フリーのMF乾貴士、スペイン2部からのオファーを拒否もイビサが改めてオファー

2021.08.26 15:30 Thu
Getty Images
昨シーズン限りでエイバルを退団し、フリーとなっているMF乾貴士(33)だが、ラ・リーガでのプレーは諦めることになるようだ。スペイン『Diario de Ibiza』が伝えた。

乾は野洲高校から横浜F・マリノスへと入団。2008年7月にセレッソ大阪へとレンタル移籍すると、2009年2月に完全移籍。2011年8月にボーフムへと完全移籍し、ヨーロッパでのプレーをスタートさせた。

2012年7月にフランクフルトへと移籍すると、2015年8月にはエイバルへと完全移籍し憧れのスペイン挑戦。2018年7月にはレアル・ベティスへ移籍するも、思うような出場機会は得られず、2019年1月にアラベスへとレンタル移籍。2019年7月にエイバルへと復帰していた。
これまでラ・リーガで166試合に出場し16ゴール14アシストを記録している乾は、昨シーズン限りでエイバルを退団。ラ・リーガでのプレー継続を目指して移籍先を探しており、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のクラブからのオファーを拒否し続けてきた。

しかし、移籍市場は残り1週間を切っている状況。各クラブの陣容も固まってきており、乾が望むオファーは届かないと見られている。
これまで乾にオファーを出した2部のクラブは、レアル・オビエド、イビサ、カルタヘナの3チームとされているが、乾は2部でのプレーを受け入れることを考えてイビサがオファーを出したとのこと。現況を打破するために、乾が加入に近づくと報じている。

乾はスペインで7シーズン目を迎えられるのか。初の2部クラブでのプレーを受け入れるのか注目が集まる。

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