「本当にウンザリ」日常的に送られる人種差別メッセージに悩むウィロック、それでもSNSを辞めない理由

2021.08.19 10:40 Thu
Getty Images
ニューカッスルのU-21イングランド代表MFジョー・ウィロック(21)が、人種差別との葛藤を明かした。イギリス『BBC』が伝えた。

アーセナルの下部組織で育ったウィロックは、2019年7月にファーストチームへ昇格。2021年2月から半年間はニューカッスルへとレンタル移籍すると、プレミアリーグで7試合連続ゴールを含む、公式戦14試合で8ゴールを記録してチームの残留に貢献した。
今シーズンはアーセナルでも構想に入っていた中、ニューカッスルが獲得を熱望し、粘り強く交渉を続けた結果、完全移籍で加入。6年契約を結んだ。

将来的にはイングランド代表での活躍も期待されているウィロックだが、実は日々人種差別的な虐待を受けていることを告白。ソーシャルメディアの会社が問題を根絶するために何かをすべきだと語った。

「僕は毎日メッセージを受け取る。僕の肌の色や様々なことへのメッセージは本当にウンザリする」
「できることはあまりないね。無視するぐらいしかない。インスタグラム、フェイスブック、ツイッターは十分なことをしてくれているとは思わない」

「この時代にできることは、それを無視して、頭の片隅に置いておくしかないだろう」

「そういったものはスマートフォンに表示され、彼らは直接メッセージを送る手段を持っている。こういった嫌なことをされると、傷つくね。話すことすら辛い」

それでもSNSを辞めることはないとするウィロック。それは、一部の問題ある人ではなく、自身のファンのためだと語った。

「ソーシャルメディアから離れてしまうと、毎日僕をサポートしている全ての素晴らしいファン、日常生活を見て、僕が何をしているのかを知りたいと思ってくれている人たちとの繋がりが失われてしまう」

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多くの負傷者抱えるニューカッスル…指揮官は2選手のシーズン絶望を明言

ニューカッスルのU-19イングランド代表MFルイス・マイリーとイングランド人MFジョー・ウィロックは、一足早くシーズンを終えることになったようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 今シーズンは多くの負傷者に頭を悩ませているニューカッスル。そんな中で、ウィロックはアキレス腱に問題を抱え多くの試合を欠場、マイリーは3月に背中を痛めて6週間程度の離脱となっていた。 2選手の復帰時期については注目が集まっていたが、ハウ監督は今シーズン中の復帰はないと明言。リハビリを急がせず、どちらも来シーズンの復帰を見据える予定だと語っている。 「(ウィロックが今シーズン中に復帰するかとの質問に)いや、我々はそう考えていない。ジョーに関しては、我々全員がアキレス腱の周囲を強化する期間を設けたほうが有益だと判断した。専門医の診察を受けたところ、いくつかのオプションがあると言われたよ」 「彼はプレーを続けることもできたかもしれない。だが、『来シーズンに向けて適切な状態にさせよう』という長期的な視点が取られたのだ。今は全員がそれに向かって取り組んでいる」 「(マイリーについて)我々が下した決断は、彼の長期的な将来を見据え、彼を守ろうということだった。だから、今シーズン再び彼に会うことはない。彼は今シーズン素晴らしい成績を収めたが、腰の問題を考えると休むことが我々にとって正しい道なのだ」 2024.04.24 12:10 Wed

ニューカッスルにまたも…指揮官がジョエリントンの最低6週間離脱を明かす「本当に大きな打撃だ」

ニューカッスルのブラジル代表MFジョエリントンが一定期間離脱するようだ。イギリス『サン』が伝えている。 左ウイング、インサイドハーフ、アンカーと様々なポジションをこなす万能戦士ジョエリントン。ケガしない限り必ずと言ってよいほど起用される27歳は、昨季の公式戦で40試合、今季もここまで23試合でプレーする。 しかし、ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督は、13日の大一番マンチェスター・シティ戦を控え、ジョエリントンについて「今後数週間…見通しは良くない。最低でも6週間は欠場するだろう」と負傷を公表した。 「彼が我々のキープレーヤーであることは言うまでもないだろう。本当に大きな打撃だ。昨季はとても安定していたが、今季はいくつかの問題を抱え、ストップ(ケガ)とスタート(復帰)を繰り返してしまっている」 「今は大腿四頭筋に問題を抱えているんだ。6週間もかかってしまうのは、本来ケガをしにくい箇所だからだ…彼はとても残念がっているよ」 ニューカッスルはジョエリントン以外にも、GKニック・ポープ、DFマット・ターゲット、MFジョー・ウィロック、MFハーヴェイ・バーンズ、FWカラム・ウィルソンなどなど数多くの主力選手がケガで不在となっている。 2024.01.12 21:20 Fri

FAが「恥ずかしい」発言を告発したアルテタ監督、処分なしが確定…特別視して告発したFAにも問題が

VARの判定を巡り、明確に批判する発言をしたことで処分の可能性があったアーセナルのミケル・アルテタ監督だが、お咎めなしとなった。 問題の事象が起きたのは11月4日、アーセナルがニューカッスルと対戦した試合だ。 上位対決となったこの試合。1-0でニューカッスルが勝利していたが、アントニー・ゴードンのゴールには様々な疑問が投げかけられた。 ボールがゴールラインを割った可能性、FWジョエリントンのDFガブリエウ・マガリャンイスに対するオフェンスファウル、ゴードンのオフサイドの可能性という3つの事象がVARによって検証されたが、最終的にニューカッスルのゴールが支持された。 しかし、この決定について試合後にアルテタ監督は「このゴールが認められることは、絶対に恥ずべきことだ」、「恥ずかしいことに、私はこの国に20年以上住んでいるが、これは世界最高のリーグと形容するには程遠いレベルだ」などと、同試合でのレフェリングを痛烈に非難。クラブもこの発言を支持する声明を発表していたが、イングランドサッカー協会(FA)に告発されていた。 この発言は侮辱や試合に悪影響を与える可能性があるとされ、処分は免れられないと見られていたが、独立委員会は該当することが証明できないとした。 今回の処分なしとなった理由は、様々な観点から見られてのものとなった。 1つはアルテタ監督が使った言葉は、スペイン語と英語で意味が異なり、「不名誉」、「軽蔑」という英語の意味よりも、スペイン語の単語には「不運」、「悲劇」というニュアンスが強く、侮辱には当たらないとされたこと。また、「必要な基準を下回っている」ためにPGMOL(ププレミアリーグのプロ審判協会)とVARの改善のために「多大な努力」を行ってきており、試合の2日前にもPGMOLとの会議に出席していたが、「全くもって生産性がない」ことが証明されてしまった。 さらに、VARの誤審が相次いでおり、有識者やその他の選手や監督、ファン・サポーターも多くの批判的な意見を持っている中、アルテタ監督の発言が悪影響を与えることはないと判断。公然の事実であることも処分に至らない理由だという。 加えて、ニューカッスルのジョー・ウィロックがボールがラインの外に出ていたことをアーセナルの選手たちに話していたことも明らかになっている状況だ。 そして大きな問題が1つあったことは、告発されていない他の監督と同様に「強調された言葉」を使用したにもかかわらず、影響力があるとしてアルテタ監督だけ告発されたことも問題視され、結果として処分なしとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】アルテタ監督が怒りを爆発させたゴール…3つの事象が全て微妙な判定に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xRRZx-1AAZ8";var video_start = 360;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.15 18:20 Fri

