【プレミア注目プレビュー】ソンvs冨安のマッチアップに注目! 今季最初のNLダービー

2021.09.26 12:00 Sun
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プレミアリーグ第6節、アーセナルとトッテナムによるノースロンドン・ダービーが、日本時間26日24:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。好対照の序盤戦を過ごすノースロンドンの両雄が激突する今季最初のダービーだ。開幕3戦無得点の3連敗スタートと、アルテタ体制3年目は苦難の船出となったアーセナル。だが、インターナショナルマッチウィークを挟んでリスタートを切ったチームは、ノリッジ、バーンリーと下位に沈む2チーム相手にいずれも1-0のスコアで連勝。今回のダービーに勝利し、星勘定を五分に戻すことができれば、一気に上昇気流に乗ることも可能だ。

ただ、前節のバーンリー戦を含め、決して試合内容に大きな改善が見られたわけではなく、相手に恵まれた印象も強い。したがって、不調とは言えどもノリッジ、バーンリーと比べて大きくレベルが上がる宿敵との一戦が、現チームの立ち位置を明確に決める試金石となる。

一方、開幕3試合連続クリーンシートで3連勝を飾ったトッテナムだが、インターナショナルマッチウィーク明けのクリスタル・パレス戦、チェルシー戦は度重なる離脱者の影響もあり、いずれも0-3のスコアで大敗。直近のEFLカップではウォルバーハンプトンをPK戦の末に退けて公式戦4試合ぶりの白星を手にしたが、最適解を見いだせない攻撃面を中心に停滞感が漂う。

それでも、徐々に離脱者が戻ってきて、MFエンドンベレやFWブライアン・ヒルと攻撃に新たなオプションをもたらす選手たちの台頭もあり、今回のダービーで負の流れに終止符を打てれば、対戦相手同様に再浮上の可能性は十二分にあるはずだ。

以前から拮抗したダービーとして知られる両者の対戦だが、アーセナルホーム開催のプレミアリーグではホームチームが16勝2敗11分けと圧倒的な戦績を誇る。さらに、トッテナムが最後にアウェイで勝利したのは、2010年11月の対戦(3-2)まで遡ることになる。一方で、ダービー初采配のヌーノ監督はウォルバーハンプトン時代に3勝1敗2分けと、アーセナルを得意としており、トッテナムとしてはポルトガル人指揮官の相性の良さを生かして11年ぶりのエミレーツ攻略といきたい。

◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽アーセナル予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ラムズデール
DF:冨安、ホワイト、ガブリエウ、ティアニー
MF:スミス・ロウ、トーマス、ウーデゴール
FW:ぺぺ、オーバメヤン、サカ

負傷者:なし
出場停止者:なし

出場停止者、負傷者共になし。3試合停止明けのジャカを含め全選手が起用可能な状況だ。

システムに関しては[4-2-3-1]、[4-3-3]の布陣を併用しているが、ホームでより攻撃的に戦うことを想定し後者を予想。スタメンに関しては3-0で快勝したEFLカップのウィンブルドン戦で温存したメンバーを中心に、前述の11人の起用を予想する。

ただ、サカあるいはペペに替えてサンビ・ロコンガ、ジャカをトーマスの相棒に据えるバランス重視の形、ダービーで決定的な仕事ができるラカゼットのスタメン起用の可能性も十分にあるはずだ。

◆トッテナム◆
【4-3-3】
▽トッテナム予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ロリス
DF:タンガンガ、ロメロ、ダイアー、レギロン
MF:ホイビュルク、スキップ、デレ・アリ
FW:ルーカス・モウラ、ケイン、ソン・フンミン

負傷者:MFセセニョン、FWベルフワイン
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはルーカスの復帰に伴い、セセニョンとベルフワインのみが欠場となる。

スタメンに関してはルーカスがスタートから起用可能な状態と判断し、前述のメンバーを予想。ただ、右サイドバックにエメルソン、ダイアーの相棒にダビンソン・サンチェス、中盤にエンドンベレ、右ウイングにロ・チェルソ(ブライアン・ヒル)を起用する可能性も十分にありそうだ。

★注目選手
◆アーセナル:DF冨安健洋
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アーセナルの注目プレーヤーはダービー初出場の冨安。今夏、アタランタと共にトッテナム行きが有力視されながらも、移籍市場最終日にスパーズのライバルクラブであるアーセナルへ加入した22歳の日本代表DF。

ディフェンダーにとっては適応が困難と言われるプレミアリーグ、アルテタスタイルにすんなりと順応すると、ここまで右サイドバックとして出場したノリッジ、バーンリー戦では多士済々な相手のアタッカーに対して、傑出したデュエル勝率を記録。さらに、守備の国であるイタリア仕込みの繊細なポジショニング、状況判断でDFホワイトやFWペペらをカバーする見事な存在感を示している。

その鮮烈な活躍により、早くもスペイン人指揮官、ガナーズファンの信頼を獲得し、クラブOBを中心とする多くの識者からも好評価を受けている。

とはいえ、ここまでの称賛ムードは元々の期待値の低さに加え、アーセナルの既存守備陣の体たらくによる部分が大きく、その真価が試されるのは、対ビッグ6や一線級のアタッカーとの対戦時だ。そういった意味ではより注目度、プレッシャーが高まる今回のダービーは、冨安の今後を左右する重要な一戦となるはずだ。

世界屈指のストライカーであるケインに加え、サイドでのマッチアップが見込まれるアジア最高のアタッカー、ソン・フンミンを相手に、直近2試合で見せたようなソリッドな守備を継続できるか。また、守備時に中を絞る傾向のある相手に対してはサイドバックのビルドアップ、攻撃面の貢献が重要となるだけに、バーンリー戦で見せた正確なサイドチェンジや果敢なオーバーラップで攻撃にアクセントを加えたい。

