【プレミア注目プレビュー】ソンvs冨安のマッチアップに注目! 今季最初のNLダービー

2021.09.26 12:00 Sun
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プレミアリーグ第6節、アーセナルとトッテナムによるノースロンドン・ダービーが、日本時間26日24:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。好対照の序盤戦を過ごすノースロンドンの両雄が激突する今季最初のダービーだ。開幕3戦無得点の3連敗スタートと、アルテタ体制3年目は苦難の船出となったアーセナル。だが、インターナショナルマッチウィークを挟んでリスタートを切ったチームは、ノリッジ、バーンリーと下位に沈む2チーム相手にいずれも1-0のスコアで連勝。今回のダービーに勝利し、星勘定を五分に戻すことができれば、一気に上昇気流に乗ることも可能だ。

ただ、前節のバーンリー戦を含め、決して試合内容に大きな改善が見られたわけではなく、相手に恵まれた印象も強い。したがって、不調とは言えどもノリッジ、バーンリーと比べて大きくレベルが上がる宿敵との一戦が、現チームの立ち位置を明確に決める試金石となる。
一方、開幕3試合連続クリーンシートで3連勝を飾ったトッテナムだが、インターナショナルマッチウィーク明けのクリスタル・パレス戦、チェルシー戦は度重なる離脱者の影響もあり、いずれも0-3のスコアで大敗。直近のEFLカップではウォルバーハンプトンをPK戦の末に退けて公式戦4試合ぶりの白星を手にしたが、最適解を見いだせない攻撃面を中心に停滞感が漂う。

それでも、徐々に離脱者が戻ってきて、MFエンドンベレやFWブライアン・ヒルと攻撃に新たなオプションをもたらす選手たちの台頭もあり、今回のダービーで負の流れに終止符を打てれば、対戦相手同様に再浮上の可能性は十二分にあるはずだ。

以前から拮抗したダービーとして知られる両者の対戦だが、アーセナルホーム開催のプレミアリーグではホームチームが16勝2敗11分けと圧倒的な戦績を誇る。さらに、トッテナムが最後にアウェイで勝利したのは、2010年11月の対戦(3-2)まで遡ることになる。一方で、ダービー初采配のヌーノ監督はウォルバーハンプトン時代に3勝1敗2分けと、アーセナルを得意としており、トッテナムとしてはポルトガル人指揮官の相性の良さを生かして11年ぶりのエミレーツ攻略といきたい。

◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽アーセナル予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ラムズデール
DF:冨安、ホワイト、ガブリエウ、ティアニー
MF:スミス・ロウ、トーマス、ウーデゴール
FW:ぺぺ、オーバメヤン、サカ

負傷者:なし
出場停止者:なし

出場停止者、負傷者共になし。3試合停止明けのジャカを含め全選手が起用可能な状況だ。

システムに関しては[4-2-3-1]、[4-3-3]の布陣を併用しているが、ホームでより攻撃的に戦うことを想定し後者を予想。スタメンに関しては3-0で快勝したEFLカップのウィンブルドン戦で温存したメンバーを中心に、前述の11人の起用を予想する。

ただ、サカあるいはペペに替えてサンビ・ロコンガ、ジャカをトーマスの相棒に据えるバランス重視の形、ダービーで決定的な仕事ができるラカゼットのスタメン起用の可能性も十分にあるはずだ。

◆トッテナム◆
【4-3-3】
▽トッテナム予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ロリス
DF:タンガンガ、ロメロ、ダイアー、レギロン
MF:ホイビュルク、スキップ、デレ・アリ
FW:ルーカス・モウラ、ケイン、ソン・フンミン

負傷者:MFセセニョン、FWベルフワイン
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはルーカスの復帰に伴い、セセニョンとベルフワインのみが欠場となる。

スタメンに関してはルーカスがスタートから起用可能な状態と判断し、前述のメンバーを予想。ただ、右サイドバックにエメルソン、ダイアーの相棒にダビンソン・サンチェス、中盤にエンドンベレ、右ウイングにロ・チェルソ(ブライアン・ヒル)を起用する可能性も十分にありそうだ。

★注目選手
◆アーセナル:DF冨安健洋
Getty Images

アーセナルの注目プレーヤーはダービー初出場の冨安。今夏、アタランタと共にトッテナム行きが有力視されながらも、移籍市場最終日にスパーズのライバルクラブであるアーセナルへ加入した22歳の日本代表DF。

ディフェンダーにとっては適応が困難と言われるプレミアリーグ、アルテタスタイルにすんなりと順応すると、ここまで右サイドバックとして出場したノリッジ、バーンリー戦では多士済々な相手のアタッカーに対して、傑出したデュエル勝率を記録。さらに、守備の国であるイタリア仕込みの繊細なポジショニング、状況判断でDFホワイトやFWペペらをカバーする見事な存在感を示している。

その鮮烈な活躍により、早くもスペイン人指揮官、ガナーズファンの信頼を獲得し、クラブOBを中心とする多くの識者からも好評価を受けている。

とはいえ、ここまでの称賛ムードは元々の期待値の低さに加え、アーセナルの既存守備陣の体たらくによる部分が大きく、その真価が試されるのは、対ビッグ6や一線級のアタッカーとの対戦時だ。そういった意味ではより注目度、プレッシャーが高まる今回のダービーは、冨安の今後を左右する重要な一戦となるはずだ。