ニューカッスル、アーセナル戦後の2選手への人種差別被害明かす…「人種差別が存在する余地はない」

ニューカッスルは、アーセナル戦後にSNSで確認されたブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスとイングランド人MFジョー・ウィロックに対する人種差別的虐待行為を糾弾した。『ロイター通信』が伝えている。 ニューカッスルは4日に行われたプレミアリーグ第11節のアーセナル戦を1-0で勝利した。しかし、同試合では激しい肉弾戦に加え、決勝点となったイングランド人FWアンソニー・ゴードンのゴールに関する微妙な判定もあり、後味の悪さを残した。 そういったなか、試合後のSNSではアーセナルMFジョルジーニョに対するラフプレーが物議を醸したギマランイス、元アーセナルで決勝点の起点となったウィロックに対して、人種差別的なコメントが送られていた。 これを受け、ニューカッスルは「我々のメッセージは明確だ。フットボールや社会に人種差別が存在する余地はない」と怒りの声明を発表。関係各所と連携を取って当該者の特定に動いていることを報告した。 「我々はブルーノとジョーに支援を提供しており、関係当局やソーシャルメディアプラットフォームと協力して責任者を特定し、彼らの責任を追及していく」 また、ウィロックも自身のインスタグラムを通じて、人種差別的コメントが載ったスクリーンショットを投稿すると共に「フットボール仲間の試合だから、こんなものは必要ない。インスタグラム、この人物を見つけてほしい」とのキャプションを入れていた。 なお、プレミアリーグとアーセナルも2選手が受けた差別を非難。アーセナルは「一切許容しないアプローチ」と憤りを示すと共に「憎しみに満ちたメッセージを送信していると特定できる人物に対しては、可能な限り最も強力な措置を講じる」と、断固たる姿勢で対処することを表明している。 2023.11.06 23:10 Mon

「心から支持する」疑惑のゴールにアーセナルが声明、VAR判定に怒りぶちまけたアルテタ監督を支持

アーセナルは5日、VARのジャッジミスに関する声明を発表した。 4日、プレミアリーグ第11節でアーセナルはニューカッスル・ユナイテッドとアウェイで対戦した。 今季のプレミアリーグで無敗を維持し、優勝争いをしているアーセナル。ニューカッスル戦ではなかなかゴールを奪えない苦しい展開となる中、63分に問題のシーンが生まれる。 ニューカッスルがカウンターを仕掛けるも、クロスは流れて失敗。しかし、ラインギリギリでジョー・ウィロックが残すと、そのまま持ち込みクロス。これをファーサイドでジョエリントンがヘディングすると、こぼれ球をアンソニー・ゴードンが詰めてゴール。これが決勝点となり、1-0でニューカッスルが勝利し、アーセナルは初黒星となった。 しかし、このシーンは3つの場面でVARチェックが行われ、1つはウィロックが残したボールがラインを割っていないか、もう1つはジョエリントンのガブリエウ・マガリャンイスへのファウル、そしてゴードンのオフサイドだ。 ウィロックのライン際のプレーはかなり怪しいものであり、何よりもジョエリントンはガブリエウの頭を押す行為、そしてGKダビド・ラヤが飛び出したことで、オフサイドラインが変わっているならばゴードンは完全にオフサイドポジションということ。大きな物議を醸すゴールとなり、試合後にミケル・アルテタ監督はこの判定を「恥ずべきことだ」と糾弾していた。 昨シーズンを含め、今シーズンもVARのジャッジミスが多発するプレミアリーグ。特に、人的ミスがほとんどであり、審判団の信頼がかなり薄れている状況だ。 アーセナルはこの件についてクラブとして声明を発表。アルテタ監督の発言を支持するとした。 「アーセナル・フットボール・クラブは、土曜日の夜にさらに容認できないジャッジとVARのミスがあったことを受け、ミケル・アルテタの試合後のコメントを心から支持する」 「また、セント・ジェームズ・パークでの選手や遠征したサポーターの多大なる努力とパフォーマンスにも敬意を表したい」 「プレミアリーグは、最高の選手、監督、サポーターが揃う世界最高のリーグであり、彼らは皆、より良い評価を受けるに値する。PGMOL(プレミアリーグのプロ審判協会)は早急に職務執行の基準に対処し、過去を振り返った分析、説明の試み、謝罪から我々全員を前進させる行動に焦点を当てる必要がある」 「我々はハワード・ウェブ氏の継続的な取り組みをサポートし、リーグが要求するワールドクラスの審判基準を達成するために協力することを歓迎する」 今シーズンだけでも、マンチェスター・シティvsフルアムではオフサイドの見逃しがありシティのゴールが認められる事案、さらにトッテナムvsリバプールではオフサイドの判定となったものの、VARチェックでオンサイドであったことを確認。ただ、VARと主審の意思疎通が失敗し、まさかのノーゴールで試合が再開するというとんでも無い事件が起きていた。 また、アーセナルは昨シーズンのブレントフォード戦でオフサイドの見逃しで被害を受け、勝ち点を取りこぼした過去もある。 PGMOLのチーフを務めるウェブ氏も謝罪を繰り返すものの、VARのミスは相次ぐ状況。今回のジャッジについてもどのような見解が示されるかは注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】これはゴールなのか?怒り爆発、3つの事象が全て微妙な判定に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xRRZx-1AAZ8";var video_start = 360;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.05 23:15 Sun