◆トッテナム:FWソン・フンミン
Getty Images

トッテナムの注目プレーヤーは攻撃のカギを握る韓国代表FW。今夏、トッテナムとの2025年までの新契約にサインしたソン・フンミンは、相棒ケインの去就問題もあり、今やクラブのアイコンという立場に。そして、ファンからの寵愛を受ける29歳は、マンチェスター・シティとの開幕戦での決勝点など、ここまで4試合で2ゴールと上々の滑り出しを見せている。

ただ、ここ数試合では相棒の不調や新体制移行の影響もあり、昨季猛威を振るったホットラインがなかなか機能せず、孤軍奮闘の状況が続く。そのケインは直近のウルブス戦でゴールを記録し、復調の気配を見せているものの、敵地でのダービーで11年ぶりの勝利を収めるためにはソン・フンミンの爆発が必須だ。

直近2試合連続クリーンシートも守備者として脆弱なホワイト、ダービー初出場で未知数の冨安が並ぶ相手の右サイドはトッテナムにとって攻めどころのひとつと見込まれており、左ウイングでの起用が見込まれるソン・フンミンの打開力がアウェイチームの生命線となりそうだ。

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【プレミア注目プレビュー】無敗シチズンズに4連勝のユナイテッドが挑む! 今季最初のマンチェスターダービー

プレミアリーグ第9節、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドによるマンチェスター・ダービーが、日本時間2日22:00にエティハド・スタジアムでキックオフされる。開幕から無敗を継続する2連覇中の王者シチズンズに4連勝の赤い悪魔が挑む、今季最初のダービーマッチだ。 クラブ史上初のリーグ3連覇を目指すシティは、ニューカッスル、アストン・ビラと伏兵相手に2つのドローを喫したが、ここまで5勝2分けの2位と上々の滑り出し。ゲーム支配や被カウンターの対応に課題を残すものの、待望の新エースストライカーであるハーランドの加入により、ここまで1試合平均3ゴールを超える23ゴールを挙げるなど、圧倒的な破壊力でライバルチームに早くも脅威を与えている。 ここまでチャンピオンズリーグ(CL)ではセビージャ、ドルトムントと強豪との対戦を経験しているが、リーグ戦では前々節のトッテナム戦の延期によって、今回のダービーマッチが今季初の対ビッグ6戦となる。今月中旬にリバプール、アーセナルとの重要な連戦を控える中、上り調子の宿敵をホームできっちり叩き、今後の戦いに弾みを付けたいところだ。 一方、テン・ハグ新体制で捲土重来を期すユナイテッドは、屈辱の開幕連敗スタートとなったが、第3節のリバプール戦で会心の今季初勝利。ここからディフェンスラインを中心にメンバー、戦い方が整理されると、直近のアーセナル戦では開幕5連勝の首位チームを3-1で破り、4連勝を達成。1試合未消化ながら順位を5位まで上げている。 ここまで相手よりもボール支配率で下回る試合が多く、アヤックス時代のようなボールを握ってゲームを支配するオランダ人指揮官の志向するスタイルを表現できていないものの、サー・アレックス・ファーガソン時代の黄金期のようなハードワーク、勝負強さで勝ち点3を拾う泥臭い戦いで、今季3度目の対ビッグ6戦で再び勝利を狙う。 なお、昨季はシティがいずれも快勝でシーズンダブルを決めているが、近年は力関係が大きく入れ替わった中でもダービーマッチではユナイテッドの奮闘もあって比較的拮抗した戦績となっている。そのため、ホームチーム優位と見られる今回の一戦でもダービーらしい好勝負が期待される。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220929_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:ウォーカー、アカンジ、ルベン・ディアス、カンセロ MF:ベルナルド・シウバ、ロドリ、デ・ブライネ FW:フォーデン、ハーランド、グリーリッシュ 負傷者:DFストーンズ、ラポルテ、MFフィリップス コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはフィリップスに加え、代表戦で負傷したストーンズが欠場となるが、開幕から離脱が続いたラポルテに復帰の目途が立っている。 スタメンに関しては前述の11人を予想したが、ルベン・ディアスの相棒、インサイドハーフ、ウイングに関してはアケ、ギュンドアン、マフレズが起用され、中盤と前線の配置変更も想定される。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220929_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ダロト、ヴァラン、マルティネス、マラシア MF:マクトミネイ、エリクセン MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、サンチョ FW:ラッシュフォード 負傷者:GKドゥブラフカ、DFマグワイア、B・ウィリアムズ、トゥアンゼベ、FWマルシャル、ラッシュフォード コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては控えの数選手に加え、代表戦で負傷したマグワイアの欠場が濃厚だ。一方で、中断前の負傷から復帰を目指すマルシャル、ラッシュフォードに関してはすでに練習復帰しており、メンバー入りの可能性がある。 スタメンに関してはコンディションに不安を抱えるラッシュフォードに代えてクリスティアーノ・ロナウド起用の可能性があるものの、それ以外は直近の主力メンバーが引き続きスタメンに名を連ねる見込みだ。より守備的に戦う場合は2列目にブルーノ・フェルナンデス、エリクセン、サンチョを並べ、マクトミネイの相棒にカゼミロ(フレッジ)を配置するオプションの採用も十分に考えられる。 ★注目選手 ◆マンチェスター・シティ:FWアーリング・ハーランド <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220929_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 公式戦7試合連発の好調引っ提げて初のダービーへ。ザルツブルク、ドルトムントで圧倒的なパフォーマンスを披露した22歳は、今夏満を持してプレミアリーグに挑戦。開幕前に行われたリバプールとのコミュニティ・シールドでは再三の決定機を逸する人間らしさを見せたが、いざレギュラーシーズンが開幕すると、ここまでリーグ戦2試合連続ハットリック、公式戦7試合連続ゴールを含め、10試合14ゴールと驚異的なペースでゴールを量産する怪物ぶりを見せつける。 守備時の振る舞いや、作りの部分でのボールへの絡み、周囲との連携に関してはまだまだ改善すべき部分はあるが、驚異的なアスリート能力、ストライカーとしての動き出しの質の高さを生かし、早くもホットラインを築くデ・ブライネを筆頭に世界屈指のチャンスメイカーたちから良質なラストパスを引き出し、見事な決定力で多くのゴールに結びつけている。 その絶好調のノルウェー代表は、モルデ時代に指導を受けたスールシャールの存在もあり、過去に幾度となく移籍の可能性が取り沙汰されたユナイテッドを相手にする初のダービーで公式戦8試合連発を狙う。 ◆マンチェスター・ユナイテッド:DFラファエル・ヴァラン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220929_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 百戦錬磨のDFが怪物ストップ狙う。昨夏、レアル・マドリーから鳴り物入りで加入したフランス代表DFだが、加入1年目はプレミアリーグへの適応や度重なるコンディション不良の影響もあり、低迷したチームと共に期待外れの1年を過ごした。 それでも、今シーズンはスタメン出場した公式戦5試合すべてでチームを勝利に導く安定したパフォーマンスを披露し、ダロト、マルティネス、マラシアと形成する新生ユナイテッドのディフェンスラインを牽引している。とりわけ、指揮官の戦術を熟知し、ビルドアップの安定感、闘争心溢れる出足の鋭い対人対応に定評があるアルゼンチン代表DFとの補完性は良好で、自身の持ち味であるカバーリング、空中戦の強さを遺憾なく発揮している。 今回のダービーでは試合を通して押し込まれる展開が想定される中、こまめなラインの上げ下げやコーチングというディフェンスリーダーの仕事と共に、個人としては絶好調の相手エースストライカーを封じる仕事が求められる。相棒のマルティネスは決してフィジカルが弱い選手ではないが、195cmのハーランドに対して175cmのサイズでは空中戦、五分五分の球際の競り合いではやはり分が悪い。そのため、この試合に限っては怪物FWへの対応を積極的に引き受けたい 2022.10.02 12:00 Sun
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【プレミア注目プレビュー】今季最初のノースロンドンダービーは激戦必至の首位攻防戦!

