMFペッレグリーニ弾などで勝利。代表戦で負傷したFWエイブラハムはベンチスタート予想だが、ローマ・ダービーの敗戦を払拭した中、復調気味のユベントスを叩いて上位追走としたい。
唯一の開幕7連勝としたナポリは、トリノとのホーム戦に臨む。ナポリは前節、フィオレンティーナ相手に前半苦戦しながらも、ハーフタイム間際のPK獲得と、後半開始直後のセットプレー弾で逆転勝利とした。チームとしての地力を見せ付けた中、ユベントス相手に善戦しながらも惜敗したトリノを下して8連勝となるか。

そしてそのナポリを2ポイント差で追う2位ミランは、ヴェローナとのホーム戦を戦う。ミランは前節アタランタ戦を3-2で逃げ切り勝利。終盤の2失点で追い上げられたものの、78分までに3-0とリードする余裕の試合運びを見せた。しかしDFテオ・エルナンデスとMFディアスがコロナ感染により欠場が確定。両主軸を欠く中、トゥドール監督就任後、4戦で2勝2分けと負けなしのヴェローナを下してCLポルト戦に向かえるか。

ウディネーゼとの打ち合いを演じたサンプドリアは、カリアリとのアウェイ戦に臨む。ここ3試合で10失点と守備が崩壊しているだけにDF吉田としては汚名を返上したいところだ。

◆セリエA第8節
▽10/16(土)
《22:00》
スペツィアvsサレルニターナ
《25:00》
ラツィオvsインテル
《27:45》
ミランvsヴェローナ

▽10/17(日)
《19:30》
カリアリvsサンプドリア
《22:00》
エンポリvsアタランタ
ウディネーゼvsボローニャ
ジェノアvsサッスオーロ
《25:00》
ナポリvsトリノ
《27:45》
ユベントスvsローマ

▽10/18(月)
《27:45》
ヴェネツィアvsフィオレンティーナ

PR
関連ニュース

ザッカーニがラツィオと2029年まで契約延長!「信じてくれる人々の誇りを胸に」

ラツィオは18日、イタリア代表FWマッティア・ザッカーニ(28)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2029年6月30日までとなる。 新契約にサインしたザッカーニは、自身のインスタグラムで以下のようにコメントしている。 「2021年8月31日からこのジャージを着ているし、これからもずっとそうしていくつもりだ。鷲をシンボルとして持つ者として、より高く、より高みに飛んでいけると信じてくれる人々の誇りを胸に。これからも共に」 2021年夏にヴェローナから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入したザッカーニ。すぐに主軸の座を掴み翌シーズンから完全移籍に移行すると、これまで公式戦112試合に出場し20ゴール18アシストをマーク。今シーズンもいくつかの負傷がありながら公式戦31試合で5ゴール1アシストの成績を残している。 現行の契約が2025年までの同選手に対してはユベントスやフィオレンティーナが関心を示しており、去就が不透明になっていたが、ラツィオとの長期契約を決断した。 2024.04.19 00:00 Fri

去就注目の鎌田大地、1万6000円払えばラツィオと2027年6月まで契約延長か

今夏の去就が注目を集めているラツィオの日本代表MF鎌田大地(27)だが、今後数週間がポイントになるようだ。 フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。 しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。 すると、トゥドール監督は鎌田を評価。リーグ戦では3試合連続で先発起用され、80分、90分、90分と多くの時間を与えられている。 退団するという話も浮上している中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が鎌田の状況をレポート。クラブとの契約について伝えた。 鎌田は1年契約を結び、2年間の延長オプションがついているとされていたが、どうやらその契約延長の条項発動には期限があるという。 ロマーノ氏によれば、5月末までがオプション行使の期限とのこと。その金額は100ユーロ(約1万6000円)とのことで、鎌田がクラブに支払うことで、契約が2027年6月まで延長することになるという。 その金額を支払わなければ、鎌田はフリーとなり、他クラブへの移籍が可能となるという。 ポジションを掴み始め、監督からの信頼も得ている鎌田。1年で新天地に行くのかどうか、注目を集めることになる。 2024.04.18 14:35 Thu

フェリペ・アンデルソンは退団決定も…ラツィオとザッカーニが契約延長で基本合意か

ラツィオはイタリア代表FWマッティア・ザッカーニ(28)との契約延長を急いでいるようだ。 ザッカーニは2021年夏に、ヴェローナから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入。主軸の座を掴み翌シーズンから完全移籍に移行すると、今シーズンもいくつかの負傷がありながら公式戦31試合5ゴール1アシストの成績を残している。 そんなザッカーニとラツィオの契約は2025年夏まで。今夏に契約が残り1年となる同選手に対してはユベントスやフィオレンティーナが関心を示しており、去就が不透明になっていた。 しかし、イタリア『トゥットメルカート』によるとラツィオは元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソン(31)の今シーズン限りでの退団が決定したことを受け、ザッカーニとの交渉に注力。2029年夏までの契約延長で基本合意に達したとのことだ。 ラツィオはこれによってフェリペ・アンデルソン退団のダメージを和らげたい思惑を持っており、近いうちに正式発表まで至ることを期待している。 2024.04.17 12:40 Wed

今夏フリーのフェリペ・アンデルソンがブラジルに電撃復帰! 家族事情でユーベ蹴る

元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソン(31)の母国復帰が電撃的に決まった。 一度はウェストハムとポルトでのプレーでラツィオを離れたが、2021年夏に舞い戻ったF・アンデルソン。ラツィオでは通算319試合の出場数(58得点63アシスト)を誇り、今季の攻撃陣でも中心を担う。 だが、ラツィオとは今季が契約最終年。つい先日までは合意報道のユベントス行きが濃厚視されたが、パウメイラスが15日に今夏加入決定を発表。契約は7月1日からで、2027年12月31日までとなる。 欧州の移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、先週の段階でユベントスから3年契約のオファーがあったが、家族事情を考慮し、母国復帰を決意したという。 渦中のF・アンデルソンはインスタグラムのストーリーで「ラツィオ、そしてずっとサポートしてくれている人々に敬意を表し、契約更新の合意に至らなかった旨をお知らせする」とし、最後まで全力を誓った。 31歳の誕生日となる15日に今夏のパウメイラス行きで将来が決着したF・アンデルソン。ユベントス行きが有力視されるなかの母国復帰となった。 2024.04.16 10:55 Tue

鎌田大地はやはり退団の意志が固い? 3試合連続先発で序列に変化も延長OPは行使せずか…新天地にはドイツ2クラブも浮上

クラブ内での序列に変化が出始めている日本代表MF鎌田大地(27)だが、やはり今シーズン限りでラツィオを退団する見込みだという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。 フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。 しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。 すると、トゥドール監督は鎌田を評価。リーグ戦では3試合連続で先発起用され、80分、90分、90分と多くの時間を与えられている。 加えて、10番を背負うMFルイス・アルベルトが退団の意志を示し、ライバルが1人減る展開に。それでも、鎌田は1年契約を全うしてラツィオを離れると見られている。 鎌田とラツィオの契約は1年だが、延長オプションも付帯しているとのこと。ただ、このオプションを発動する権利はクラブ側ではなく、鎌田側が持っているとのことで、現時点で行使する意思がないようだ。 なお、鎌田の新天地にはドイツの2クラブが浮上。昨シーズンまでプレーしたフランクフルト、そして予てから獲得に関心を持っており、日本代表DF板倉滉、U-23日本代表FW福田師王が所属するボルシアMGの名前が挙がっている。 2024.04.15 12:45 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly