合成画像がキッカケに…元スペイン代表MFボルハ・バレロがイタリア6部で現役続行
2021.08.24 20:45 Tue
ファンの想いというのは時にはあり得ないことすら起こすことが証明された。イタリア6部に当たるプロモツィオーネに所属するフレンツェのチーム、セントロ・ストリコ・リボウスキ(Centro Storico Lebowski)は23日、昨シーズン限りで現役を引退していた元スペイン代表MFボルハ・バレロ(36)の加入を発表した。
セントロ・ストリコ・リボウスキは、ファンが運営するクラブ。2010年に設立され、9部から6部にまで3つのカテゴリーを昇格した実績を残している。
プロクラブではないものの、女子チームや子供たちのためのスクール活動も行っているが、クラブ史上最も有名な選手が加わることとなった。
ボルハ・バレロは、昨シーズンまでフィオレンティーナに所属。同じフィレンツェを本拠地とするクラブだが、セントロ・ストリコ・リボウスキはボルハ・バレロにユニフォームを着せたモンタージュ画像を作成した。
レアル・マドリーのカンテラ出身のボルハ・バレロは、これまでマジョルカ、WBA、ビジャレアル、インテルでプレー。とりわけ、2012年から2017年、そして2020年夏に復帰したフィオレンティーナでは公式戦233試合に出場し、17ゴール45アシストを記録。クラブ史に残るプレーメイカーとして抜群の存在感を放っていた。
錚々たる名門クラブを渡り歩き、クラブキャリアを通じては公式戦583試合に出場してきたが、タイトルだけには恵まれなかった。
ボルハ・バレロは自身のインスタグラムでも契約を発表。「このまちに20が戻ってくる」とし、新クラブの背番号20のユニフォームを手にした写真を投稿していた。
セントロ・ストリコ・リボウスキは、ファンが運営するクラブ。2010年に設立され、9部から6部にまで3つのカテゴリーを昇格した実績を残している。
ボルハ・バレロは、昨シーズンまでフィオレンティーナに所属。同じフィレンツェを本拠地とするクラブだが、セントロ・ストリコ・リボウスキはボルハ・バレロにユニフォームを着せたモンタージュ画像を作成した。
この画像がネット上に出回ると、周囲がざわつく自体に。ボルハ・バレロをチームに迎え入れられるのではないかという機運が高まると、最終的にはフィレンツェに留まりたかったボルハ・バレロが熱意に負け、チームと契約をすることになったのだ。
レアル・マドリーのカンテラ出身のボルハ・バレロは、これまでマジョルカ、WBA、ビジャレアル、インテルでプレー。とりわけ、2012年から2017年、そして2020年夏に復帰したフィオレンティーナでは公式戦233試合に出場し、17ゴール45アシストを記録。クラブ史に残るプレーメイカーとして抜群の存在感を放っていた。
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