プレミアリーグ第9節、アーセナルとトッテナムによるノースロンドン・ダービーが、日本時間1日20:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。首位のガナーズと3位のスパーズが1ポイント差で対峙する、激戦必至の今季最初のダービーマッチだ。 開幕5連勝と近年稀にみる最高のスタートを飾ったアーセナルは、今季最初の対ビッグ6戦となったマンチェスター・ユナイテッド戦で今季初黒星を喫した。しかし、その敗戦からのリバウンドメンタリティに注目が集まった難敵ブレントフォードとのアウェイゲームではDFサリバ、FWガブリエウ・ジェズス、MFファビオ・ヴィエイラと頼もしい新戦力3人のゴールをクリーンシートで守り切って3-0の完勝。精神面でのタフさを示し、見事なバウンスバックを果たした。 そして、首位を維持してインターナショナルマッチウィークの中断期間に入ったアルテタのチームは、ここから真のタイトルコンテンダーとしての資質が試されるトッテナム、リバプール、マンチェスター・シティとの3連戦に挑む。 対するトッテナムはここまでチェルシー、ウェストハムとロンドンのライバル相手に引き分けたものの、シティと並んでリーグ戦無敗を継続。今季公式戦初黒星を喫したチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティングCP戦からのバウンスバックを図った直近のレスター・シティ戦では内容面では苦戦も、今季初めてベンチスタートとなったFWソン・フンミンが今季初ゴールを含む圧巻のハットトリックを記録し、終わってみれば6-2の大勝を飾った。 対戦相手ほど過酷ではないものの、リーグ次節は難敵ブライトン、混戦模様のCLではフランクフルトとの連戦とシーズン序盤を占う重要な試合が続く中、敵地でのダービーを制して弾みをつけたいところだ。 なお、昨シーズンの対戦ではアーセナルホームの初戦が3-1、トッテナムホームの2戦目が3-0と、いずれもホームチームが快勝を収めて1勝1敗の五分となっている。近年のダービーは拮抗した戦績となっているが、ホームアドバンテージが非常に大きく、エミレーツでは2010年11月の対戦で敗れて以降、アーセナルが7勝4分けと11戦無敗と圧倒的優位。今季のチェルシー戦で鬼門スタンフォード・ブリッジから久々に勝ち点1を持ち帰り、タフさを示したコンテのチームはその再現を狙う形だ。 ◆アーセナル◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220929_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラムズデール DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ティアニー MF:トーマス、ジャカ MF:サカ、ウーデゴール、マルティネッリ FW:ガブリエウ・ジェズス 負傷者:DFティアニー、ジンチェンコ、セドリック、MFトーマス、エルネニー、スミス・ロウ、FWネルソン コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはセドリック、エルネニー、スミス・ロウ、ネルソンの欠場が確定。ジンチェンコと代表戦で負傷したトーマス、ティアニーに関してはいずれも軽傷ということもあり、少なくともメンバー入りは可能だ。 スタメンに関してはティアニーとトーマスが間に合う前提で前述の11人を予想。仮に、間に合わない場合は左サイドバックにジンチェンコか冨安健洋を、中盤はジンチェンコかサンビ・ロコンガを代役に据えるか、ウーデゴールを一列下げてファビオ・ヴィエイラを引き続きトップ下で起用する可能性が考えられる。 ◆トッテナム◆ 【3-5-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220929_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ロリス DF:ロメロ、ダイアー、ラングレ MF:エメルソン、ベンタンクール、ビスマ、ホイビュア、ペリシッチ FW:ケイン、ソン・フンミン 負傷者:GKロリス、DFベン・デイビス、MFクルゼフスキ、FWルーカス・モウラ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはルーカス・モウラの欠場が濃厚。さらに、中断前に負傷したロリスとベン・デイビス、代表戦で筋肉系を痛めたクルゼフスキに欠場の可能性がある。 メインシステムは[3-4-3]だが、クルゼフスキに欠場の可能性があり、前線の陣容に不安を抱えていることを考えれば、直近のレスター戦の後半に使用した[3-5-2]への変更が見込まれる。 スタメンに関してはウイングバック、前線の人選に注目が集まる。レスター戦ではペリシッチとセセニョンを初めて同時起用し、いずれも両サイドで起用したが、代表戦で2試合プレーしたこともあり、コンディション面で不安を残す。そのため、休養十分のエメルソンが右に入り、2選手で左を回す形となりそうだ。前線に関してはケインとソン・フンミンがいずれも代表戦2試合でフル出場しており、とりわけ韓国からの長距離移動の後者に関してはフル出場は難しい。したがって、先発で行けるところまで引っ張るか、レスター戦のようにリシャルリソンをスタートで起用し、途中投入の形を取ることになるはずだ。 ★注目選手 ◆アーセナル:DFウィリアム・サリバ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220929_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 超強力攻撃陣を前に真価試される一戦に。今シーズンのアーセナルの好調を語る上で欠かせないのが新戦力の活躍だ。とりわけ、勝者のメンタリティを持つジェズスとジンチェンコの元シティ組と共に、主力として活躍する21歳のフランス代表DFの躍動はスペイン人指揮官にとって嬉しい誤算となっている。 加入は2019年7月も、古巣サンテチェンヌ、ニース、マルセイユと母国への武者修行を重ねたサリバは、その間にリーグ・アン最優秀若手選手賞、年間ベストイレブンに選出される圧巻の活躍を披露し、レ・ブルーデビューも経験。ただ、プレシーズンの合流段階では保有元で出場機会は約束されず、今夏の移籍の可能性も取り沙汰された。 それでも、プレシーズンを通じて安定したパフォーマンスを披露し、アルテタ監督の説得に成功した若きセンターバックは、開幕からのリーグ戦全試合でフル出場。持ち味である卓越したアスリート能力、守備センスを生かした安定した守備に加え、足元の技術を生かした的確な配球、持ち上がりでビルドアップの局面でも大きな貢献を果たしている。さらに、リーグアン通算84試合でわずか1ゴールながら、すでにキャリアハイを更新する2ゴールを挙げるなど、セットプレーの場面で見事な決定力も発揮している。 ここまで順風満帆なシーズンを過ごす21歳DFだが、守備者としての真価が試されるのはここからの強豪3連戦だ。唯一の敗戦となったユナイテッド戦ではワールドクラスのアタッカー陣に苦戦を強いられた印象もあり、リーグ最高峰のアタッカー陣を擁するトッテナム戦では今季不安定さを垣間見せるガブリエウと共に奮闘が求められる。とりわけ、相手が得意とするカウンターアタックを封じるためには持ち味である対人守備が重要となる。 ◆トッテナム:FWリシャルリソン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220929_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 同胞の相手エースストライカーの前で躍動なるか。攻撃面で違いを生むペリシッチや、課題のビルドアップで奮闘求められる両セントラルMFや3バックのパフォーマンスもダービー勝利の重要な要素となるが、熱狂のダービーマッチで一挙手一投足が注目されるブラジル代表FWにスポットライトを当てたい。 今夏の移籍市場で共にストライカー獲得を目指したチェルシーを含むロンドンの3強では、奇しくも同胞ジェズスと共にエバートンの主砲が有力な候補に挙がった。ただ、出場機会とアルテタやエドゥの存在もあってアーセナルが早々にジェズスの獲得にこぎ着けたことで、リシャルリソンはCL出場という大きな夢が叶えられることもあり、リーグ屈指のトリデンテを擁するトッテナムでの厳しいポジション争いを選択した。 その新天地では戦術面の浸透を重要視するイタリア人指揮官の下で控え扱いがしばらく続いたものの、韓国代表FWの不振もあって先月初旬からスタメンに定着。CLデビュー戦となったマルセイユ戦ではチームに勝利をもたらす2ゴールを決め、以降も攻守両面で存在感を放つ。プレシーズンからここまでのパフォーマンスではアーセナル行きを選んだジェズスに劣るものの、ブラジル代表では同胞FWが落選した中で自身は2試合で3ゴールと見事な活躍を披露。ライバルチームのファンの煽りを見事に払しょくしている。 今回のダービーではスタメンか途中投入かは不明だが、相手にボールを握られることが予想される中、持ち味である献身的な守備でチームを助けつつ、エバートン時代の昨季対戦のようにチームを勝利に導く、今季リーグ初ゴールを決めたい。 2022.10.01 12:00 Sat
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【ラ・リーガ注目プレビュー】今季最初の首都決戦! 王者レアル優位もアトレティコが開幕連勝ストップ狙う

ラ・リーガ第6節、アトレティコ・マドリーとレアル・マドリーによるマドリード・ダービーが、日本時間18日28:00にシビタス・メトロポリターノでキックオフされる。好対照の序盤戦を過ごす両雄による今季最初の首都決戦だ。 昨季3位からの巻き返しを図るアトレティコは、第5節終了時点で3勝1分け1敗で7位に位置する。ヘタフェとの開幕戦ではFWモラタのドブレーテ、FWフェリックスの3アシストと新生2トップの活躍で快勝スタートを飾ったが、以降は試合ごとにパフォーマンスの波が大きく、ビジャレアル、レアル・ソシエダとの強豪対決で勝ち点を取りこぼした。 さらに、チャンピオンズリーグ(CL)では因縁の相手であるポルトを相手に後半アディショナルタイムの2ゴールで劇的な勝利を飾ったが、直近のレバークーゼン戦では終盤の2失点によって今季欧州での初黒星を喫した。 本職MFであるヴィツェルのセンターバック起用やレンタルバックのモラタやDFモリーナの新戦力の存在もあり、昨季からマイナーチェンジを施したが、基本的な戦い方に大きな変化はない。そういった中、今季初のビッグマッチでは、ここまで実力を計りかねるチームの現在地が窺える一戦となるはずだ。 一方、昨季のプリメーラ&欧州王者であるレアルは、ラ・リーガ唯一の開幕5連勝を含む公式戦8連勝と、今季も圧倒的な勝負強さを発揮。各試合に目を向ければ、90分を通して圧倒するゲームは少ないものの、最終スコアを見れば、圧勝といえる試合巧者の戦いぶりが際立つ。 今夏も引き続きピンポイント補強を敢行したなか、主砲ベンゼマのバックアップを逃したことが大きな痛手になるかに思われたが、そのエース不在となった直近の3試合(負傷したセルティック戦を含む)ではFWヴィニシウス、FWロドリゴの若手セレソンコンビ、MFバルベルデら若手が躍動。アピールが必要なFWアザールやFWアセンシオも目に見える数字を残し、チーム全体でフランス代表FWの穴を埋めている。 とはいえ、ここまではベティスやセルティック、RBライプツィヒと、対戦相手が“強豪”レベルにとどまっており、メガクラブと対峙する今回のダービーではMFカゼミロが旅立った新たな中盤を含め、王者の真価が試されることになる。 なお、昨季の対戦成績は1勝1敗の五分。直近のアトレティコのホームゲームではシメオネのチームが、MFカラスコのゴールで1-0の勝利。リーグ戦で実に12試合ぶりの白星を挙げた。ただ、当時のレアルはリーグ優勝をほぼ確実とし、CLの戦いに集中するため大幅にメンバーを落としており、今回の試合でもアンチェロッティのチームが優位と言える。 ◆アトレティコ・マドリー◆ 【3-5-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220917_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:オブラク DF:ヘイニウド、ヴィツェル、エルモソ MF:モリーナ、マルコス・ジョレンテ、コケ、デ・パウル、カラスコ FW:モラタ、フェリックス 負傷者:GKオブラク、DFヒメネス、サビッチ、レギロン、MFレマル コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはヒメネス、サビッチの欠場が濃厚で、筋肉系のトラブルを抱えるレギロン、レマルも微妙な状態。その一方で、直近の公式戦2試合を欠場した守護神オブラクはトレーニングに復帰しており、指揮官もダービー出場を明言している。 スタメンに関しては3バックと中盤の人選に注目。スピードのある相手アタッカー陣に対してヴィツェル、フェリペでは心もとなさもあり、左利きのヘイニウドを3バックの右に置きヴィニシウスにあてて同じ左利きのエルモソを3バックの左に置く形を予想。中盤ではマルコス・ジョレンテ、サウールをウイングバックに置き、コンドグビアを中央に置く形も考えられる。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220917_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:クルトワ DF:カルバハル、リュディガー、アラバ、メンディ MF:モドリッチ、チュアメニ、クロース FW:バルベルデ、ロドリゴ、ヴィニシウス 負傷者:MFルーカス・バスケス、FWベンゼマ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては今月初めに負傷したベンゼマに加え、前節のマジョルカ戦で負傷したルーカス・バスケスが間に合わず、招集メンバー外となった。 スタメンに関しては前述のメンバーを予想したが、負傷明けのミリトンの状態次第では、リュディガーかメンディがベンチに回る形となる。また、中盤と前線ではカマヴィンガ、アザール、アセンシオが抜擢される可能性もある。 ★注目選手 ◆アトレティコ・マドリー:FWアントワーヌ・グリーズマン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220917_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> スーパーサブとしてダービー勝利に導けるか。今回のダービーではヴィツェルやヘイニウドのディフェンスライン、古巣対戦のモラタやフェリックスにも注目が集まるものの、勝敗に直結する仕事という部分で元バルセロナFWのパフォーマンスに注目したい。 昨夏、古巣へ電撃復帰を果たしたものの、公式戦39試合(2522分)出場でわずかに8ゴールと思うような数字を残せず。そういったなか、財政面で問題を抱えるクラブは、費用対効果が悪い31歳の完全移籍での買い取りを嫌い、「45分間以上出場した試合数が出場可能試合全体の50パーセントを超えた場合、4000万ユーロでの買い取り義務が生じる」との契約条項が発動しないよう、今季はプレータイムを意図的に制限している。 ただ、このプレータイムの制限はここまでグリーズマンのパフォーマンスにポジティブな形で働いており、今季は公式戦7試合(192分)出場で3ゴールを記録。守備面での貢献を含め、昨季に比べてピッチ上での存在感は大きなものとなっている。 今後、バルセロナとアトレティコの交渉によってより安価な金額での完全移籍移行との報道もあり、今後はスタメン起用も増えてくると見られるが、今回のダービーでは引き続きジョーカーの役割を担うことになるはずだ。投入時のスコアがリード、イーブン、ビハインドのいずれになるかは分からないが、攻守両面で百戦錬磨のアタッカーの活躍が重要となる。 ◆レアル・マドリー:FWロドリゴ・ゴエス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220917_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 勝負強さと一貫性でエースの代役候補筆頭。ダービー初参戦のチュアメニもキープレーヤーの一人だが、アザール、アセンシオを押しのけてセンターフォワードでの起用が見込まれる21歳のアタッカーのパフォーマンスに注目したい。 特大の才能の片りんを見せた加入1年目からやや伸び悩みの傾向が顕著だったロドリゴだが、先輩ヴィニシウスに触発されるように昨季後半から完全ブレイクの兆しを見せる。今年4月以降の公式戦ではCLのチェルシー戦、マンチェスター・シティ戦での圧巻のパフォーマンスを含め、限られた出場時間の中で公式戦18試合9ゴール5アシストと見事な数字を残している。 負傷で出遅れた今季のラ・リーガ3試合では全試合でゴールかアシストを記録し、勝ち点3奪取の立役者となった。あくまで主戦場は右ウイングも、直近のマジョルカ戦の後半とライプツィヒ戦ではセンターフォワードでプレー。前線での起点づくり、ディフェンスラインとの駆け引きなどのレパートリーにない動きは今一つだったが、ヴィニシウスとの連携や果敢な仕掛けで十分な存在感を放った。 今回の試合でも引き続きセンターフォワードでのプレーが予想されるなか、直近2試合を教訓に、より自身の持ち味が生きる形のプレーでライバルの守備に揺さぶりをかけ、持ち味の勝負強さを発揮したい。 2022.09.18 12:00 Sun
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【プレミア注目プレビュー】3連勝で復調ユナイテッドと開幕5連勝の絶好調アーセナルが激突!

プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルが、日本時間4日24:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。開幕連敗からの3連勝と出入りの激しい序盤戦を過ごす赤い悪魔と、開幕5連勝で首位をキープする絶好調のガナーズによる注目のビッグマッチだ。 テン・ハグ新監督の下で捲土重来を期すシーズンに臨むユナイテッドだが、開幕2試合はブライトン、ブレントフォードに低調なパフォーマンスで連敗する最悪なスタートに。それでも、負傷者続出とはいえ格上のリバプール相手のホームゲームで会心の今季初勝利を挙げると、以降はサウサンプトン、レスター・シティを相手に内容面で課題を残しながらも2試合連続の1-0の勝利で3連勝を達成した。 自身の理想をひとまず脇に置き、守備の安定を最優先としたオランダ人指揮官の確かな手腕に加え、移籍市場終盤にはMFカゼミロ、FWアントニーと2人の実力派を獲得し、ここに来て名門復活への機運が高まる。その良いムードで迎える今季2度目のビッグマッチでは、リバプール戦同様に相手が手負いの状況にあるため、首位チームをきっちり叩いて上位浮上への足掛かりとしたい。 対するアーセナルは就任4年目となるアルテタ監督による長期的なプロジェクトが実を結び始め、開幕から唯一の5連勝で首位に立つ。ここまではボーンマスやレスターといった対戦相手に恵まれた部分もあるが、新エースのガブリエウ・ジェズスやジンチェンコが持つ勝者のメンタリティによって、これまででは勝ち点1どまりでもおかしくなかった接戦を勝ち切れている部分に大きな成長を感じる。 今季初のビッグマッチに向けては補強の失敗に加え、負傷者続出のボランチを中心に手負いの状況での戦いとなるが、アルテタのチームがトップ4フィニッシュではなく本気でリーグタイトルを目指すうえでは勝ち点3を持ち帰りたいところだ。 なお、昨シーズンの両者の対戦成績は1勝1敗の五分。ユナイテッドのホームゲームではFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールの活躍もあり、ホームチームが3-2で勝利。一方、アーセナルのホームゲームではFWサカに加え、DFタヴァレス、MFジャカと伏兵2人がゴールを挙げたノースロンドンのチームが3-1の勝利を収めている。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220903_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ダロト、ヴァラン、マルティネス、マラシア MF:エリクセン、カゼミロ MF:サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、エランガ FW:ラッシュフォード 負傷者:DFショー、ワン=ビサカ、ウィリアムズ、FWマルシャル、ペリストリ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはマルシャルが引き続き欠場となる他、軽傷を抱えるショーとワン=ビサカの両サイドバックも欠場の可能性がある。 スタメンに関しては中2日の過密日程を考慮し、数人の入れ替えを予想。中盤ではマクトミネイに代わって、直近2試合途中出場のカゼミロが満を持して初スタメンとみる。また、アーセナルをリスペクトした場合、エリクセンに代えてより守備的なフレッジをカゼミロとのセットで起用する可能性もある。 前線はプレータイムをコントロールしていることもあり、引き続きサンチョ、エランガ、ラッシュフォードの起用を予想。ただ、エランガに代えてクリスティアーノ・ロナウドを起用し、ラッシュフォードを左に配置する形も想定される。エールディビジ史上最高額での加入となったアントニーはベンチスタートが濃厚だ。 ◆アーセナル◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220903_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラムズデール DF:冨安健洋、サリバ、ガブリエウ、ティアニー MF:ホワイト、ジャカ MF:サカ、ウーデゴール、マルティネッリ FW:ガブリエウ・ジェズス 負傷者:GKラムズデール、DFジンチェンコ、MFトーマス、エルネニー、ウーデゴール、FWネルソン コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはジンチェンコ、トーマス、エルネニーの3選手が引き続き欠場となる。さらに、アストン・ビラ戦でそれぞれ太もも、足に軽傷を負った守護神ラムズデール、主将ウーデゴールにも欠場の可能性がある。 スタメンに関してはラムズデール、ウーデゴールがプレー可能と仮定して前述のメンバーを予想。仮に起用が難しい場合は、新加入のGKターナーがデビューを飾り、スミス・ロウがキャプテンの代役を担うことになる。 ビラ戦と全く同じメンバーの可能性も十分に考えられるが、守備面で大きな不安要素となるサンビ・ロコンガに代えてホワイトを中盤で起用し、冨安健洋を右サイドバックで初先発させるとみる。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFカゼミロ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220903_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ビッグマッチで満を持してのスタメンデビューへ。モドリッチ、クロースと黄金の中盤形成し、レアル・マドリーの多くのタイトル獲得に貢献したカゼミロ。しかし、今夏の移籍市場終盤に届いたユナイテッドからの好オファーを受け入れ、30歳にして自身初のプレミアリーグ挑戦を選択した。 ここまではコンディションや戦術への適応を考慮され、サウサンプトン、レスター戦ではリード時のクローザー役という限定的な役目を担う。投入時にチームがガス欠気味ということもあり、攻撃面での本領発揮には至らないが、持ち味のボール奪取、的確なプレー判断と百戦錬磨のホールディング・ロールとしての存在感を早くも示す。そして、満を持してのスタメンデビューが期待される今回のアーセナル戦では、好調な相手に対して攻守両面での本領発揮が期待されるところだ。 年功序列の傾向が強いセレソンにおいて後輩である3人のガブリエウに睨みを利かせつつ、マドリーの後輩であるウーデゴール(スミス・ロウ)というトップ下の選手をきっちり抑え込みたい。攻撃ではまだまだ不安定なビルドアップの起点となりつつ、B・フェルナンデス、エリクセンという名プレースキッカーが揃う中で攻撃時のセットプレーでも勝負強さを発揮したい。 ◆アーセナル:FWガブリエウ・ジェズス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220903_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> かつての宿敵相手に新エースとしての真価試される。今夏の移籍市場でハーランド、アルバレスと2人のストライカーを加えたマンチェスター・シティを去り、多くのオファーが舞い込んだ中でアーセナル行きを決断したジェズス。かつて指導を受けたアルテタの熱心なラブコールもあり、CL出場やタイトルへの野心を脇に置き、定期的なプレータイム、エースとしてのプレーを求めた25歳は、ここまで自身の選択の正しさを個人としてもチームとしても証明している。 プレシーズンの大活躍によってすぐさまエースとしての信頼を獲得すると、ここまでの5試合では3ゴール3アシストを記録。その数字以上に攻守両面での存在感が際立つ。 わずか数試合でオーバメヤンやラカゼットといったかつてのエースストライカーの存在を完全に忘れさせるブラジル代表FWだが、やはり真のエースとなるためにはビッグマッチでの活躍が必須。 シティ時代の対ユナイテッドとのリーグ戦は通算9試合に出場。しかし、ここまでゴールもアシストもなく、対戦成績でも3勝2分け4敗と負け越している。したがって、アーセナルのプレーヤーとして臨む最初のゲームでは初ゴールを奪い、チームを6連勝に導きたい。 2022.09.04 12:00 Sun
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【プレミア注目プレビュー】スタートダッシュ失敗の名門2クラブが初勝利懸けて激突!

プレミアリーグ第3節、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが、日本時間22日28:00にオールド・トラッフォードでキックオフされる。開幕スタートダッシュに失敗した名門2クラブによる、今季初勝利を懸けたマンデーナイト開催のビッグマッチだ。 テン・ハグ監督を新指揮官に迎え、トップ4、リーグタイトル奪還に向けて新シーズンに臨んだユナイテッド。しかし、ライバルが積極補強で着実に力を付ける中、新戦力補強が難航した状況でシーズンをスタート。ピッチ上のパフォーマンスで周囲の不安を払しょくしたいところだったが、ブライトンとの開幕戦を1-2の敗戦で終えると、前節のブレントフォード戦ではオランダ人指揮官が志向する後方から繋ぐスタイルの中で多くのミスが出て、屈辱的な0-4の惨敗を喫した。 この散々な戦いぶりを受け、サポーターの怒りは早くも最高潮に達しており、グレイザーファミリーに対してはクラブ売却を求める声も挙がる。今週末にはレアル・マドリーの絶対的主力MFカゼミロ獲得を決定し、アヤックスFWアントニーの獲得交渉もここに来て進展が見え始めている。これで怒れるサポーターの溜飲も少なからず下がったが、やはりピッチ上での結果は重要。相手が手負いとはいえ、現状のチームがリバプール相手に勝ち点3を得られると考えるサポーターは少ないが、ライバル相手に戦う姿勢を見せると共に勝ち点奪取といきたい。 一方、昨季国内カップ戦2冠もチャンピオンズリーグ(CL)とプレミアリーグでトロフィーにあと一歩届かなかったリバプール。今夏の移籍市場では将来への投資と共に、FWマネの退団、FWヌニェスの獲得という最小限のスカッド刷新にとどめ、継続路線を歩む。開幕直前のコミュニティ・シールドではマンチェスター・シティに快勝を収めたが、リーグ戦では思わぬ苦戦を強いられる。 10人近い負傷者に悩まされる中、昨季2部王者フルアムとの開幕戦を2-2のドローで終えると、ホーム開幕戦となった前節はFWルイス・ディアスの圧巻の個人技で敗戦を回避したものの、新戦力ヌニェスの愚行退場も響きクリスタル・パレス相手に1-1のドロー。開幕2戦未勝利と厳しい船出に。対戦相手と異なり、ここ2試合でのパフォーマンスは決して悲観すべきものではないが、リーグタイトル奪還に向けては序盤戦でのこれ以上の取りこぼしは許されない。 なお、昨シーズンの両者のリーグ戦での対戦はリバプールがアウェイで5-0、ホームで4-0といずれも大勝。ユナイテッドがリーグ戦で最後にリバプールに勝利したのは、2018年3月に行われたホームゲーム(2-1)まで遡る。また、両指揮官は一昨シーズンのCLグループステージで2度対戦しているが、クロップ率いるリバプールがテン・ハグ率いるアヤックスにいずれも1-0のスコアで勝利している。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220821_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ダロト、ヴァラン、マグワイア、マラシア MF:エリクセン、フレッジ MF:サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード FW:クリティアーノ・ロナウド 負傷者:DFリンデロフ、FWペリストリ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはリンデロフとペリストリが引き続き欠場となる。また、注目のカゼミロは登録が間に合わず、スタンド観戦が濃厚。一方、ハムストリングのケガで開幕2試合を欠場しているマルシャルはチームトレーニングに復帰しており、試合に絡める可能性は十分にあるようだ。 システムに関しては併用する[4-2-3-1]と、[4-3-3]のいずれかを選択することになるが、バランス重視の前者の採用を予想。スタメンはセンターバックと左サイドバック、セントラルMFの人選に注目したい。 センターバックはヴァランの復帰が濃厚で、マグワイアかリサンドロ・マルティネスが外れることに。ヌニェス不在でリバプールの攻撃は高さを欠くため、空中戦の競り合いで不安を残すマルティネスの起用は可能だが、キャプテンのマグワイアを起用するとみる。また、開幕2試合低調なパフォーマンスが続くショーを外してマラシアの抜擢を予想。中盤では守備的なマクトミネイとフレッジを並べる可能性もあるが、エリクセンとフレッジのコンビを予想する。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220821_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、エリオット FW:サラー、フィルミノ、ルイス・ディアス 負傷者:GKケレハー、DFマティプ、コナテ、ラムゼイ、MFチアゴ、オックスレイド=チェンバレン、カーティス・ジョーンズ、FWジョタ コロナ陽性者:なし 出場停止者:FWヌニェス(1/3) パレス戦で退場のヌニェスが3試合停止の1試合目で欠場となる。負傷者に関しては、チアゴやコナテ、マティプといった前述のメンバーが引き続き欠場に。その一方で、前節欠場のフィルミノは練習に復帰しており、コンディション不良から回復したナビ・ケイタと共に起用可能だ。 スタメンに関しては前述の11人を予想。ただ、フィルミノの状態次第で、サラーを最前線に置きエリオットを右ウイングに配置するオプションの採用も考えられる。これに伴い、ミルナーかナビ・ケイタがインサイドハーフに入る形となる。その他ではアジリティに不安を抱えるフィリップスに代わってパレス戦途中出場のジョー・ゴメスがファン・ダイクの相棒を務めることになりそうだ。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFクリスティアン・エリクセン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220821_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 不調ブルーノに代わる司令塔としてチームを勝利に導けるか。昨年のユーロ2020での心停止というアクシデントを乗り越え、ブレントフォードとデンマーク代表で復活を遂げた不屈の攻撃的MFは、今夏に名門復権を期す赤い悪魔へ加入。アヤックスのフィロソフィーを共有するテン・ハグ監督の信頼を集める中、直近2試合では偏りが顕著なスカッド事情の犠牲となり、ブライトン戦ではゼロトップ、ブレントフォード戦ではアンカーと無茶ぶりに近い役割を与えられ、古巣対戦ではGKデ・ヘアのもらい事故のような形で失点にも絡んだ。 ただ、プレシーズンを含め要所で持ち味の戦術眼、展開力を発揮しており、適切なポジションで起用されれば、昨季後半戦からパフォーマンスの低下が指摘されるポルトガル人司令塔に代わって間違いなくパスワーク、チャンスメークの中心を担うはずだ。 本領発揮はカゼミロ加入後となりそうだが、今回のリバプール戦では相手の強度の高いプレッシャーに対して、チーム全体が窮屈なプレーを強いられる中、プレス回避やカウンターの起点を担い、高精度のプレースキックで少ない決定機を演出したい。 ◆リバプール:FWルイス・ディアス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220821_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エースと共に攻撃牽引を期待。今冬にポルトから鳴り物入りで加入し、国内カップ2冠と共にCL準優勝、プレミアリーグ2位フィニッシュに大きな貢献を見せたルイス・ディアス。マネの退団によって左ウイングのレギュラーを確固たるものとし、新シーズンは絶対的なエースであるサラーと共に新エースとしての活躍が求められる。 前節のパレス戦では1点ビハインドを背負った上、ヌニェスの一発退場で苦境に陥ったチームを救う5人の守備者を無効化する圧巻のゴラッソで勝ち点1奪取の立役者に。同試合ではゴール以外にも献身的な守備、圧倒的な個の打開力で抜群の存在感を発揮し、ホームサポーターから大きな称賛を受けた。 今回のユナイテッド戦ではジョタ、ヌニェスの不在に加え、先発復帰濃厚のフィルミノもコンディションに不安を抱えており、10戦9ゴールでユナイテッドキラーとして知られるサラーと共に、いつも以上の奮闘が求められる。アンフィールドで戦った前回対戦では1ゴール1アシストの活躍を見せており、オールド・トラッフォードでもその再現を狙いたい。 2022.08.22 18:00 Mon
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