スパーズ、C・パレスに敗れ開幕4連勝ならず! 今季初失点含む3失点完敗…タンガンガの愚行退場も《プレミアリーグ》
2021.09.11 22:40 Sat
トッテナムは11日、プレミアリーグ第4節でクリスタル・パレスとアウェイで対戦し、3-0で敗れた。
ここまで唯一の開幕3連勝で首位に立つトッテナム。全て最少得点での勝利と会心の内容とまではいかないものの、逆に際どい試合をモノにする勝負強さを備えているとも言える。仮に今節勝てば、2005-06シーズンのチェルシーと2015-16シーズンのマンチェスター・シティに並ぶ快挙となるが、前半から苦戦を強いられる展開に。
開始7分のプレーで相手との接触で足を痛めていたダイアーが10分過ぎに続行不可能となり、早くも交代枠カードを切らなければならない事態に。代わりにロドンが起用されたが、以降は防戦一方の内容となる。
クリスタル・パレスは、ギャラガーを中心に前線3人のインテンシティを生かした攻撃でスパーズをゴール前に釘付けにしていく。21分にゴール正面のFKを獲得するが、ギャラガーのシュートはクロスバーの遥か上へ。35分にかけてはザハが立て続けにシュートを打っていく。
しかし、ここまで無失点にスパーズの守備は極めて堅い。42分にはロングボールを収めたザハがボックス左に侵入しマイナスのクロス。ニアで反応したギャラガーが立て続けに2度のシュートを放つが、守護神ロリスを中心とした守備陣の決死のブロックに遭った。
その直後、左サイドのスペースに抜け出したザハがタンガンガの意図的なタックルを受けて転倒。これにザハが激昂し、両軍が止めに入る事態に。その場は互いに1枚ずつイエローカードもらう形で収束したが、5分後の58分、タンガンガがボールを失った際にスライディングで止めにいくプレーでJ・アイェウを倒し、連続イエローカードで退場処分に。
まさかの度重なる愚行で1人減ってしまったトッテナムは、急遽ウィンクスを下げてB・デイビスを投入し、攻守のバランスを取る。そうなると尚更守勢の色は濃くなり、ホームチームは容赦なくサイド攻撃を仕掛けて度々スパーズゴールを陥れていく。
66分にはザハが左サイドを突破しクロスを供給。これをファーサイドで待ち構えていたアイェウがトラップからシュートを放つが、ここもトッテナムDFの体に当たってしまう。歯痒い時間が続くC・パレスだが、ついに牙城を崩す。
76分、味方のパスでボックス右に侵入したギャラガーがクロスを上げると、B・デイビスの腕に当たってPKを獲得。これをザハがきっちり決めて、ようやく1点を奪うことに成功した。
これで完全に流れを掴んだC・パレスは、84分にデビュー戦となるエドゥアールを投入。するとその直後、そのエドゥアールのポストプレーでベクトルを前に向けると、ザハが左サイドを持ち上がり、ボックス中央のエドゥアールへリターン。そこからワンフェイク入れて放ったシュートが相手DFの股下を抜けてゴールイン。デビューから数十秒でネットを揺らした。
エドゥアールはさらに後半アディショナルタイムにもダメ押しの追加点を決めて、ロンドン・ダービーでこの上ないデビューを果たした。一方、敗れたトッテナムは初失点および初黒星を喫することとなった。
ここまで唯一の開幕3連勝で首位に立つトッテナム。全て最少得点での勝利と会心の内容とまではいかないものの、逆に際どい試合をモノにする勝負強さを備えているとも言える。仮に今節勝てば、2005-06シーズンのチェルシーと2015-16シーズンのマンチェスター・シティに並ぶ快挙となるが、前半から苦戦を強いられる展開に。
開始7分のプレーで相手との接触で足を痛めていたダイアーが10分過ぎに続行不可能となり、早くも交代枠カードを切らなければならない事態に。代わりにロドンが起用されたが、以降は防戦一方の内容となる。
しかし、ここまで無失点にスパーズの守備は極めて堅い。42分にはロングボールを収めたザハがボックス左に侵入しマイナスのクロス。ニアで反応したギャラガーが立て続けに2度のシュートを放つが、守護神ロリスを中心とした守備陣の決死のブロックに遭った。
後半もクリスタル・パレスの流れで入った中、50分にザハがボックス手前左から送ったパスをゴール前のベンテケが落とし、ギャラガーが渾身のボレーシュートを狙ったが、ここもDFに当たって枠を捉えることができず。
その直後、左サイドのスペースに抜け出したザハがタンガンガの意図的なタックルを受けて転倒。これにザハが激昂し、両軍が止めに入る事態に。その場は互いに1枚ずつイエローカードもらう形で収束したが、5分後の58分、タンガンガがボールを失った際にスライディングで止めにいくプレーでJ・アイェウを倒し、連続イエローカードで退場処分に。
まさかの度重なる愚行で1人減ってしまったトッテナムは、急遽ウィンクスを下げてB・デイビスを投入し、攻守のバランスを取る。そうなると尚更守勢の色は濃くなり、ホームチームは容赦なくサイド攻撃を仕掛けて度々スパーズゴールを陥れていく。
66分にはザハが左サイドを突破しクロスを供給。これをファーサイドで待ち構えていたアイェウがトラップからシュートを放つが、ここもトッテナムDFの体に当たってしまう。歯痒い時間が続くC・パレスだが、ついに牙城を崩す。
76分、味方のパスでボックス右に侵入したギャラガーがクロスを上げると、B・デイビスの腕に当たってPKを獲得。これをザハがきっちり決めて、ようやく1点を奪うことに成功した。
これで完全に流れを掴んだC・パレスは、84分にデビュー戦となるエドゥアールを投入。するとその直後、そのエドゥアールのポストプレーでベクトルを前に向けると、ザハが左サイドを持ち上がり、ボックス中央のエドゥアールへリターン。そこからワンフェイク入れて放ったシュートが相手DFの股下を抜けてゴールイン。デビューから数十秒でネットを揺らした。
エドゥアールはさらに後半アディショナルタイムにもダメ押しの追加点を決めて、ロンドン・ダービーでこの上ないデビューを果たした。一方、敗れたトッテナムは初失点および初黒星を喫することとなった。
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