開幕3連勝で単独首位のヴォルフスブルクが喜ばず…ファンがスタンドで心肺停止

2021.08.30 12:54 Mon
Getty Images
ブンデスリーガで開幕3連勝を達成し単独首位に立っているヴォルフスブルク。しかし、手放しで喜べない事態が起こってしまった。

マルク・ファン・ボメル監督を今シーズンから招へいしたヴォルフスブルク。DFBポカールでは選手を6人交代させる不手際から失格の処分を受けるなど、前途多難なシーズンになるかと思われた。

しかし、開幕戦で昇格組のボーフムに1-0で勝利すると、第2節ではヘルタ・ベルリンに1-2で勝利。そして29日に行われた第3節では、RBライプツィヒを1-0で下し、開幕3連勝。18チームで唯一の3連勝を記録した。
この勝利を手放しで喜びたいところだったが、スタジアムでは残念な事態が起きていた。

ドイツ『ビルト』によると、RBライプツィヒ戦を観戦していたヴォルフスブルクのサポーターの1人がスタンドで心肺停止状態になったとのこと。スタンドで蘇生が必要な状態だったとのことだ。
試合後、ヴォルフスブルクのFWヴォウト・ヴェグホルストは「僕が見たものが正しければ、彼は蘇生しなければいけなかったはずだ。よくない状態だった」とコメント。「誰かの健康が危機に瀕している時、僕たちはこれ以上祝いたいとは思わない」とコメント。本来であれば開幕3連勝をサポーターと分かち合いたいところだが、倒れがサポーターを心配しやめたという。

また、ファン・ボメル監督も「ファンが回復して非常に良かった。悪い状態ではなく、早く良くなることを願っている」と心配のコメントを寄せている。

なお、ヴォルフスブルクによると、倒れた観客は蘇生し、病院へと搬送されたとのことだ。

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