世界屈指のストライカーであるケインに加え、サイドでのマッチアップが見込まれるアジア最高のアタッカー、ソン・フンミンを相手に、直近2試合で見せたようなソリッドな守備を継続できるか。また、守備時に中を絞る傾向のある相手に対してはサイドバックのビルドアップ、攻撃面の貢献が重要となるだけに、バーンリー戦で見せた正確なサイドチェンジや果敢なオーバーラップで攻撃にアクセントを加えたい。

◆トッテナム:FWソン・フンミン
Getty Images

トッテナムの注目プレーヤーは攻撃のカギを握る韓国代表FW。今夏、トッテナムとの2025年までの新契約にサインしたソン・フンミンは、相棒ケインの去就問題もあり、今やクラブのアイコンという立場に。そして、ファンからの寵愛を受ける29歳は、マンチェスター・シティとの開幕戦での決勝点など、ここまで4試合で2ゴールと上々の滑り出しを見せている。

ただ、ここ数試合では相棒の不調や新体制移行の影響もあり、昨季猛威を振るったホットラインがなかなか機能せず、孤軍奮闘の状況が続く。そのケインは直近のウルブス戦でゴールを記録し、復調の気配を見せているものの、敵地でのダービーで11年ぶりの勝利を収めるためにはソン・フンミンの爆発が必須だ。

直近2試合連続クリーンシートも守備者として脆弱なホワイト、ダービー初出場で未知数の冨安が並ぶ相手の右サイドはトッテナムにとって攻めどころのひとつと見込まれており、左ウイングでの起用が見込まれるソン・フンミンの打開力がアウェイチームの生命線となりそうだ。

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【セリエA注目プレビュー】上位で迎える今季最初のデルビー・デッラ・カピターレ!

セリエA第13節、ローマvsラツィオが、日本時間6日26:00にスタディオ・オリンピコでキックオフされる。開幕から好調を維持し、第2集団に属する首都チームが対峙する今季最初のデルビー・デッラ・カピターレ。 昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇で得た自信を武器に、勝負強さが光るモウリーニョ体制2年目のローマ(勝ち点25)は、ここまで8勝1分け3敗の4位に位置。前節ヴェローナ戦では18歳MFヴォルパートの1ゴール1アシストの活躍で3-1の逆転勝利を飾ると、直近のヨーロッパリーグ(EL)ではルドゴレツ相手に苦戦を強いられながらも、途中出場のMFザニオーロが2つのPK奪取にダメ押しゴールを挙げる圧巻のゲームチェンジャーぶりを発揮し、同じく3-1の逆転勝利。グループ2位通過でプレーオフ行きを決めた。 FWディバラ離脱後はFWエイブラハム不振で決定力を欠き、相手を圧倒する強さはないが、DFスモーリングを中心とするソリッドな守備、勝負所を見極めた手堅い戦い方で着実に勝ち点を重ねており、インテル戦に続くビッグマッチ勝利となれば、混戦の第2集団で優位に立てるはずだ。 一方、サッリ体制2年目のラツィオ(勝ち点24)はここまで7勝3分け2敗の5位に位置。昨季同様の攻撃の破壊力を維持しつつ、今季はリーグ2位の8失点と守備面で大きな改善を見せる。ただ、直近のサレルニターナ戦では格下相手に今季リーグ最多の3失点で敗戦。さらに、ELではグループ首位で臨んだフェイエノールトとの最終節を0-1で落とし、まさかのグループ3位敗退に。 今季初の連敗に加え、サレルニターナ戦では不可解な判定によって絶好調のMFミリンコビッチ=サビッチが警告を受け、累積警告でデルビー欠場が決定。負傷離脱中の主砲インモービレと中盤の要を欠く中、タフなデルビーではリバウンドメンタリティが試される。 なお、昨季の対戦では初戦をラツィオが3-2、第2戦をローマが3-0で勝利と五分の戦績だ。また、2015-16シーズンのローマのシーズンダブルを最後にほぼ五分の戦いが続いている。 ◆ローマ◆ 【3-4-2-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_102_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ルイ・パトリシオ DF:マンチーニ、スモーリング、イバニェス MF:カルスドルプ、クリスタンテ、マディ・カマラ、ザレフスキ MF:ザニオーロ、ペッレグリーニ FW:エイブラハム 負傷者:DFスピナッツォーラ、MFワイナルドゥム、ダルボエ、FWディバラ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはワイナルドゥム、ダルボエ、ディバラの長期離脱組に加え、スピナッツォーラが欠場となる。 スタメンに関しては前述の11人を予想したが、マディ・カマラ、ザレフスキに代えてマティッチ、エル・シャーラウィを起用する可能性もある。 ◆ラツィオ◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_102_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:プロベデル DF:ラッツァーリ、カサレ、ロマニョーリ、マルシッチ MF:ベシーノ、カタルディ、ルイス・アルベルト FW:ペドロ、フェリペ・アンデルソン、ザッカーニ 負傷者:FWインモービレ コロナ陽性者:なし 出場停止者:ミリンコビッチ=サビッチ(1/1) ミリンコビッチ=サビッチが累積警告で欠場。負傷者ではエースのインモービレが唯一の欠場者となる模様だ。 スタメンは前述の11人の起用が濃厚だが、負傷明けのパトリックが起用可能な場合、カサレに代わってロマニョーリの相棒を担うことになる。インモービレ不在のセンターフォワードは引き続きフェリペ・アンデルソンが務める。 ★注目選手 ◆ローマ:DFクリス・スモーリング <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_102_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 頼れるディフェンスリーダーが攻守のカギ握る。ローマ加入4シーズン目でディフェンスリーダーとして存在感を示す32歳は、チーム同様にビルドアップに課題を残すものの、守備面においては3バックの中央で求められる要素を完璧に満たし、圧倒的な空中戦に加え、カバーリング、シュートブロックで再三の好守を披露。さらに、攻撃面ではセットプレーのターゲットとしてチーム2位の3ゴールを記録している。 今回のデルビーでは相手にボールを握られる展開の中、インモービレ不在でより流動的な小兵アタッカーに対して、カバーリング、ラインコントロールと守備面での繊細な対応が重要となる。また、ここ数試合ではバイタルエリア付近で前向きな相手選手にあっさりとミドルシュートを打たれるシーンが多く、名手ルイス・アルベルトらを抑え込む上では持ち場を離れての潰しや、的確なコーチングで味方を動かすことも求められる。 そして、攻撃ではインモービレ、ミリンコビッチ=サビッチの不在もあり、セットプレーではチームとして完全に制空権を握れるため、エイブラハムやマンチーニらと共にペッレグリーニの正確なプレースキックを確実に枠へ飛ばし、インテル戦のように決定的な仕事を果たしたい。 ◆ラツィオ:FWペドロ・ロドリゲス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_102_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 古巣相手に2つ目の恩返し弾狙う。インモービレ不在の中、ザッカーニ、フェリペ・アンデルソンと共に攻撃の主軸を担う百戦錬磨のベテランアタッカーがラツィオのキーマンの一人だ。サッリ・ボールを深く理解する35歳FWは、今季もここまで公式戦15試合4ゴール2アシストと、途中投入がメインも安定した数字を残す。インテル戦では途中出場からの1ゴール1アシスト、スタメンでプレーしたアタランタ戦でも1アシストとビッグマッチでの勝負強さも健在だ。 今回の古巣対戦では相手の屈強な3バックに対して、基準点を置かない3トップが機能する可能性が高いと思われるが、スペースを消された際にはルイス・アルベルトやベシーノのミドルシュートと共に、ラインブレイクや駆け引きの名手の質の高い動き出しが崩しのカギとなりそうだ。昨季の初対戦では1ゴール1アシストの活躍を見せており、3度目の古巣対戦では2つ目の恩返し弾を狙いたい。 2022.11.06 13:00 Sun
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【プレミア注目プレビュー】スパーズvsリバプール! 共に満身創痍の両雄が浮上のキッカケ探る

プレミアリーグ第15節、トッテナムvsリバプールが、日本時間6日25:30にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。共に満身創痍の両雄が浮上のキッカケ探る強豪対決だ。 3位のトッテナム(勝ち点26)は前節、昇格組ボーンマス相手に2点差を引っくり返す3-2の逆転勝利。格下相手の薄氷の勝利で辛くもリーグ戦連敗をストップした。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではマルセイユとのアウェイゲームで大苦戦を強いられたものの、DFラングレの加入後初ゴールに、MFホイビュアが後半ラストプレーで奪った逆転ゴールによって一時敗退危機からの劇的な首位通過を決めた。 本来であれば、この劇的な連勝で波に乗れるところだが、DFロメロ、MFクルゼフスキ、FWリシャルリソンに続き、FWソン・フンミンという絶対的な主力が離脱。直近の公式戦5試合連続で低調な前半、先制点献上という負のスパイラルが続いており、不振とはいえ格上といえるリバプール相手に厳しい戦いを強いられるはず。超過密日程の中で準備期間は短いが、イタリア人指揮官の手腕が試されるところだ。 一方、開幕前はタイトルコンテンダーの最右翼に挙がっていたリバプール(勝ち点16)はここまで4勝4分け4敗の9位に低迷。マンチェスター・シティに初黒星を与えた会心の試合をキッカケに浮上が期待されたが、直近は最下位ノッティンガム・フォレストに金星を献上し、前節は要塞アンフィールドで同じく下位に沈むリーズに1-2で敗れて今季初の連敗に。CLではグループ最終節でナポリに2-0の勝利を飾って5連勝での2位通過を果たしたが、リーグ戦の不振は深刻だ。 逆転優勝は絶望的だが、トップ4フィニッシュに向けてこれ以上の取りこぼしは許されない。3位に位置するものの、パフォーマンスレベルは決して高くない手負いのホームチームを撃破し、中断前に浮上のキッカケを掴みたいところだ。 なお、昨シーズン2度の対戦はいずれもドロー決着となったが、直近10試合の対戦成績はリバプールが6勝3分け1敗と圧倒的な戦績を残している。トッテナムは2017年10月に4-1で勝利して以来、9試合未勝利が続く状況で10戦ぶりの白星を目指す。 ◆トッテナム◆ 【3-5-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ロリス DF:ダイアー、ラングレ、ベン・デイビス MF:エメルソン、ベンタンクール、ビスマ、ホイビュア、ペリシッチ FW:ルーカス・モウラ、ケイン 負傷者:DFロメロ、MFクルゼフスキ、FWソン・フンミン、リシャルリソン、ルーカス・モウラ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはロメロとリシャルリソンに加え、左眼窩低の手術を受けたソン・フンミンが欠場となる。太もものケガが癒えてトレーニング復帰したクルゼフスキ、腱の問題を抱えるルーカスは試合直前の判断となる見込みだ。 [3-4-3]と[3-5-2]を併用している中、ブライアン・ヒルやペリシッチをシャドーで起用して前者の採用もなくはないが、前線の選手層を考えるとリスクが大きい。したがって、後者の採用が濃厚だ。 スタメンは直近のマルセイユ戦の後半のメンバーが起用される見込みだ。ペリシッチやベン・デイビス(ラングレ)に代わってセセニョン、ダビンソン・サンチェスの起用も考えられる。 ◆リバプール◆ 【4-3-1-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、チアゴ MF:フィルミノ FW:サラー、ヌニェス 負傷者:DFマティプ、MFミルナー、ナビ・ケイタ、アルトゥール、FWジョタ、ルイス・ディアス コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはマティプ、ジョタ、ルイス・ディアスら長期離脱組に加え、ナポリ戦で脳震とうを起こしたミルナーが欠場となる。 スタメンは負傷明けのヘンダーソンに加え、ナポリ戦で温存したロバートソン、ヌニェスが復帰となる見込み。ヘンダーソンが難しい場合はカーティス・ジョーンズかエリオットが代役を担う見込みだ。 ★注目選手 ◆トッテナム:FWハリー・ケイン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 劣勢必至の一戦で勝利に導くエースの仕事を果たせるか。故ヴェントローネコーチの下でハードワークをこなしたプレシーズンを経て、近年最高の状態でシーズンを迎えた29歳は例年スロースタートの序盤戦にゴールを量産。怪物ハーランドが驚異的なペースでゴールを重ねているため、大きな注目を浴びていないが、13試合10ゴールと見事な数字を残している。 今回の一戦ではリシャルリソン、ソン・フンミンの不在によってチームが得意とするロングカウンターを繰り出すことが難しく、相手を引き込んで戦う場合は自陣でのハーフコートゲームを強いられる可能性が高い。そして、縦パスやクリアの受け手となるケインはファン・ダイク、コナテの2センターバックに加え、アンカーのファビーニョによる徹底監視が想定される。疲労困憊の中でその監視網をかいくぐるのは決して簡単なことではないが、そのタスクをこなせない限りホームチームの勝利はない。 何とか前線でボールを収め、両ウイングバック、中盤の攻め上がる時間を作って攻撃の基準点となり、14戦7ゴールと相性が悪くない相手に対して少ないチャンスを確実にゴールに結び付けたい。 ◆リバプール:FWダルウィン・ヌニェス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 本領発揮し始める中、“ロンドンキラー”襲名なるか。ベンフィカで台頭したウルグアイ代表FWは、今夏最大1億ユーロと言われる移籍金でリバプールへ加入。第2節のクリスタル・パレス戦では頭突きによる3試合出場停止という愚行を犯していきなり評価を落としたが、以降は徐々にチームにフィットし、ここまで公式戦15試合7ゴールと上々の数字を残す。とりわけ、[4-3-1-2]への布陣変更以降は周囲との連携向上もあって持ち味であるダイナミックなプレーを遺憾なく発揮している。 今回のトッテナム戦では対人守備においてリーグ屈指のロメロが不在となり、スピードに難があるダイアーや対人対応で力強さを欠くベン・デイビス、ラングレとマッチアップで優位に立てる可能性が高く、押し込んだ際の空中戦を含め23歳FWのパフォーマンスがゴール奪取のカギを握る。 なお、前述のパレス戦では不発も、ヌニェスは今季ここまでのリーグ戦で奪った3ゴールのすべてがフルアム、アーセナル、ウェストハムとロンドンに本拠地を置く対戦相手。仮に、今回の一戦やチェルシー戦でもゴールを決めた場合、いよいよ“ロンドンキラー”襲名となる。 2022.11.06 12:30 Sun
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【プレミア注目プレビュー】古巣初対戦オーバに注目のビッグロンドンダービー!

プレミアリーグ第15節、チェルシーvsアーセナルが、日本時間6日21:00にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。過密日程の中で迎える今季最初のビッグロンドン・ダービーだ。 チェルシー(勝ち点21)は前節、ポッター監督の古巣であるブライトンを相手に1-4の惨敗。公式戦10試合目にして新体制での初黒星を喫すると共に、リーグ3戦未勝利で順位を6位まで落としている。 消化試合となったチャンピオンズリーグ(CL)のディナモ・ザグレブ戦はFWスターリング、MFザカリアのデビュー戦ゴールで2-1と競り勝って白星を取り戻したが、EFLカップのマンチェスター・シティ戦を挟んで行われる首位チーム、4位のニューカッスルとの中断前の連戦は今後のチームの浮沈を占う重要なものとなる。 対する首位のアーセナル(勝ち点31)は、ヨーロッパリーグ(EL)のPSV戦で10試合ぶりとなる今季公式戦2敗目を喫するなど、ここにきて過密日程によるパフォーマンスの低下が顕著な中、前節は最下位のノッティンガム・フォレスト相手に今季最多5ゴールを挙げての圧勝。伏兵ネルソンの2ゴール1アシストの活躍もあって久々に内容の伴った結果を手にした。直近のチューリッヒ戦では公式戦8試合無得点と決定力を欠くエースFWガブリエウ・ジェズスを筆頭に、再び振るわないパフォーマンスとなったが、1-0で勝ち切って目標だったグループ首位通過を決めた。 来週末の相手は降格圏のウォルバーハンプトン相手ということもあり、今回のダービーで勝ち点3を獲得できれば、首位で中断期間に入れる可能性が高い。今季ここまで2勝の対ビッグ6戦はいずれもホームゲームでの勝利となっており、ブリッジでのアウェイゲームでは1-3で敗れたマンチェスター・ユナイテッド戦の教訓を生かしたいところだ。 なお、昨シーズンのリーグ戦の対戦は1勝1敗の五分。アーセナルホームの初戦はチェルシーが2-0、チェルシーホームの2戦目はアーセナルが4-2で勝利している。また、ポッター監督とアルテタ監督の対戦成績は2勝1分け2敗と互角となっており、今回のダービーも拮抗した展開となりそうだ。 ◆チェルシー◆ 【3-4-2-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:メンディ DF:チャロバー、チアゴ・シウバ、クリバリ MF:アスピリクエタ、ジョルジーニョ、コバチッチ、ククレジャ MF:マウント、スターリング FW:オーバメヤン 負傷者:GKケパ、DFリース・ジェームズ、フォファナ、チルウェル、MFカンテ、ザカリア、チュクエメカ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはカンテやフォファナの長期離脱組に加え、直近で負傷した守護神ケパ、チルウェル、チュクエメカが欠場となる。 システムに関しては直近のディナモ・ザグレブ戦では[4-3-1-2]を採用したが、[3-4-2-1]に戻す可能性が高い。 スタメンは前述の11人を予想したが、ロフタス=チークが右ウイングバックかコンディションに不安を抱えるコバチッチに代わってセントラルMFに入る可能性もある。前線に関してもオーバメヤンかスターリングがベンチスタートとなり、ハヴァーツが最前線あるいはシャドーに入る形も想定される。 ◆アーセナル◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラムズデール DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ティアニー MF:トーマス、ジャカ MF:サカ、ウーデゴール、マルティネッリ FW:ガブリエウ・ジェズス 負傷者:GKターナー、DF冨安健洋、MFスミス・ロウ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては控えGKターナーとスミス・ロウに加え、チューリッヒ戦で筋肉系のトラブルに見舞われた冨安が欠場する見込みだ。 スタメンは前述のベストメンバーの起用が濃厚だが、ティアニーの状態次第でチューリッヒ戦でベンチに戻ってきたジンチェンコの起用も考えられる。 ★注目選手 ◆チェルシー:FWピエール=エメリク・オーバメヤン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 古巣初対戦で結果残せるか。今回のビッグロンドン・ダービーの主役は、2018年1月から2021年1月までの3年間アーセナルに在籍し、エースストライカーと共にキャプテンを担ったオーバメヤンだ。 在籍期間に163試合92ゴール21アシストという圧倒的な数字を残し、2018-19シーズンにはクラブに久々のリーグ得点王のタイトルをもたらした33歳FWだが、バルセロナ移籍直前には度重なる規律違反、ドレッシングルームでの尊大な振る舞いもあって完全に干されると、最後は喧嘩別れの形での契約解除となった。さらに、後に過去の発言と弁明したものの、アルテタ監督は「大物を相手にできない」との批判的なコメントが見出しを飾ったこともあり、対立構造に拍車がかかっている。 チェルシー加入後はコンディションの問題や指揮官交代の影響もあって、ここまで公式戦11試合3ゴール1アシストと、本領発揮には至っていない。ただ、直近のディナモ・ザグレブ戦ではまずまずの動きを見せており、古巣初対戦のモチベーションをプラスに変えて決定的な仕事を果たしたい。 ◆アーセナル:MFトーマス・パルティ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221105_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 中盤支配と共に今季3発目の“トーマス砲”狙う。アトレティコ・マドリー時代には“無事之名馬”とばかりにフル稼働が続いたガーナ代表だが、消耗が激しいプレミアリーグ移籍後は度重なる離脱を繰り返す。それでも、出場試合では攻守両面で安定したパフォーマンスを披露し、ガナーズの中盤の底に君臨している。 今季は守備時こそジャカが並ぶ形となるが、攻撃時はアンカーとしてディフェンスラインと中盤、前線の繋ぎ役として的確な配球、ポジショニングで周囲を生かし、攻撃のリズムを司る。さらに、チームが押し込む展開が多い中で、トッテナムとのダービー、直近のフォレスト戦では相棒のスイス代表の代名詞であるミドルシュートで2ゴールと決定的な仕事も果たしている。 今回のダービーではカンテが不在となるものの、ジョルジーニョ、コバチッチに加え、前線と中盤のリンクマンとなるマウントという実力者を相手に中盤の攻防が勝敗のカギを握る。超過密日程ということもあり、互いに前線からプレスをかけ続けるハイインテンシティの展開は考えにくく、攻守両面でのバランス、局面における状況判断がより重要視される中、ガーナ代表によるかじ取りが普段以上に重要となるはずだ。さらに、今季3発目の“トーマス砲”にも期待がかかる。 2022.11.06 12:00 Sun
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【プレミア注目プレビュー】5戦連続無失点の堅守ブルーズと、前節攻撃爆発の赤い悪魔が激突!

