【プレミア注目プレビュー】新生スパーズvs昨季王者シティ! ケイン移籍に揺れる両雄が開幕戦で激突
2021.08.15 12:00 Sun
プレミアリーグ第1節、トッテナムvsマンチェスター・シティが、日本時間15日24:30にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。ケインの移籍問題に揺れる渦中の両クラブが激突する開幕節屈指の好カードだ。モウリーニョ体制2年目となった昨シーズンを近年の最低順位の7位でフィニッシュしたトッテナム。新シーズンに向けては多くの指揮官との交渉が破談に終わった末、前ウォルバーハンプトン指揮官のヌーノ監督を新指揮官に招へいした。
移籍市場においては前ユベントスのパラティチ新MDの主導の下、アタランタから守護神ゴッリーニ、DFロメロの2選手を、MFラメラとのトレードでFWブライアン・ヒルをセビージャから獲得。一方で、今回の対戦相手であるシティ行きを希望する絶対的エースの去就問題を解決できず、手薄なセンターフォワードも補強なしという形で開幕を迎えることになった。
それでも、ヌーノ新体制でのプレシーズンマッチ5試合ではチェルシーと2-2のドロー、アーセナルに1-0で勝利するなど、3勝2分けの無敗と仕上がりはまずまず。ケインに代わって最前線起用が続くFWソン・フンミンも好調を維持しており、下馬評では苦戦必至も良い状態で昨季王者との開幕戦に臨む。
対するシティは昨季、チェルシーに敗れて悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇こそ逃したものの、2年ぶりのリーグ制覇とEFLカップ4連覇と国内2冠を達成。さらに、移籍市場ではアストン・ビラのエースMFグリーリッシュをイングランド史上最高額の1億ポンドで獲得したほか、バルセロナへ旅立ったFWアグエロの後釜としてケインの獲得に動くなど、リーグ連覇、ビッグイヤー獲得へ超大型補強を目論む。
なお、直近のEFLカップ決勝を含めシティが連勝中のこのカードだが、2019年に開場されたトッテナム・ホットスパースタジアムではホームチームのトッテナムが3戦全勝中。且つ、トッテナムはその3試合で一度も失点しておらず、両者のコンディションの差を含め拮抗した展開が予想される。
◆トッテナム◆
【4-2-3-1】
▽トッテナム予想スタメン

GK:ロリス
DF:タンガンガ、ダビンソン・サンチェス、ダイアー、レギロン
MF:スキップ、ホイビュルク
MF:ルーカス・モウラ、デレ・アリ、ベルフワイン
FW:ソン・フンミン
負傷者:なし
出場停止者:なし
出場停止者、負傷者共にいない。ただ、渦中のケイン、東京オリンピック帰りのブライアン・ヒル、プレシーズンマッチでほぼ出番がなかったエンドンベレ、ケガから復帰したばかりの新戦力のロメロ、セセニョンらが欠場となる見込みだ。
ヌーノ監督はプレシーズンマッチを通して[4-3-3]、[4-2-3-1]をメインシステムに採用しているが、直近のアーセナル戦で機能した[4-2-3-1]の採用が濃厚だ。スタメンに関しては右サイドバックとホイビュルクを除く中盤センターの人選が注目ポイント。右サイドバックではタンガンガが軽傷を抱えており、間に合わない場合はドハーティ(オーリエ)が代役を担う。中盤ではセントラルMFのスキップ、トップ下のデレ・アリに代えてロ・チェルソの起用も想定される。
ケインに関しては13日に全体練習に復帰したばかりで対戦相手が希望の移籍先という複雑な事情を抱えているが、ケイン自身はヌーノ監督の選考次第でプレーする意思は持っているという。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽マンチェスター・シティ予想スタメン

GK:エデルソン
DF:カンセロ、ストーンズ、ルベン・ディアス、メンディ
MF:フェルナンジーニョ、ロドリ、ギュンドアン
FW:マフレズ、フェラン・トーレス、グリーリッシュ
負傷者:MFフォーデン、デ・ブライネ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはいずれも1カ月程度のケガを抱えるフォーデン、デ・ブライネの欠場が確定。また、ユーロ、コパでほぼフル稼働だったストーンズ、ウォーカー、スターリング、エデルソン、ガブリエウ・ジェズスに関してもコンディションの問題で欠場の可能性がある。
多くの選手のコンディションが不透明なこともあり、スタメン予想は困難を極めるが、先日のレスター戦をベースにエデルソン、ストーンズ、グリーリッシュの先発起用を予想。サイドバックではジンチェンコ、ウォーカー、中盤、前線ではベルナルド・シウバ、スターリング辺りの起用も十分にありそうだ。
★注目選手
◆トッテナム:FWルーカス・モウラ