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人気銘柄オリーズ狙うチェルシー、バイエルンやニューカッスルと共にパレスに接触か…契約解除金約120億円準備の構え

クリスタル・パレスのU-23フランス代表MFマイケル・オリーズ(22)の獲得に向け、チェルシーなど複数クラブが動きを見せているようだ。『The Athletic』が報じた。 チームメイトのイングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)と共に、ビッグクラブからの関心が絶えないオリーズ。今シーズンは2度の負傷離脱もあり、プレミアリーグで19試合のプレーにとどまったが、10ゴール6アシストと自己最高の成績を残した。 今夏のパリ・オリンピックを戦う25名のU-23代表候補メンバーに入ったなか、そんなオリーズ獲得に本格的に乗り出しているのが、昨夏も動いていたチェルシー。代理人との交渉の許可を求めるべく、パレスにコンタクトを取ったという。 また、チェルシーは6000万ポンド(約120億6000万円)程度とみられる契約解除金を用意する準備もあるとのこと。ほかにはバイエルンとニューカッスルもパレスに接触済みで、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティも22歳の俊英に関心を示している。 昨夏のオリーズは、チェルシー行きが迫っていたなかでパレスとの契約延長を決断。現行契約を2027年6月まで残す一方、今夏も自らの将来について考えを巡らせることになりそうだ。 2024.06.14 16:11 Fri

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独代表グロスの母国復帰に向けた動きが着々…ドルトとの交渉が進む

ドイツ代表MFパスカル・グロス(33)の母国復帰に向けた動きが進むようだ。 2017年夏にブライトン&ホーヴ・アルビオン入りしてからイングランドでプレーを続けるグロス。中盤の複数エリアをカバーしながら、通算261試合の出場数を積み上げ、今季も公式戦47試合で5得点13アシストとケガ人続きのチーム下で稼働し続けた。 そうしたポリバレント性も生かしながらの継続的な活躍から、昨年9月に32歳で代表デビューし、ユーロ2024のメンバーに。スコットランド代表とのグループステージ初戦に途中から出場し、自国開催での優勝に奮闘中だが、以前から去就も注目される。 ブライトンとの契約が来季までのなか、フランクフルトの関心が浮かび、最近ではドルトムントの参戦報道も。そして、ドイツ国内の移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、ドルトムントとの交渉はより具体化しているという。 現時点でまだ口頭でも合意に至っていないが、極めて前向きに進み、移籍金額は契約が残り1年という状況も鑑みて、700万〜1000万ユーロ(約11億8000万〜16億9000万円)が予想されるそうだ。 2024.06.18 14:35 Tue

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出場時間が話題の久保建英、エメリ監督の育成プランを歩んでいる?「全てのことにはプロセスがある」