プレミアリーグ第13節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが、日本時間22日25:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。上位3チームを追走する強豪による、注目のビッグ6同士の一戦だ。 先月半ばにトゥヘル前監督を解任し、前ブライトン指揮官のポッター新監督を招へいした4位のチェルシー(勝ち点20)。新指揮官移行後のこの1カ月では5勝2分けの公式戦7試合と無敗を維持。とりわけ、直近は5試合連続無失点と自慢の堅守に磨きをかけている。ただ、直近のブレントフォード戦では積極的なターンオーバーの影響もあったか、格下相手に決め手を欠き、新体制移行後初めて無得点のゴールレスドロー。公式戦連勝と連続複数得点がいずれも「5」でストップした。 守護神返り咲きとなったGKケパの躍動が際立つ守備の安定感、イングランド人指揮官の的確な修正、用兵によって、ここまでの戦いに悲観すべきものは全くないが、これまでの対戦相手は多くの主力を欠いたミランを含め力の劣る対戦相手ということもあり、今回のユナイテッド戦は新生ブルーズにとって試金石の一戦となるはずだ。 一方、5位のユナイテッド(勝ち点19)は、紆余曲折がありながらも徐々にテン・ハグ体制が熟成が進む。直近ではマンチェスター・シティとのダービーで屈辱的な大敗を喫し、前々節のニューカッスル戦も振るわない内容でゴールレスドローと足踏みが続いたが、前節は3位のトッテナム相手に今季ベストパフォーマンスと言える圧巻の内容で2-0の完勝。相手守護神ロリスの驚異的なビッグセーブによってMFフレッジ、MFブルーノ・フェルナンデスの2ゴールにとどまったものの、シュート28本枠内10本とソリッドな守備に加え、攻撃陣が躍動を見せた。 この勝利によってリバプール、アーセナル、トッテナムと対ビッグ6で見事な戦績を残した赤い悪魔だが、その3試合はいずれもオールド・トラッフォードでのホームゲーム。敵地でのダービーでは惨敗し、今季のサウサンプトン戦で勝利するまで昨季からアウェイでは7連敗を喫しており、極端な内弁慶のチームはこのチェルシー戦に大きな不安を残す。試合前の会見でオランダ人指揮官は、「アウェイだろうがホームだろうが、ピッチでは対等だ」とその影響を否定したが、この試合で見せるパフォーマンスが注目されるところだ。 なお、近年はチェルシーがリーグテーブルにおいて常に優位な立場にいるが、両者のリーグ戦での直接対決は直近10試合でユナイテッドの3勝6分け1敗と拮抗。とりわけ、直近は4試合連続ドローとなっており、チェルシーは2017年11月の1-0の勝利以降は9戦未勝利が続いている。この戦績を見ればアウェイチーム優位と言えるが、ポッター監督はブライトンを率いた今季開幕戦での4-0の勝利に加え、昨季終盤戦でも2-1と勝利し、対ユナイテッド連勝中。ユナイテッドの攻略法を熟知していると言えるはずだ。 ◆チェルシー◆ 【3-4-2-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221021_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ケパ DF:チャロバー、チアゴ・シウバ、クリバリ MF:ロフタス=チーク、ジョルジーニョ、コバチッチ、チルウェル FW:スターリング、オーバメヤン、マウント 負傷者:DFフォファナ、リース・ジェームズ、MFカンテ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組が引き続き不在となるが、直近のブレントフォード戦で前半途中交代のギャラガーはコンディション不良から回復しており、プレー可能な状態だ。 システムに関してはここまで4バックと3バックを併用しているが、[3-4-2-1]が濃厚だ。スタメンは前節完全休養のチアゴ・シウバ、チルウェルに加え、オーバメヤンの復帰が濃厚だ。 注目は左右のウイングバックと2シャドーの一角のメンバー選考。ウイングバックはロフタス=チークとチルウェルの起用を予想したが、アスピリクエタ、ククレジャ起用も十分にある。シャドーはスターリング復帰の可能性が高いが、プリシッチ、ハヴァーツがオプションとなる。