カンナバーロ監督が広州FCを退団…「恒大集団」の経営破綻の影響で契約解消
2021.09.28 23:51 Tue
広州FC(元広州恒大)は28日、ファビオ・カンナバーロ監督(48)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。
かつては中国のみならずアジアサッカー界を席巻していた広州FCだが、経営権を保有する中国の不動産大手である「恒大集団」の経営破綻によって、クラブ存続の危機に瀕している。
中国『捜狐(sohu.com)』によると、選手へ支払われる給与に関しては、9月分が10月に支払うことが発表されたが、苦しい財政状況を考えるとそれもかなわないとのこと。チームの運転資金を「恒大集団」に回すことになるようだ。
その中、クラブは指揮を執るカンナバーロ監督(48)に対し、退団を求める交渉をスタート。現在リーグ戦が中断されている中、ヨーロッパに滞在していた同監督は中国に戻る予定だったが、クラブからの通達を受けて中国へ戻るのをやめたという。
クラブの財政難を理解するカンナバーロ監督は、2023年まで契約を残していた中、最大で1億2000万元(約20億5000万円)の給与をもらう予定だったが、残りの契約を破棄し、クラブを助けることを選んだようだ。
広州FCでは公式戦148試合を指揮し、90勝29分け29敗の成績。2018-19シーズンに中国スーパーリーグを制していた。
かつては中国のみならずアジアサッカー界を席巻していた広州FCだが、経営権を保有する中国の不動産大手である「恒大集団」の経営破綻によって、クラブ存続の危機に瀕している。
中国『捜狐(sohu.com)』によると、選手へ支払われる給与に関しては、9月分が10月に支払うことが発表されたが、苦しい財政状況を考えるとそれもかなわないとのこと。チームの運転資金を「恒大集団」に回すことになるようだ。
クラブの財政難を理解するカンナバーロ監督は、2023年まで契約を残していた中、最大で1億2000万元(約20億5000万円)の給与をもらう予定だったが、残りの契約を破棄し、クラブを助けることを選んだようだ。
カンナバーロ監督は、2014年11月にマルチェロ・リッピ監督の後任として指揮官に就任。2015年6月に退団し、アル・ナスルや天津権健(2020年に解散)で指揮を執り、2017年11月に再任していた。
広州FCでは公式戦148試合を指揮し、90勝29分け29敗の成績。2018-19シーズンに中国スーパーリーグを制していた。
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▽クラブ・ワールドカップ(CWC)2015の準決勝、バルセロナ(欧州代表)vs広州恒大(アジア代表)が横浜国際総合競技場で17日に行われ、3-0でバルセロナが快勝し、決勝進出を決めた。 ▽昨季3冠(チャンピオンズリーグ、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイ)を達成し、4年ぶり3度目のCWC優勝を目指すバルセロナは3日前に来日。疲労が残る中、5日前に行われ2-2で引き分けたデポルティボ戦のスタメンから2選手のみを変更した。尿管結石を発症したメッシが急遽欠場となり、セルジ・ロベルトを左ウイングで起用。左足を負傷しているネイマールが引き続き欠場となった。 ▽一方、4日前に行われた準々決勝でクラブ・アメリカ(北中米カリブ海王者)に、後半追加タイムでの劇的弾で逆転勝利を飾った広州は、その試合のスタメンからロビーニョに代えてジェン・ロンのみを変更した。 ▽立ち上がりからポゼッションしたバルセロナに対し、広州は前からプレスをかけずにエウケソンのみを残して[4-5]の守備ブロックを形成。カウンターを狙った。その広州に対して、バルセロナは10分にイニエスタが左足ミドルでゴールに迫ると、ボールホルダーに鋭く寄せてくる広州のプレスをかわして時間を進め、23分に最初の決定機を演出する。バイタルエリア中央でボールを持ったイニエスタの絶妙なスルーパスにムニルが反応。ボックス右に侵入してシュートを放ったが、GKリー・シュアイの身体を張ったセーブに阻まれてしまった。 ▽前半半ばにかけてもポゼッションしつつ、バイタルエリアでイニエスタがアクセントを付けるバルセロナは32分、左サイドに流れたイニエスタのクロスにムニルが頭で合わせる決定機を演出したが、枠の右に外れてしまう。 ▽一方、パウリーニョを中心にタイトな守備で善戦していた広州だったが、34分にゾウ・チョンが足首を骨折するアクシデントに見舞われる。担架に運ばれてピッチを後にしたゾウ・チョンはリー・シャオペンとの交代を強いられた。 ▽すると39分、バルセロナが均衡を破る。ゴール正面の位置からラキティッチの放った強烈なミドルシュートがGKリー・シュアイを強襲。GKの弾き方がやや甘くなったところを見逃さずに詰めていたスアレスが難なく押し込んだ。その後、41分にFKからエウケソンのバックヘッドでゴールを脅かされたバルセロナだったが、GKブラーボが好守で防ぎ、前半を1点リードして終えた。 ▽迎えた後半開始5分、バルセロナがリードを広げる。イニエスタの絶妙な浮き球パスをボックス左で受けたスアレスが、胸トラップからボレーシュート。これがGKの身体を弾いてゴール右へ吸い込まれた。 ▽2点をリードして余裕のバルセロナはポゼッションして時間を進め、広州の体力を削っていく。そして66分、ムニルがフアン・ボーウェンにボックス内で倒されてPKを奪取。これをスアレスがゴール左に決めてハットトリックを達成した。 ▽試合終盤にかけても圧倒的なポゼッションでバルセロナが試合をコントロール。そして3-0で試合を終わらせたバルセロナは20日に横浜国際総合競技場で行われる決勝でリーベル・プレートと、敗れた広州恒大は3位決定戦で広島と対戦する。 2015.12.17 21:22 Thu4
決勝に駒を進めたルイス・エンリケ「完璧な試合」…メッシについては様子見《クラブ・ワールドカップ2015》
▽クラブ・ワールドカップ(CWC)2015の準決勝、バルセロナ(欧州代表)vs広州恒大(アジア代表)が横浜国際総合競技場で17日に行われ、3-0でバルセロナが快勝し、決勝進出を決めた。 ▽4年ぶり3度目の優勝を目指すバルセロナのルイス・エンリケ監督は、試合後の公式記者会見に臨み、「完璧な試合をした」と試合を振り返った。 ▽また、負傷により欠場したメッシについては「現時点ではプレーできるかわからない」と、決勝のリーベル・プレート戦の出場可否については様子を見る必要があるとコメントしている。 ──メッシ、ネイマールが居なかったが、今日のチームについての評価は 「チームは非常にしっかりとプレーしたと思う。ミスもしたが、相手は複雑なチームで、我々もリスクを冒してプレーしていた」 「いつも我々が対戦するチームとは違ったスタイルのチームなので、自分たちがペースを掴むことは難しかった。負傷でプレーできなかった選手もいたので、いつものやり方とは少し違った」 ──試合の展開がスローに見えたが時差ボケの影響があるのか。また、決勝までには調整できるか 「私はスローだとは思っていない。限られた中で、選手たちは良くプレーをしたと思う。リズムが悪いとは思っていない。相手も同じような状況でプレーしたので、我々もできることをしっかりとやった。自分たちとしては完璧な試合をしたと思っている」 ──イニエスタとラキティッチが遠い距離からもシュートを打っていたが 「自分たちのエリアに閉じこもる相手で、タイトな守備をしていた。我々は、状況に応じて自分たちが最も良いと思うコンビネーションを出した。ポストプレーやサイドアタックなど、色々と試した」 「非常に難しい試合だったので、誰がゴールを決めてもおかしくないと思っていた。サンドロ・ラミレスやムニルもゴールを決めるチャンスがあった。シュートに関しては、チャンスのある選手に決めて欲しいと思っている」 ──今大会でバルセロナがチャンピオンになると思うか。またリーベル・プレートについてはどんな印象か 「チャンピオンは90分が終わらないとわからない。延長戦になる可能性もある。決勝に進めるので、相手に負けないようにするだけだ」 「アルゼンチンサポーターが多くていて、リーベル・プレートを応援すると思うが、我々を応援するサポーターも居るし、日本の方も熱狂的にバルサを応援してくれている。頑張りたいと思う」 ──メッシはリーベル・プレート戦に出場できるのか 「今の段階では、私もプレーできるかどうかわからない。選手たちも知らない。これは様子を見ないといけない」 「イニエスタは厳しいマークを受けることがあるが、彼はベテラン選手であり、大丈夫だと思っている。チームとしては色々なオプションを持つことが重要だ。イニエスタがマークされている場合は、他の選手やスペースを使うことが必要だと思う。相手チームに簡単に攻めさせないことが重要だと思う」 ──前半の試合を振り返って 「負傷した選手(広州恒大のゾウ・チョン)がどうなったのか、詳しいことはわからないが、ドクターに診てもらい、早く回復することを祈っている」 「我々は(広州恒大の)3試合をビデオで見せた。AFCチャンピオンズリーグや直近の試合だ。パウリーニョやグラルなどは、ゲームの組み立て、ゴールを決めることが上手いと話した。選手も試合をして、思っていたよりも手強いと感じたはずだ。今日は広州恒大のプレスがよくかかっていたと思う」 ──イニエスタ、スアレスのプレーについて 「イニエスタはチームを組み立てる選手だ。攻めるのが上手い。そして、チャンスを決めるのも上手い。非常に万能なプレーヤーだと思うし、この先も長年我々のチームでプレーして欲しいと思う」 「スアレスは才能ある選手で、難しい状況でも対処法を見つけられる選手だ。スペクタクルなプレーをする。守備に関しても、一番最初に仕掛けるのが彼だ。プレスをかけることは重要なので、チームにとって必要不可欠な選手となっている」 ──広州恒大がリーガエスパニョーラに入ったらどういった成績を残せると思うか 「他のリーグのチームを評価するのは非常に難しい。リーガエスパニョーラと他の国のリーグを比べるのは難しい。ただ、今日の広州恒大について良いと感じた部分もあった」 2015.12.17 22:52 Thu5