出場時間の少なさが話題となっているビジャレアルの日本代表MF久保建英だが、ウナイ・エメリ監督は考えがあるようだ。 ビジャレアルは3日、ラ・リーガ第5節でアトレティコ・マドリーと対戦。試合は0-0のゴールレスドローに終わった。 強豪との対戦となったビジャレアルだったが、久保は85分と試合の終盤で起用。アディショナルタイムを合わせても10分に満たない出場時間に終わった久保だが、プレータイムの少なさについてはスペイン国内で大きな話題となっている。 今シーズンのラ・リーガは5試合が消化されたが、久保は全てベンチスタート。9月27日の第3節バルセロナ戦が最も長い出場となったがそれでも16分に終わっている。 その他は、ウエスカ戦(13分)、エイバル戦(5分)、アラベス戦(15分)、アトレティコ戦(5分)といずれも終盤の投入となっており、合計しても54分間の出場となっている状況だ。 エメリ監督は、アトレティコ戦後に久保について問われると「彼はまだ18歳(実際は19歳)で出場時間を重ねている。去年は1部でプレーしていたが、今年はさらに一歩踏み出したいと考えている。全てのことにはプロセスがある」とコメント。まだまだ若い選手であり、成長プロセスの途中にあることを強調していた。 これまで指揮したクラブでも若手選手を起用してきたエメリ監督。昨シーズン途中まで指揮したアーセナルでは、アカデミー出身のFWブカヨ・サカやMFジョー・ウィロック、FWエディ・エンケティアなどを積極的に起用。また、フランス代表MFマテオ・ゲンドゥージやスコットランド代表DFキーラン・ティアニーなどを獲得するなど、若手を見出す力を持っている。 エメリ監督自身はクラブを去ったが、彼らはアーセナルで貴重な戦力になっており、ミケル・アルテタ監督の下でも起用されている。久保が出場機会を得るには、いかにエメリ監督のサッカーを理解するかが重要だ。 当然、エメリ監督の中でも久保を育てるプランがあり、成長に期待していることは間違いないだろう。その期待に応えれば久保にも長い出場時間が訪れることは間違いない。 アトレティコ戦に関しては「11人がとても力を尽くしていたから、選手交代は簡単ではなかった。その中で、試合に勝つのはとても難しかったが、試合に勝つために私は久保とサム(サムエル・チュクウェゼ)に時間を与えた。彼らは努力を続けし、成長する道を歩まなければならない」とコメントし、0-0で試合が推移していたことを考えてバランスを崩したくない思いも働いたのだろう。こういったことはよくあることだ。 一方で、9月30日に行われたラ・リーガ第4節でアラベス戦では右サイドではなく左サイドで起用。「得意なのが右サイドであることは明白だ。しかし、彼は左でもプレーできるようになるために成長する必要がある」と語り、より戦術の幅を広げために成長をして欲しいとの期待も寄せている。新チームに馴染むこと、エメリ監督のサッカーに適応することに加え、新たな挑戦もさせているようだ。 出場時間がトピックに上がるほどスペイン国内でも久保への関心は高い。しかし、エメリ監督にもそのプランはあるはず。ヨーロッパリーグ(EL)が開幕すれば試合日程も厳しくなるため、久保にチャンスが訪れる日は遠くないだろう。そこでいかに成長した姿を見せて信頼を勝ち取れるかが、今シーズンのカギを握るだろう。 2020.10.05 14:45 Mon
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ニューカッスル、アーセナル戦後の2選手への人種差別被害明かす…「人種差別が存在する余地はない」

ニューカッスルは、アーセナル戦後にSNSで確認されたブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスとイングランド人MFジョー・ウィロックに対する人種差別的虐待行為を糾弾した。『ロイター通信』が伝えている。 ニューカッスルは4日に行われたプレミアリーグ第11節のアーセナル戦を1-0で勝利した。しかし、同試合では激しい肉弾戦に加え、決勝点となったイングランド人FWアンソニー・ゴードンのゴールに関する微妙な判定もあり、後味の悪さを残した。 そういったなか、試合後のSNSではアーセナルMFジョルジーニョに対するラフプレーが物議を醸したギマランイス、元アーセナルで決勝点の起点となったウィロックに対して、人種差別的なコメントが送られていた。 これを受け、ニューカッスルは「我々のメッセージは明確だ。フットボールや社会に人種差別が存在する余地はない」と怒りの声明を発表。関係各所と連携を取って当該者の特定に動いていることを報告した。 「我々はブルーノとジョーに支援を提供しており、関係当局やソーシャルメディアプラットフォームと協力して責任者を特定し、彼らの責任を追及していく」 また、ウィロックも自身のインスタグラムを通じて、人種差別的コメントが載ったスクリーンショットを投稿すると共に「フットボール仲間の試合だから、こんなものは必要ない。インスタグラム、この人物を見つけてほしい」とのキャプションを入れていた。 なお、プレミアリーグとアーセナルも2選手が受けた差別を非難。アーセナルは「一切許容しないアプローチ」と憤りを示すと共に「憎しみに満ちたメッセージを送信していると特定できる人物に対しては、可能な限り最も強力な措置を講じる」と、断固たる姿勢で対処することを表明している。 2023.11.06 23:10 Mon
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多くの負傷者抱えるニューカッスル…指揮官は2選手のシーズン絶望を明言

