不遇をかこつファン・デ・ベーク、ファーディナンド氏は「優し過ぎる」性格が原因と主張
2021.10.07 16:50 Thu
解説を務めるリオ・ファーディナンド氏が、古巣マンチェスター・ユナイテッドで燻るオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークがベンチを温める続けている要因を語った。
ファーディナンド氏は、オランダ代表MFがベンチに座り続ける理由として「この状況に対する態度があまりに親切で礼儀正し過ぎる」とコメント。自身のYouTubeチャンネル『FIVE』で性格面が裏目に出ている部分もあると自論を述べた。
「ドニー・ファン・デ・ベークの大きな特徴は素晴らしい人物であるということ。以前にも番組に出演してもらったことがあるが、本当に穏やかでリラックスした男だった」
「おかしな状況だと思う。もし、彼が悪い奴で、気性が荒くて声が大きかったら、マンチェスター・ユナイテッドにはいなかっただろう」
「前に彼と会ったとき、私は言った。『何が起ころうとも一生懸命努力しろよ』とね。『こうした経験こそが人を作り、人間としての君を作るだけでなく、選手としての君を築いていく。それが個性だ。そして、いずれ振り返ったときに、それが自分を強くしてくれたと思えるようになるはずだ』とも」
「今はわからないだろうが、いつか振り返ったときに『あれが俺を強くしてくれたんだ』と感じることができると思う。そして、それを燃料にして、キャリアの次の段階が来たときに彼を後押ししてくれるだろう」
レジェンドから金言を授かったファン・デ・ベーク。先日のビジャレアル戦では監督に対しガムを投げつけるようなジェスチャーが見られるなど、不満はピークに達しているようだが、どうにかこの状況を打開して欲しいところだ。
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ファン・デ・ベークは昨夏に3500万ポンドの移籍金でアヤックスから加入。2018-19シーズンのチャンピオンズリーグでアヤックスをベスト4に導いた立役者として高い期待がかけられていたが、昨季のプレミアリーグにおけるトータル出場時間は511分と6試合分にも満たず、先発はわずか4回のみ。また、今季も7試合を消化した時点での出場は第4節のニューカッスル戦の6分のみと、不遇をかこつ。「ドニー・ファン・デ・ベークの大きな特徴は素晴らしい人物であるということ。以前にも番組に出演してもらったことがあるが、本当に穏やかでリラックスした男だった」
「おかしな状況だと思う。もし、彼が悪い奴で、気性が荒くて声が大きかったら、マンチェスター・ユナイテッドにはいなかっただろう」
「そして時に優しすぎたり、礼儀正し過ぎたりして現状に反発できないでいると、自分自身が本当に臨んでいる状況を得られないことがある。そして、それがドニー・ファン・デ・ベークのような人物にとっての問題なのだろう」
「前に彼と会ったとき、私は言った。『何が起ころうとも一生懸命努力しろよ』とね。『こうした経験こそが人を作り、人間としての君を作るだけでなく、選手としての君を築いていく。それが個性だ。そして、いずれ振り返ったときに、それが自分を強くしてくれたと思えるようになるはずだ』とも」
「今はわからないだろうが、いつか振り返ったときに『あれが俺を強くしてくれたんだ』と感じることができると思う。そして、それを燃料にして、キャリアの次の段階が来たときに彼を後押ししてくれるだろう」
レジェンドから金言を授かったファン・デ・ベーク。先日のビジャレアル戦では監督に対しガムを投げつけるようなジェスチャーが見られるなど、不満はピークに達しているようだが、どうにかこの状況を打開して欲しいところだ。
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