スパーズの注目プレーヤーは新体制移行で、より重要な役割が期待されるルーカスだ。昨シーズンは公式戦50試合に出場したものの、ベイルやラメラ、ベルフワインのコンディション次第でジョーカー起用に回る、便利屋の立場に甘んじた29歳の元ブラジル代表FW。個での打開力に加え、献身的な守備は評価されるものの、昨季のリーグ戦3ゴール4アシストの数字ではポジション奪取は厳しい。
ただ、ベイル、ラメラの退団に加え、ケインの去就が不透明な状況の中、今夏のプレシーズンマッチではヌーノ監督からチャンスを与えられ、5試合で3ゴール2アシストを含め、ほとんどのゴールに絡む大活躍を披露。早くもポルトガル人指揮官の信頼を集めている。
盤石のシティ相手では終始守備に追われる防戦一方の展開を強いられるが、多くの主力を欠く今回の対戦では全体のコンディションで勝るトッテナムにも十分に攻撃のチャンスがあるはずだ。その中でソン・フンミンと共に崩し、仕上げの仕事が託されるルーカスのパフォーマンスは、ホームチーム勝利のカギを握る。トッテナム加入以降、決して多くのゴールを奪えてはいないが、CL決勝に導くアヤックス戦でのゴールを含め、ビッグマッチでのゴールも印象的な背番号27は、昨季王者相手の開幕戦で決定的なゴールを決められるか…。
◆マンチェスター・シティ:MFジャック・グリーリッシュ

シティの注目プレーヤーはプレミア史上最高額が付いたシチズンズの新10番。キャリア初期は圧倒的なテクニックよりもピッチ外のヤンチャな振る舞いが目立ったグリーリッシュだったが、タフなチャンピオンシップ(イングランド2部)で3シーズン揉まれたことで、心身ともに大きく成長。2019-20シーズンのプレミア復帰後はビラの絶対的なエースとしてリーグ屈指のアタッカーとして強烈な輝きを放った。
そして、ユーロ2020でイングランド代表の準優勝に貢献したビラ生え抜きのMFは今夏、巨額の移籍金で昨季プレミア王者へステップアップした。その新天地では直近のレスター戦で後半半ばに途中出場し、早速デビュー。顔見せ程度のプレータイムとなったものの、左ウイングのポジションで異彩を放ち、早くも今後の活躍を期待させている。
合流から間もなくコンディションも上がり切っていないため、創造性に長けた指揮官の下でインサイドハーフやゼロトップ起用といった新境地を開くにはしばらく時間を要する見込みだ。しかし、スタメン起用も予想される今回の一戦ではデ・ブライネ、フォーデン不在の中で攻撃をけん引する働きを期待したい。
これまでトッテナムとは通算6度対戦しているが、1アシストに留まっており、シティファンへの挨拶代わりの初ゴールも狙いたいところだ。
移籍市場においては前ユベントスのパラティチ新MDの主導の下、アタランタから守護神ゴッリーニ、DFロメロの2選手を、MFラメラとのトレードでFWブライアン・ヒルをセビージャから獲得。一方で、今回の対戦相手であるシティ行きを希望する絶対的エースの去就問題を解決できず、手薄なセンターフォワードも補強なしという形で開幕を迎えることになった。
対するシティは昨季、チェルシーに敗れて悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇こそ逃したものの、2年ぶりのリーグ制覇とEFLカップ4連覇と国内2冠を達成。さらに、移籍市場ではアストン・ビラのエースMFグリーリッシュをイングランド史上最高額の1億ポンドで獲得したほか、バルセロナへ旅立ったFWアグエロの後釜としてケインの獲得に動くなど、リーグ連覇、ビッグイヤー獲得へ超大型補強を目論む。
今夏のプレシーズンはユーロ2020、コパ・アメリカ2021に多くの主力を送り込んだ影響で主力の合流が遅れた上、クラブ内の新型コロナウイルスの感染によるフランス遠征の中止など思うように調整が進まず。グアルディオラ監督にとってはもどかしい準備期間となったが、レスターに0-1で惜敗した先日のコミュニティ・シールドで[2-5-3]の新たなビルドアップの形を披露するなど、フットボールの探究者は更なるバージョンアップに向けて新たな試みを続けている。そのため、今回の開幕戦でも2021-22仕様のシチズンズの一端が垣間見えるはずだ。
なお、直近のEFLカップ決勝を含めシティが連勝中のこのカードだが、2019年に開場されたトッテナム・ホットスパースタジアムではホームチームのトッテナムが3戦全勝中。且つ、トッテナムはその3試合で一度も失点しておらず、両者のコンディションの差を含め拮抗した展開が予想される。
◆トッテナム◆
【4-2-3-1】
▽トッテナム予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロリス
DF:タンガンガ、ダビンソン・サンチェス、ダイアー、レギロン
MF:スキップ、ホイビュルク
MF:ルーカス・モウラ、デレ・アリ、ベルフワイン
FW:ソン・フンミン
負傷者:なし
出場停止者:なし
出場停止者、負傷者共にいない。ただ、渦中のケイン、東京オリンピック帰りのブライアン・ヒル、プレシーズンマッチでほぼ出番がなかったエンドンベレ、ケガから復帰したばかりの新戦力のロメロ、セセニョンらが欠場となる見込みだ。
ヌーノ監督はプレシーズンマッチを通して[4-3-3]、[4-2-3-1]をメインシステムに採用しているが、直近のアーセナル戦で機能した[4-2-3-1]の採用が濃厚だ。スタメンに関しては右サイドバックとホイビュルクを除く中盤センターの人選が注目ポイント。右サイドバックではタンガンガが軽傷を抱えており、間に合わない場合はドハーティ(オーリエ)が代役を担う。中盤ではセントラルMFのスキップ、トップ下のデレ・アリに代えてロ・チェルソの起用も想定される。
ケインに関しては13日に全体練習に復帰したばかりで対戦相手が希望の移籍先という複雑な事情を抱えているが、ケイン自身はヌーノ監督の選考次第でプレーする意思は持っているという。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽マンチェスター・シティ予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:カンセロ、ストーンズ、ルベン・ディアス、メンディ
MF:フェルナンジーニョ、ロドリ、ギュンドアン
FW:マフレズ、フェラン・トーレス、グリーリッシュ
負傷者:MFフォーデン、デ・ブライネ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはいずれも1カ月程度のケガを抱えるフォーデン、デ・ブライネの欠場が確定。また、ユーロ、コパでほぼフル稼働だったストーンズ、ウォーカー、スターリング、エデルソン、ガブリエウ・ジェズスに関してもコンディションの問題で欠場の可能性がある。
多くの選手のコンディションが不透明なこともあり、スタメン予想は困難を極めるが、先日のレスター戦をベースにエデルソン、ストーンズ、グリーリッシュの先発起用を予想。サイドバックではジンチェンコ、ウォーカー、中盤、前線ではベルナルド・シウバ、スターリング辺りの起用も十分にありそうだ。
★注目選手
◆トッテナム:FWルーカス・モウラ

