昨季大ケガも36歳シュクルテルが現役続行、17年ぶりに母国スロバキアへ復帰

2021.08.16 18:09 Mon
Getty Images
スロバキアのスパルタク・トルナヴァは14日、元スロバキア代表DFマルティン・シュクルテル(36)の獲得を発表した。契約期間は2022年6月30日までの1年間で、背番号はリバプールとフェネルバフチェ時代にも着用していた37番となる。

母国クラブのトレンチーンでプロデビューしたシュクルテルは、ゼニトを経て2008年冬にリバプールへ完全移籍。守備の要として活躍を続け、在籍8年半で公式戦320試合に出場した。

2016年夏にリバプールを退団した後は、フェネルバフチェとアタランタを渡り歩き、2019年夏にイスタンブール・バシャクシェヒルに加入。昨シーズンも主力として、前半戦で公式戦15試合出場していたものの、昨年末に行われたリーグ戦のカスムパシャ戦でアキレス腱断裂の大ケガを負ってしまう。
シーズン中の復帰は不可能となり、現行契約が今年6月までだったシュクルテルは契約の早期解除を決断。そのまま現役引退するという可能性も囁かれていたが、17年ぶりに母国へと戻り、キャリア続行を選んだようだ。

シュクルテルが加わるスパルタク・トルナヴァはスロバキアの強豪クラブで、国内リーグ5度の優勝に加え、国内カップ戦を10度制覇。今シーズンのフォルトゥナ・リーガ(スロバキア1部)では4試合を終えて勝点9で2位につけている。

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