途中出場ケインが30分でハットトリック! スパーズが5発快勝でダービー敗戦を払しょく《ECL》
2021.10.01 06:00 Fri
トッテナムは9月30日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)・グループG第2節でスロベニアのムラとホームで対戦し、ホームのトッテナムが5-1で快勝した。
先週末に行われたアーセナルとのノースロンドン・ダービーで1-3の完敗を喫し、開幕3連勝からのリーグ3連敗となったトッテナム。早くもヌーノ監督の進退問題が報じられる中、今節は格下相手のホームゲームで白星奪取を狙った。
今週末に難敵アストン・ビラ戦を控える中、アーセナル戦からはレギロンとデレ・アリを除く先発9人を変更。[4-2-3-1]の布陣を採用し、1トップのスカーレットの下に、右からロ・チェルソ、デレ・アリ、ブライアン・ヒルが並んだ。
立ち上がりからエンジン全開のトッテナムがいきなりゴールをこじ開ける。開始2分、ボックス内に抜け出したデレ・アリがGKにアフターチャージを受けてPKを獲得。これをデレ・アリ自らゴール左隅に流し込み、4分の先制点とした。
さらに、畳みかけるホームチームは8分、波状攻撃からウィンクスの浮き球の縦パスに反応したロ・チェルソが、果敢な仕掛けでボックス左に持ち込んで左足の強烈なシュートを右のサイドネットに突き刺した。
前半半ばを過ぎて再び攻撃のギアを上げたホームチームは、トップチーム初ゴールを目指す17歳FWスカーレットが積極的な仕掛けを見せれば、トップ下で攻撃を組み立てるデレ・アリも積極的にフィニッシュに絡んでいく。だが、デレ・アリの際どいシュートが相手GKの好守に阻まれるなど、前半の内に3点目を奪うまでには至らず。
すると、後半の立ち上がりの53分には相手の左CKの流れからペナルティアーク付近でこぼれ球に反応したコウスに見事な右足のダイレクトボレーをゴール右隅の完璧なコースに突き刺され、点差を縮められる。
その後、60分にデレ・アリ、スカーレット、ブライアン・ヒルを下げてケイン、ソン・フンミン、ルーカス・モウラの主力3人を同時投入したホームチームは、ここから攻勢を強めていく。
すると、68分には相手陣内右のハーフスペースでボールを受けたルーカスからの絶妙な斜めのグラウンダースルーパスに反応したケインが飛び出したGKの手前で右足のスライディングシュートを決め切り、再び点差を2点に戻した。
これで完全に流れを引き寄せたトッテナムはここからエースの独壇場に。76分、レギロン、ロ・チェルソ、ソン・フンミンと見事なダイレクトパスが繋がり韓国代表FWがボックス左まで持ち込むと、最後はゴール前で待ち受けるケインへプレゼントパスを送ると、これを難なくワンタッチで流し込む。
さらに、試合終了間際の88分にはボックス手前左でボールを受けたロ・チェルソからの斜めのスルーパスにオフサイドぎりぎりで抜け出したケインが落ち着いたトラップからすかさず右足をコンパクトに振り抜き、ゴール左隅へ流し込んだ。
そして、途中投入のケインがわずか30分足らずでハットトリックを達成するなど、格下相手に5発快勝のトッテナムがECL初勝利を挙げると共に、ダービー敗戦のショックを払しょくした。
トッテナム 5-1 ムラ
【トッテナム】
デレ・アリ(4分[PK])
ロ・チェルソ(8分)
ケイン(68分)
ケイン(76分)
ケイン(88分)
【ムラ】
コウス(53分)
先週末に行われたアーセナルとのノースロンドン・ダービーで1-3の完敗を喫し、開幕3連勝からのリーグ3連敗となったトッテナム。早くもヌーノ監督の進退問題が報じられる中、今節は格下相手のホームゲームで白星奪取を狙った。
今週末に難敵アストン・ビラ戦を控える中、アーセナル戦からはレギロンとデレ・アリを除く先発9人を変更。[4-2-3-1]の布陣を採用し、1トップのスカーレットの下に、右からロ・チェルソ、デレ・アリ、ブライアン・ヒルが並んだ。
さらに、畳みかけるホームチームは8分、波状攻撃からウィンクスの浮き球の縦パスに反応したロ・チェルソが、果敢な仕掛けでボックス左に持ち込んで左足の強烈なシュートを右のサイドネットに突き刺した。
キックオフから10分も経たない内に2点のリードを手にしたトッテナムは、ややゲームのペースを落としながら冷静に試合をコントロール。相手に深い位置までボールを運ばれるものの、危なげなく撥ね返していく。
前半半ばを過ぎて再び攻撃のギアを上げたホームチームは、トップチーム初ゴールを目指す17歳FWスカーレットが積極的な仕掛けを見せれば、トップ下で攻撃を組み立てるデレ・アリも積極的にフィニッシュに絡んでいく。だが、デレ・アリの際どいシュートが相手GKの好守に阻まれるなど、前半の内に3点目を奪うまでには至らず。
すると、後半の立ち上がりの53分には相手の左CKの流れからペナルティアーク付近でこぼれ球に反応したコウスに見事な右足のダイレクトボレーをゴール右隅の完璧なコースに突き刺され、点差を縮められる。
その後、60分にデレ・アリ、スカーレット、ブライアン・ヒルを下げてケイン、ソン・フンミン、ルーカス・モウラの主力3人を同時投入したホームチームは、ここから攻勢を強めていく。
すると、68分には相手陣内右のハーフスペースでボールを受けたルーカスからの絶妙な斜めのグラウンダースルーパスに反応したケインが飛び出したGKの手前で右足のスライディングシュートを決め切り、再び点差を2点に戻した。
これで完全に流れを引き寄せたトッテナムはここからエースの独壇場に。76分、レギロン、ロ・チェルソ、ソン・フンミンと見事なダイレクトパスが繋がり韓国代表FWがボックス左まで持ち込むと、最後はゴール前で待ち受けるケインへプレゼントパスを送ると、これを難なくワンタッチで流し込む。
さらに、試合終了間際の88分にはボックス手前左でボールを受けたロ・チェルソからの斜めのスルーパスにオフサイドぎりぎりで抜け出したケインが落ち着いたトラップからすかさず右足をコンパクトに振り抜き、ゴール左隅へ流し込んだ。
そして、途中投入のケインがわずか30分足らずでハットトリックを達成するなど、格下相手に5発快勝のトッテナムがECL初勝利を挙げると共に、ダービー敗戦のショックを払しょくした。
トッテナム 5-1 ムラ
【トッテナム】
デレ・アリ(4分[PK])
ロ・チェルソ(8分)
ケイン(68分)
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【ムラ】
コウス(53分)
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