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221021_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ダロト、ヴァラン、マルティネス、ショー MF:カゼミロ、フレッジ MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、サンチョ FW:ラッシュフォード 負傷者:DFマグワイア、ワン=ビサカ、トゥアンゼベ、ブランドン・ウィリアムズ、MFファン・デ・ベーク、FWマルシャル コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。だが、直近のトッテナム戦で交代拒否に加え、試合終了前にドレッシングルームに下がる規律違反を犯したクリスティアーノ・ロナウドがクラブ独自の処分で招集外が決定。一方、負傷者に関しては直近のトッテナム戦と顔ぶれに変化はない。 スタメンに関しては攻守両面でハイパフォーマンスを披露したトッテナム戦のスターティングイレブンの継続を予想。ただ、激しい消耗戦から中2日という過密日程ということもあり、2セントラルMFにマクトミネイ、エリクセンのいずれかが入る可能性がある。 ★注目選手 ◆チェルシー:MFメイソン・マウント <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221021_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 復調気配漂う中、ビッグマッチを復活の契機に。恩師ランパードと共にダービー・カウンティからレンタルバックした2019-20シーズンから新進気鋭の万能MFとしてブルーズの中盤に君臨する生え抜きMF。トゥヘル、ポッターと指揮官交代以降も大きな信頼を得てインサイドハーフやトップ下、シャドーを主戦場にチームの攻撃を牽引し続ける。 高水準のパフォーマンスを約束する安定感が売りの23歳だが、今季に関してはチーム自体の不安定さ、毎試合のようにメンバーや布陣が変わる影響もあってか、試合によってパフォーマンスに波が見受けられる。その大きな要因はビルドアップ、中盤から前線の構成力の問題による、ゲームメイクの部分の負担増、超過密日程によるコンディションの低下が挙げられる。その中で自身が最も力を発揮できる最後の崩しの部分で精度、パワーを出し切れない印象だ。 それでも、先日のミランとのCL連戦や前々節のアストン・ビラ戦では、らしいプレーも増えてきており、復調気配が漂う。今季チーム2戦目となる対ビッグ6の一戦では、リーグ戦では6戦未勝利の難敵相手にチームを勝利に導くパフォーマンスを披露し、完全復活の契機としたい。 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFブルーノ・フェルナンデス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221021_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 負担軽減で攻撃面での更なる躍動を期待。2020年1月に加入以降、低迷する赤い悪魔で救世主のような活躍を続ける28歳のポルトガル代表MFは、ここまで公式戦140試合52ゴール41アシストという圧巻のスタッツを叩き出す。だが、昨シーズンは10ゴール14アシストときっちり数字を残した一方、シーズン後半戦は攻守両面におけるマルチタスクに忙殺されてプレーの質を大きく落とし、加入後初めて自軍ファンからも批判を招く厳しい日々も過ごした。 しかし、テン・ハグ新体制では開幕序盤こそチームと共に苦戦したものの、現在のメインスカッドに落ち着いて以降は、後方からの配球の改善、チーム全体の守備意識向上、エリクセンとのダブル司令塔とより自身の仕事が整理されてきた印象だ。また、ここ最近ではようやくフィットしてきたカゼミロのバランサーとしての存在感、どこか気を遣っていた同胞ロナウドのチーム内での序列低下によって攻撃面での選択肢、自由度が増している。 直近のトッテナム戦では貴重な2点目のゴールはもちろんのこと、今季のプレミアリーグにおける1試合最多となる9つのチャンスクリエイトを記録。チャンスメーカーとしての能力の高さを改めて証明した。 今回のチェルシー戦では守備的なトッテナムに比べて、ボールを握る時間は減る可能性が高いが、引き続き前線からの強度の高いプレスでチームの守備を助けつつ、長短織り交ぜた高精度のパスで堅守攻略に導きたい。 2022.10.22 12:00 Sat
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【プレミア注目プレビュー】ミッドウィークにユナイテッドvsスパーズ! 上位争いに踏みとどまるのは…

