セビージャが終盤のPK弾でヴォルフスブルクとドロー…ザルツブルクは2本のPKでリール撃破《CL》

2021.09.30 07:04 Thu
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループG第2節のヴォルフスブルクvsセビージャが29日に行われ、1-1での引き分けに終わった。
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14日に行われたグループステージ初戦でリールと引き分けたヴォルフスブルクが、同じくザルツブルクとの初戦を引き分けたセビージャをホームに迎えた一戦。立ち上がりから激しいボールの奪い合いが繰り返された試合は、一進一退の展開で時間が推移。そんな中、セビージャは31分に右サイドを抜け出したスソのクロスをファーサイドから走り込んだオカンポスが頭で折り返すと、中央のラファ・ミルが詰めたが、このボールはゴール前のK・ムバブにクリアされた。
ゴールレスで迎えた後半は開始早々にスコアが動く。48分、自陣からのFKを右サイド高い位置で受けたルケバキオがクロスを供給すると、ボックス内でワンバウンドしたボールをファーサイドのヴェグホルストがダイビングヘッド。相手DFに当たったこぼれ球を最後は中央のシュテフェンが左足ボレーで流し込み、ヴォルフスブルクが先制した。

先制を許したセビージャは、52分にクンデとラファ・ミルを下げてラメラとラキティッチを投入。しかし、再び決定機を迎えたのはホームチームだった。
73分、ルーカス・エンメチャの縦パスに反応したヴェグホルストがGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKブヌの残した足に当たり枠の左に外れた。

直後の74分にセビージャは、オカンポスを下げてムニルを投入。すると83分、ヘスス・ナバスの右クロスのこぼれ球に反応したラメラがギラヴォギに足を踏まれる。主審は一度プレーを流したが、VARでの検証の介入でギラヴォギのファウル認められセビージャがPKを獲得。

さらにこのプレーでギラヴォギが2枚目の警告を受けて、退場処分に。そしてPKはラキティッチがきっちりと決めてセビージャが試合を振り出しに戻した。

数的有利となったセビージャは91分、右FKのクリアボールを逆サイドで拾ったパプ・ゴメスがゴールに向かうクロスを入れると、これが右ポストを直撃。こぼれ球にムニルが反応したが、相手DFのブロックに阻まれた。

結局、最後まで追加点が生まれることはなく、タイムアップ。1-1の引き分けに終わり、勝ち点1を分け合う形となった。

また、同日に行われたグループG第2節もう一試合のザルツブルクvsリールは、2本のPKでリードしたザルツブルクがリールの反撃を振り切り、2-1で勝利。グループステージ初勝利を飾っている。

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