「本当にウンザリ」日常的に送られる人種差別メッセージに悩むウィロック、それでもSNSを辞めない理由

2021.08.19 10:40 Thu
Getty Images
ニューカッスルのU-21イングランド代表MFジョー・ウィロック(21)が、人種差別との葛藤を明かした。イギリス『BBC』が伝えた。
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アーセナルの下部組織で育ったウィロックは、2019年7月にファーストチームへ昇格。2021年2月から半年間はニューカッスルへとレンタル移籍すると、プレミアリーグで7試合連続ゴールを含む、公式戦14試合で8ゴールを記録してチームの残留に貢献した。今シーズンはアーセナルでも構想に入っていた中、ニューカッスルが獲得を熱望し、粘り強く交渉を続けた結果、完全移籍で加入。6年契約を結んだ。
将来的にはイングランド代表での活躍も期待されているウィロックだが、実は日々人種差別的な虐待を受けていることを告白。ソーシャルメディアの会社が問題を根絶するために何かをすべきだと語った。

「僕は毎日メッセージを受け取る。僕の肌の色や様々なことへのメッセージは本当にウンザリする」
「できることはあまりないね。無視するぐらいしかない。インスタグラム、フェイスブック、ツイッターは十分なことをしてくれているとは思わない」

「この時代にできることは、それを無視して、頭の片隅に置いておくしかないだろう」

「そういったものはスマートフォンに表示され、彼らは直接メッセージを送る手段を持っている。こういった嫌なことをされると、傷つくね。話すことすら辛い」

それでもSNSを辞めることはないとするウィロック。それは、一部の問題ある人ではなく、自身のファンのためだと語った。

「ソーシャルメディアから離れてしまうと、毎日僕をサポートしている全ての素晴らしいファン、日常生活を見て、僕が何をしているのかを知りたいと思ってくれている人たちとの繋がりが失われてしまう」

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