「正直ほっとしている」不服申し立てが認められた福島が声明、処分受けたMCの復帰も希望
2021.10.14 18:45 Thu
福島ユナイテッドFCは14日、不服申立ての裁定結果通告について声明を発表した。
福島は、5月16日に行われた明治安田生命J3リーグ第8節のヴァンラーレ八戸戦にて、新型コロナウイルス(COVID-19)のJリーグ公式検査で陰性判定を得ていない選手を出場させていた。
Jリーグ規律委員会は、試合エントリーの要件として、『指定公式検査において陰性判定を得ていること』を定めていたが、その資格がない選手を出場させていたこととなり、これが出場資格の無い選手を公式試合に不正出場させたものであり、JFA懲罰規程競技及び競技会における懲罰基準3-3.『出場資格の無い選手の公式試合への不正出場(未遂を含む)』に該当すると判断されていた。
その結果、けん責処分に加え、2-0で勝利した試合を0-3での敗戦扱いとなる事に。しかし、この懲罰決定に対し、
福島が8月24日付で不服申立て。選手のエントリー資格と出場資格は、Jリーグ規約内で別に定められており、エントリー手続きに不備があったとしても、出場資格は有するとして、規定の適用に誤りがあるということ。また、選手の出場に関しては、マッチコミッショナーからの許可があったためとし、懲罰の撤回を求めていた。
福島は、鈴木勇人代表取締役社長の名義で声明を発表。不服申し立てが認められた事に感謝を述べ、原因を作り、無期限での割り当て禁止処分を受けたマッチコミッショナーの復帰を求めた。
「この度の不服申立に対して慎重かつ公平に審議を賜り、原懲罰の一部取消しの決定になったことに対して正直ほっとしております。関係頂きましたすべての皆様にお礼申し上げます。また、激励を頂いた全国のファン.サポーターの皆様に心から感謝いたします」
「しかしながら、クラブの不備によって起因した問題であり、事実に対して真摯に向き合い、再発防止だけでなく、クラブ体制の充実と地域の発展のためにこれからも全力で取組んでまいります」
「また、先に処分が科されたマッチコミッショナーの方々は、これまで常に平等にクラブに寄り添いながらリーグの発展に尽力されてきた方々です。是非とも以前のように現職に戻して頂けるよう切に希望いたします」
「福島ユナイテッドFCは皆様の応援に応えるため、決してあきらめることなく残りのシーズンを戦い抜きます。これまで以上の熱い応援をよろしくお願いいたします」
福島は、5月16日に行われた明治安田生命J3リーグ第8節のヴァンラーレ八戸戦にて、新型コロナウイルス(COVID-19)のJリーグ公式検査で陰性判定を得ていない選手を出場させていた。
Jリーグ規律委員会は、試合エントリーの要件として、『指定公式検査において陰性判定を得ていること』を定めていたが、その資格がない選手を出場させていたこととなり、これが出場資格の無い選手を公式試合に不正出場させたものであり、JFA懲罰規程競技及び競技会における懲罰基準3-3.『出場資格の無い選手の公式試合への不正出場(未遂を含む)』に該当すると判断されていた。
福島が8月24日付で不服申立て。選手のエントリー資格と出場資格は、Jリーグ規約内で別に定められており、エントリー手続きに不備があったとしても、出場資格は有するとして、規定の適用に誤りがあるということ。また、選手の出場に関しては、マッチコミッショナーからの許可があったためとし、懲罰の撤回を求めていた。
そんな中、JFA不服申立委員会は14日に審議結果を発表。福島の不服申し立てを認め、0-3での敗戦を取り消しとし、2-0での勝利へと戻していた。
福島は、鈴木勇人代表取締役社長の名義で声明を発表。不服申し立てが認められた事に感謝を述べ、原因を作り、無期限での割り当て禁止処分を受けたマッチコミッショナーの復帰を求めた。
「この度の不服申立に対して慎重かつ公平に審議を賜り、原懲罰の一部取消しの決定になったことに対して正直ほっとしております。関係頂きましたすべての皆様にお礼申し上げます。また、激励を頂いた全国のファン.サポーターの皆様に心から感謝いたします」
「しかしながら、クラブの不備によって起因した問題であり、事実に対して真摯に向き合い、再発防止だけでなく、クラブ体制の充実と地域の発展のためにこれからも全力で取組んでまいります」
「また、先に処分が科されたマッチコミッショナーの方々は、これまで常に平等にクラブに寄り添いながらリーグの発展に尽力されてきた方々です。是非とも以前のように現職に戻して頂けるよう切に希望いたします」
「福島ユナイテッドFCは皆様の応援に応えるため、決してあきらめることなく残りのシーズンを戦い抜きます。これまで以上の熱い応援をよろしくお願いいたします」
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