ニューカッスルのU-19イングランド代表MFルイス・マイリーとイングランド人MFジョー・ウィロックは、一足早くシーズンを終えることになったようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 今シーズンは多くの負傷者に頭を悩ませているニューカッスル。そんな中で、ウィロックはアキレス腱に問題を抱え多くの試合を欠場、マイリーは3月に背中を痛めて6週間程度の離脱となっていた。 2選手の復帰時期については注目が集まっていたが、ハウ監督は今シーズン中の復帰はないと明言。リハビリを急がせず、どちらも来シーズンの復帰を見据える予定だと語っている。 「(ウィロックが今シーズン中に復帰するかとの質問に)いや、我々はそう考えていない。ジョーに関しては、我々全員がアキレス腱の周囲を強化する期間を設けたほうが有益だと判断した。専門医の診察を受けたところ、いくつかのオプションがあると言われたよ」 「彼はプレーを続けることもできたかもしれない。だが、『来シーズンに向けて適切な状態にさせよう』という長期的な視点が取られたのだ。今は全員がそれに向かって取り組んでいる」 「(マイリーについて)我々が下した決断は、彼の長期的な将来を見据え、彼を守ろうということだった。だから、今シーズン再び彼に会うことはない。彼は今シーズン素晴らしい成績を収めたが、腰の問題を考えると休むことが我々にとって正しい道なのだ」 2024.04.24 12:10 Wed

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セルティックの新守護神はドゥブラフカか 他に候補多数も現実的な選択肢

セルティックがニューカッスルからスロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカ(35)の獲得を議論中だそうだ。 中東資本参入前の“冬の時代”からニューカッスルを支えるドゥブラフカ。ニック・ポープ加入で定位置を失い、昨季前半戦はマンチェスター・ユナイテッドへレンタル放出もされたが、今季はポープ重傷の緊急事態から常時出場し、最終的に30試合でゴールマウスを守った。 ただ、正守護神ポープに競争を強いるべく、クラブが新GKの獲得を目指しているのが明白。よく名前が上がるのは、バレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリだ。 誰かしらのGK獲得が実現した場合、ドゥブラフカの3番手降格は想像に難くなく、そうなれば契約を25年6月まで残すなかでも退団を望む可能性が。なんといっても、ドゥブラフカはユーロ2024へ向かうスロバキア代表で今なお正守護神を担い、精神的支柱でもある。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、そんなドゥブラフカの獲得を検討するのがセルティック。ジョー・ハートが今季限りで現役を退くため、GK補強が何よりの優先事項となっているアイリッシュクラブだ。 一時はリバプールの2番手GKクィービーン・ケレハーがよく取り沙汰されるも、アイルランド代表選手ということで理想的な人材である一方、獲得が現実味を欠くのは残念ながら明白。ハートを獲得した時と同じく、経験豊富なベテランのドゥブラフカが現実的かつ、見方によっては理想的なようだ。 ハートの後釜を探すセルティック。 ドゥブラフカ以外には、バイエルンのイスラエル代表GKダニエル・ペレツ(23)、サウサンプトンの元イングランド代表GKアレックス・マッカーシー(34)、スパルタ・プラハのデンマーク人GKピーター・イェンセン(26)を候補に掲げ、現実的なのは「イェンセンかドゥブラフカ」と伝えられている。 2024.06.13 19:00 Thu
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とうとうニューカッスルがドゥブラフカに構想外通告…クラブ史に名を残す守護神も変革の波

スロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカ(35)がとうとうニューカッスルから構想外を言い渡されたようだ。 ニューカッスルの古株ドゥブラフカ。チームが残留ノルマだった時代に正守護神として君臨し、中東資本参入後はニック・ポープに定位置を譲る形で2番手となっている。 ただ、今季はポープが重傷を負ったため、シーズン途中からフル回転し、公式戦30試合でプレー。契約もあと1年残し、来季もニューカッスルでの現役続行が規定路線だった。 ところが、クラブはポープと定位置を競わせる有力GKの獲得に動き出し、バレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ、バーンリーのイングランド代表GKジェームズ・トラッフォードあたりが候補か。ともかく、誰かしらを獲得する方針が明白だ。 これに伴ってか、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、3番手降格が濃厚なドゥブラフカはクラブから「新天地を探すように」と事実上の構想外通告を受けた模様。 ドゥブラフカはここ数日、GKジョー・ハート(引退)の後釜を探すセルティックと紐付けされているが、現段階で交渉は成立しておらず、移籍が完了する目処は立っていないとのことだ。 これからスロバキア代表守護神としてユーロ2024を戦うドゥブラフカだが、慣れ親しんだニューカッスルを去る可能性が極めて高そうだ。 2024.06.14 17:15 Fri
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ニューカッスルが補強第1号、ハウ監督も知るDFロイド・ケリーをボーンマスから獲得

