33歳のキャプテン、ヌリ・シャヒンがアンタルヤスポル指揮官に就任…選手兼監督は「自分で決めるだろう」と会長が語る

2021.10.06 11:24 Wed
Getty Images
アンタルヤスポルは6日、選手として所属している元トルコ代表MFヌリ・シャヒン(33)が新監督に就任することを発表した。

今シーズンのスュペル・リグで14位と低迷しているアンタルヤスポル。4日には成績不振を理由に、エルスン・ヤナル監督の解任を発表していた。

そして、今回その後任に抜擢されたのが2020年夏に加入して以降、キャプテンとしてプレーしているシャヒン。現役選手ながら33歳で指導者の道を歩み始め、すでにチームトレーニングを指揮している。
アンタルヤスポルのアジス・セティン会長は、シャヒンの指揮官就任についてトルコ『Gazate Duvar』に「我々は5年契約に合意した。幸運を祈る」とコメント。選手としては2022年6月までの契約だったが、監督としての契約期間は2026年までの5年間となった。

また、選手としての活動については「ピッチでプレーするかどうかは彼が自分で決めるだろう。彼は世界で最も成功した選手の1人だ」と語り、選手兼監督としての選択肢があると話した。
ドルトムントの下部組織で育ったシャヒンは、当時の史上最年少記録となる16歳と335日の若さでブンデスリーガデビュー。その後はレアル・マドリーや、リバプールといった名立たるビッグクラブを渡り歩き、2020年夏に母国トルコのアンタルヤスポルに加わっていた。

ヌリ・シャヒンの関連記事

ドルトムントのニコ・コバチ監督(53)は、成績次第で今夏にクラブを去る可能性があるようだ。 今シーズンはクラブOBでもあったヌリ・シャヒン監督の下で臨むも、思うような成績を残せていなかったドルトムント。ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ(CL)での苦戦を受けて先月にシャヒン監督を解任すると、新たにコバチ監督が今 2025.03.11 12:05 Tue
前マンチェスター・ユナイテッド指揮官のエリク・テン・ハグ氏が、退任後初めてコメントを残している。 2022年7月にユナイテッドの指揮官に就任し、2022-23シーズンはEFLカップ(カラバオカップ)、2023-24シーズンはFAカップを制したテン・ハグ氏。しかし、プレミアリーグでは思うような結果を残せず、14位に 2025.02.24 22:10 Mon
ドルトムントのニコ・コバチ監督が8日に行われ、1-2で敗れたブンデスリーガ第21節シュツットガルト戦を振り返った。 11位と低迷する中、ヌリ・シャヒン前監督の後を受けたコバチ監督のドルトムント初陣。5位に付けるシュツットガルト相手にホームで押し気味に試合を進めていたが、後半開始5分に古巣対決となるDFヴァルデマー 2025.02.09 13:00 Sun
ドルトムントは6日、テクニカルディレクターを務めるスヴェン・ミスリンタート氏(52)の解任を発表した。 ユルゲン・クロップ監督時代のドルトムントで若手発掘の手腕を高く評価され、以降はアーセナルやシュツットガルト、アヤックスといったクラブでもリクルート部門の責任者を歴任してきたミスリンタート氏。 昨年5月には 2025.02.07 10:05 Fri
ドルトムントのニコ・コバチ監督は、就任の喜びや主将であるドイツ代表MFエムレ・ジャンへの信頼を語った。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。 今シーズンはクラブOBでもあったヌリ・シャヒン監督の下で臨むも、思うような成績を残せていなかったドルトムント。ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ(CL)での苦戦を受けて 2025.02.05 11:55 Wed

記事をさがす

ヌリ・シャヒンの人気記事ランキング

1

スロットの後任最有力…フェイエノールトがチェコ1部王者からプリスケ監督を引き抜きへ

フェイエノールトがスパルタ・プラハからブライアン・プリスケ監督(47)を引き抜きへ。 昨季オランダ1部・エールディビジ優勝、今季KNVBベーカー優勝と、2季連続でタイトル獲得に導いたアルネ・スロット監督がリバプールへ向かうこととなったフェイエノールト。 水面下で後任を探し、一時は元所属選手でドルトムントのアシスタントコーチ、ヌリ・シャヒン氏(35)も浮上したが、どうやら今季のチェコ1部王者を率いる指揮官が最有力なようだ。 オランダ『Voetbal International』によると、ゼネラル・マネージャー(GM)兼テクニカル・ディレクター(TD)のデニス・デ・クローゼ氏が31日、表題のプリスケ氏と交渉に臨むとのこと。 プリスケ氏は元デンマーク代表DFで、ミッティランやクラブ・ブルージュ、ポーツマスなどに在籍。古巣ミッティランで監督キャリアを歩み出し、ロイヤル・アントワープの指揮を経て、昨季からスパルタ・プラハで現職だ。 1年目の昨季はチームを8年ぶりとなるチェコ1部王者へ導き、今季で2連覇。また、今季のヨーロッパリーグ(EL)ではレアル・ベティスを沈めてグループステージ突破…最後はリバプールに惨敗もラウンド16まで進出している。 プリスケ氏とフェイエノールトの契約交渉、フェイエノールトとスパルタ・プラハの契約解除交渉がまとまった場合、氏は自らの技術班(副官など)2人と共に、ロッテルダムへ向かうものと見られている。 2024.05.31 11:25 Fri
2