Getty Images
スパーズの注目プレーヤーは新体制移行で、より重要な役割が期待されるルーカスだ。昨シーズンは公式戦50試合に出場したものの、ベイルやラメラ、ベルフワインのコンディション次第でジョーカー起用に回る、便利屋の立場に甘んじた29歳の元ブラジル代表FW。個での打開力に加え、献身的な守備は評価されるものの、昨季のリーグ戦3ゴール4アシストの数字ではポジション奪取は厳しい。
ただ、ベイル、ラメラの退団に加え、ケインの去就が不透明な状況の中、今夏のプレシーズンマッチではヌーノ監督からチャンスを与えられ、5試合で3ゴール2アシストを含め、ほとんどのゴールに絡む大活躍を披露。早くもポルトガル人指揮官の信頼を集めている。
盤石のシティ相手では終始守備に追われる防戦一方の展開を強いられるが、多くの主力を欠く今回の対戦では全体のコンディションで勝るトッテナムにも十分に攻撃のチャンスがあるはずだ。その中でソン・フンミンと共に崩し、仕上げの仕事が託されるルーカスのパフォーマンスは、ホームチーム勝利のカギを握る。トッテナム加入以降、決して多くのゴールを奪えてはいないが、CL決勝に導くアヤックス戦でのゴールを含め、ビッグマッチでのゴールも印象的な背番号27は、昨季王者相手の開幕戦で決定的なゴールを決められるか…。
◆マンチェスター・シティ:MFジャック・グリーリッシュ

Getty Images
シティの注目プレーヤーはプレミア史上最高額が付いたシチズンズの新10番。キャリア初期は圧倒的なテクニックよりもピッチ外のヤンチャな振る舞いが目立ったグリーリッシュだったが、タフなチャンピオンシップ(イングランド2部)で3シーズン揉まれたことで、心身ともに大きく成長。2019-20シーズンのプレミア復帰後はビラの絶対的なエースとしてリーグ屈指のアタッカーとして強烈な輝きを放った。
そして、ユーロ2020でイングランド代表の準優勝に貢献したビラ生え抜きのMFは今夏、巨額の移籍金で昨季プレミア王者へステップアップした。その新天地では直近のレスター戦で後半半ばに途中出場し、早速デビュー。顔見せ程度のプレータイムとなったものの、左ウイングのポジションで異彩を放ち、早くも今後の活躍を期待させている。
合流から間もなくコンディションも上がり切っていないため、創造性に長けた指揮官の下でインサイドハーフやゼロトップ起用といった新境地を開くにはしばらく時間を要する見込みだ。しかし、スタメン起用も予想される今回の一戦ではデ・ブライネ、フォーデン不在の中で攻撃をけん引する働きを期待したい。
これまでトッテナムとは通算6度対戦しているが、1アシストに留まっており、シティファンへの挨拶代わりの初ゴールも狙いたいところだ。
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