ニューカッスルは13日、ボーンマスを退団したイングランド人DFロイド・ケリー(25)の加入を発表した。 なお、クラブとは長期契約を結び、背番号は「25」をつけることに。今夏の移籍市場で最初の補強となった。 ケリーはブリストル・シティの下部組織出陳で、2019年7月にボーマスへと完全移籍した。 ボーンマスでは5シーズンを戦い、公式戦141試合で3ゴール8アシストを記録。プレミアリーグでは54試合で3アシストを記録。ニューカッスルを指揮するエディ・ハウ監督の下でもプレーしていた。 2023-24シーズンはプレミアリーグで23試合に出場し1アシスト。センターバック、左サイドバックでプレーし、対人守備の強さを見せていた。 ケリーはクラブを通じて加入の喜びを語っている。 「ここに来られて本当に嬉しい。このクラブがどれだけ大きなクラブか、そしてファンのみんなにとってどれだけ大切なクラブかはわかっている。とにかく、すぐに仕事に取り掛かりたい」 「僕にとっても家族にとっても大きな引っ越しだ。もちろん南部にいたので少し違うけど、ニューカッスルの街は都会の生活と田舎のコントラストが素晴らしい街だと思う」 「ここに来ることは難しい決断ではなかった。以前、監督と一緒に仕事をしたことがあり、選手に何を求めているのか、どのようにプレーして欲しいか分かっている。貢献できることを考えると、それは理にかなっている。始めるのが待ちきれないよ」 2024.06.13 23:45 Thu
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人気銘柄オリーズ狙うチェルシー、バイエルンやニューカッスルと共にパレスに接触か…契約解除金約120億円準備の構え

クリスタル・パレスのU-23フランス代表MFマイケル・オリーズ(22)の獲得に向け、チェルシーなど複数クラブが動きを見せているようだ。『The Athletic』が報じた。 チームメイトのイングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)と共に、ビッグクラブからの関心が絶えないオリーズ。今シーズンは2度の負傷離脱もあり、プレミアリーグで19試合のプレーにとどまったが、10ゴール6アシストと自己最高の成績を残した。 今夏のパリ・オリンピックを戦う25名のU-23代表候補メンバーに入ったなか、そんなオリーズ獲得に本格的に乗り出しているのが、昨夏も動いていたチェルシー。代理人との交渉の許可を求めるべく、パレスにコンタクトを取ったという。 また、チェルシーは6000万ポンド(約120億6000万円)程度とみられる契約解除金を用意する準備もあるとのこと。ほかにはバイエルンとニューカッスルもパレスに接触済みで、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティも22歳の俊英に関心を示している。 昨夏のオリーズは、チェルシー行きが迫っていたなかでパレスとの契約延長を決断。現行契約を2027年6月まで残す一方、今夏も自らの将来について考えを巡らせることになりそうだ。 2024.06.14 16:11 Fri
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ニューカッスルが早くも即戦力確保へ、フリーのロイド・ケリー加入で口頭合意か

ニューカッスルがボーンマスを退団したイングランド人DFロイド・ケリー(25)の加入について合意に至ったとのことだ。 190cmの高さを備えたセンターバック兼左サイドバックとして、ボーンマスでプレーしていたケリー。今季は度重なるケガに苦しみながらも、プレミアリーグで23試合に出場してクラブに貢献した。 一方で、ケリーとボーンマスの契約は今季までとなっており、5日にはクラブが退団を発表。かねてより獲得に関心を示していたニューカッスルが接触しており、交渉の行方が注目されていた。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルとケリーは口頭合意に至ったとのこと。契約は2028年6月までの4年契約になる模様だ。 ニューカッスルはフルアムを退団して同じくフリーとなっていたイングランド人DFトシン・アダラバイヨ(26)こそチェルシーに奪われる形となったが、早い段階で即戦力の確保に成功している。 2024.06.11 18:20 Tue

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