バルセロナにニュースター誕生か メッシ以来の記録を刻む

2021.08.24 18:35 Tue
Getty Images
バルセロナのニュースター候補が大きな注目を浴びている。
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21日に行われたラ・リーガ第2節のアスレティック・ビルバオ戦で1-1の引き分けに終わったバルセロナ。開幕連勝とならなかった一方で、また一人若き才能がトップチームデビューを果たした。オーストリア人のFWユスフ・デミルは、今夏にラピド・ウィーンから買い取りオプション付きのレンタルで加入した18歳のウインガー。ラピド・ウィーンでは2019年12月に16歳でプロデビューしており、昨季のリーグ戦では25試合6ゴール3アシストの堂々の成績を残した。
今年3月にはオーストリアのフル代表デビューも果たし、今夏にはドルトムントやインテル、ミランなど多くのクラブからの関心を集めた。そんな中、アスレティック戦の後半17分にFWペドリとの交代で出場し、バルセロナデビュー。

その記録は18歳と80日。同クラブにおける外国籍選手の中では、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(17歳114日)以来の最年少デビューとなった。
クラブの歴史に名を刻んだ18歳は試合後、『バルセロナTV』のインタビューで「この美しいクラブでプレーできることは名誉なことだよ。子供の頃の夢が叶ったみたいだ」と喜びを噛み締め、ロナルド・クーマン監督も「このレベルのフットボールにアジャストし始めたことは素晴らしいことだ」と称賛し、今後の成長に期待を込めた。

なお、ラピド・ウィーンとの契約には1000万ユーロ(約13億円)の買い取りオプションが付随。今夏の完全移籍も検討されたが、極度の財政難のため、レンタルに切り替えていたようだ。

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