プレミアリーグ第12節、マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナムが、日本時間19日28:15にオールド・トラッフォードでキックオフされる。超過密日程のミッドウィークに開催されるユナイテッドとスパーズによる激戦必至のビッグマッチだ。 現在、1試合未消化で5位に位置するユナイテッド(勝ち点16)は、ダービーでの屈辱の大敗後、オモニアとのヨーロッパリーグ(EL)連戦と前々節のエバートン戦に競り勝って公式戦3連勝と、バウンスバックに成功した。だが、直近のニューカッスル戦では相手のフィジカルな戦いに苦戦を強いられ、今シーズンの公式戦で初となるゴールレスドローに終わった。 この取りこぼしによってトップ4との勝ち点差がやや広がっており、今回のトッテナム戦、次節のチェルシー戦とロンドン勢との連戦は上位争いに踏みとどまるか、再び中位以下に低迷するかを左右する重要な連戦となる。 一方、3位のトッテナム(勝ち点23)はインターナショナルマッチウィーク明け初戦のノースロンドン・ダービーで今季リーグ初黒星を喫し、その直後に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のフランクフルト戦もドローで終え、一時の低迷を経験。それでも、難敵ブライトンとのタフなアウェイゲームを1-0で勝ち切って3試合ぶりの白星を飾ると、以降のフランクフルト戦、エバートン戦をいずれも複数得点で勝ち切って公式戦3連勝。エバートン戦ではクラブ通算400試合出場達成のケインがキャリアハイのリーグ戦5試合連続ゴールも記録。未だパフォーマンスレベルに課題を残すものの、CLではグループ首位に浮上するなど上々の戦いぶりだ。 ただ、今季の対ビッグ6戦ではチェルシー、アーセナル相手にいずれも振るわないパフォーマンスで1分け1敗と負け越しており、3戦目となる今回の一戦ではきっちり勝ち切って上位2チームに食らいつきたいところだ。 なお、近年はトッテナムが成績面で優位に立つが、直接対決においてはユナイテッドが優勢。昨シーズンのシーズンダブルを含め、直近3試合ではすべての試合で3ゴール以上を奪って連勝中だ。ただ、トッテナムもちょうど2年前に行われたオールド・トラッフォードでの対戦では前半に退場者を出した相手に6-1の歴史的な大勝を飾っており、今回の対戦ではそれ以来の勝利を目指す。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221018_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ダロト、ヴァラン、リサンドロ・マルティネス、ショー MF:カゼミロ、エリクセン MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード FW:クリティアーノ・ロナウド 負傷者:DFマグワイア、ワン=ビサカ、トゥアンゼベ、ブランドン・ウィリアムズ、MFファン・デ・ベーク、エリクセン、FWマルシャル コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。逆に、累積警告による1試合停止から戻ってきたマクトミネイが起用可能だ。負傷者に関してはマグワイア、ワン=ビサカらに加えて、マルシャルが引き続き欠場となる。体調不良でニューカッスル戦ベンチ外のエリクセンに関してはスタメン、ベンチスタートかは微妙なところだが、少なくとも古巣対戦に間に合う見込みだ。 スタメンに関してはエリクセンの状態次第でマクトミネイかフレッジが代役を担うことになるほか、センターフォワードと左ウイングの人選に注目。トッテナムと相性が良いクリティアーノ・ロナウドのスタート起用を予想するが、同選手をベンチに置いてラッシュフォードを最前線、サンチョを左に置く形もありそうだ。 ◆トッテナム◆ 【3-5-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221018_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ロリス DF:ロメロ、ダイアー、ラングレ MF:ドハーティ、ベンタンクール、ビスマ、ホイビュア、セセニョン FW:ケイン、ソン・フンミン 負傷者:MFクルゼフスキ、FWリシャルリソン コロナ陽性者:なし 出場停止者:DFエメルソン(3/3) アーセナル戦で退場のエメルソンが3試合停止の3試合目で引き続き欠場。負傷者に関してはエバートン戦でふくらはぎを痛めたリシャルリソンに加え、クルゼフスキも間に合わない可能性が高い。 システムに関しては前線の駒不足によって[3-5-2]を予想。一方で、負傷明けのルーカス・モウラかペリシッチを前線で起用し、[3-4-3]を継続する可能性も十分に考えられる。 スタメンはシステム次第だが、ベン・デイビスとペリシッチに代わってラングレ、セセニョンの復帰が見込まれる。そして、リシャルリソンに代わってビスマが中盤の底に入る形になるはずだ。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:FWクリスティアーノ・ロナウド <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221018_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> スパーズキラーの本領発揮なるか。テン・ハグ新体制では昨季から序列を下げ、出場8試合目となった前々節のエバートン戦でようやくリーグ戦初ゴールを記録したポルトガル代表FW。慣れない途中出場の多さによってコンディション、試合勘の問題を抱えており、ここまでは最大の特長のひとつである決定力の部分で衰えを感じさせる状況が続く。 ただ、対戦相手のトッテナムはレアル・マドリー時代を含め通算20試合で14ゴールを挙げている、プレミアリーグで最も得意とする対戦相手。昨季2度の対戦ではチーム、個人としても難しい状況での戦いとなったが、初戦で1ゴール1アシスト、第2戦でハットトリックと、いずれの試合でもマン・オブ・ザ・マッチの活躍を披露。 昨季に続いて個人として厳しい状況で臨む今回の対戦では三度の爆発が期待されるところ。先日の対戦でアーセナルが示したように引いた際にボランチ脇のケアの甘さ、過密日程によってボールホルダーに対する緩さが想定される相手に対して、昨季対戦のように積極的にミドルレンジのシュートを狙いたい。 ◆トッテナム:MFピエール=エミール・ホイビュア <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221018_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 攻守に存在感光る鉄人が躍動狙う。2020年夏のトッテナム加入以降、1シーズン平均で50試合以上に出場してきた鉄人は、今季もここまで公式戦14試合に出場。消耗が激しいボックス・トゥ・ボックス型にも関わらず、その内の12試合でフル出場と、闘将コンテの下でブラック企業さながらのフル稼働を強いられている。 ビルドアップ時のボールの関わり方や展開の部分で課題はあるものの、攻守両面に渡るハードワークに加え、3ゴール3アシストと数字の面でも決定的な仕事を果たしている。とりわけ、スパーズ加入後はここまで公式戦8ゴール12アシストという記録だが、ビッグマッチや勝ち点に繋がる重要な局面でのゴールやアシストが印象的だ。 今回のユナイテッド戦ではデンマーク代表の中盤でコンビを組むエリクセンを始め、ブルーノ・フェルナンデス、カゼミロら実力者に対して、相棒ベンタンクールと共に中盤の局地戦で優位性をもたらす仕事が求められる。さらに、直近のエバートン戦のように果敢な攻撃参加から、サウサンプトン時代に記録したキャリアハイの4ゴールに並ぶゴールを挙げたい。 2022.10.19 12:00 Wed
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