新生ドルトムント、ブラントが“念願叶って”新10番に! 「僕にとって神秘的な数字」

ドルトムントの新たな10番にドイツ代表MFユリアン・ブラントが決定した。 ドルトムントでは今年1月にマンチェスター・ユナイテッドから出番を求め、シーズン終了まで復帰したイングランド代表FWジェイドン・サンチョが背負った番号だが、クラブ間での再レンタルを巡る交渉が進まず、現状は空き番だった。 そのなか、ヌリ・シャヒン新監督のもとでプレシーズンがスタートしたドルトムントは11日にクラブ公式サイトでブラントの新10番継承を発表。昨季まで5シーズンにわたって19番をつけ、今や中心選手と化す28歳MFは決意を新たにした。 「ジェイドンのローン契約が終わったのがきっかけだ。僕は数年前にこの数字を巡って(スポーツディレクターの)セバスチャン・ケールと話をしていたんだ」 「当時は事情があって実現しなかったけど、今はこうしてその機会が巡った。このクラブに来て数年にもなるけど、楽しみだ。僕にとって、神秘的な数字なんだ」 ブラントは2019年夏にレバークーゼンから加わり、ここまで通算216試合で40得点50アシスト。代表でも47キャップを刻むなか、昨季のドルトムントでも公式戦47試合で10得点16アシストと不動の地位を築き、攻撃陣の舵取り役を担う。 そんなドルトムントはこの夏に来日。新10番が日本でどんなパフォーマンスを披露してくれるのか楽しみだ。 2024.07.13 10:40 Sat
3

SB補強ポイントのドルトムント、昨季ジローナ躍進支えた両翼に関心か

ドルトムントが、昨シーズンのジローナの大躍進を支えた両サイドバックの獲得に動いている。ドイツ『スカイ』が報じている。 昨シーズンのチャンピオンズリーグ準優勝チームのドルトムントだが、シーズンを通してはサイドバックの問題が顕著だった。ノルウェー代表DFユリアン・リエルソンは両サイドで安定したパフォーマンスを披露したが、それ以外は負傷などもあり期待外れのパフォーマンスに。また、今年1月にチェルシーからレンタル移籍で加入したオランダ代表DFイアン・マートセンは今夏の買い取りを目指したが、アストン・ビラに引き抜かれた。 ヌリ・シャヒン新監督を迎え、各ポジションのテコ入れを図る中、サイドバックではブラジル代表DFヤン・コウト(22)、スペイン代表DFミゲル・グティエレス(23)の2選手を補強候補に挙げている。 ウイングもこなす攻撃的な右サイドバックのコウトに関しては選手サイドとすでに交渉を行っており、選手本人はジグナル・イドゥナ・パルク行きに前向きな姿勢を示しているという。ただ、保有元のマンチェスター・シティとの交渉が必要となり、クラブは2000万~2500万ユーロ(約34億4000万~43億円)程度の金額での獲得を目指しているようだ。 一方、左サイドバックのターゲットとなるグティエレスは豊富な運動量とアスリート能力に加え、ウイングやインテリオールの役割もこなせる多才なプレースタイルの持ち主だ。コウト以上の人気株は買い戻し条項を有するレアル・マドリーが主導権を握っており、現時点ではより困難なオペレーションとなる。 報道によると、同選手に関しては個人間、クラブ間の双方で具体的な動きには発展しておらず、他の候補と並行しながらチャンスを窺う形となる。 2024.07.15 14:10 Mon
4

ドルトムントに痛手、ジューレが再離脱で数カ月の離脱へ

ドルトムントのドイツ代表DFニクラス・ジューレが右足首のじん帯を痛め、数カ月の離脱となるようだ。ドルトムントを率いるヌリ・シャヒン監督が11日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)バルセロナ戦前日会見で明かした。 ジューレは8日に行われたブンデスリーガ第13節ボルシアMG戦に先発。83分に交代していたが、この試合で10月に痛めた同箇所の右足首を痛めたとのこと。 ジューレは1日のバイエルン戦で約1か月半の離脱を経て戦列に戻ってきたが、再離脱となってしまった。 同じくセンターバックを務めるドイツ代表DFヴァルデマール・アントンも股関節を痛めて戦列を離れており、バルセロナ戦では本職MFのエムレ・ジャンがDFニコ・シュロッターベックとコンビを組むことが予想されている。 2024.12.11 14:00 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly