C・パレス、重鎮DFスコット・ダンの退団を発表…イーグルスのために7年の献身

2021.08.12 19:47 Thu
Getty Images
クリスタル・パレスは12日、イングランド人DFスコット・ダン(34)の退団を発表した。

リバプール出身でウォルソールでキャリアをスタートしたダンは、コヴェントリー、バーミンガム、ブラックバーンを経て2014年にパレスへ完全移籍で加入。以降はセンターバックの主力選手として在籍7年間で公式戦181試合に出場し、17ゴールを記録。2016-17シーズンにはチームキャプテンを務めるなど、長らくパレスのリーダーの一人として忠誠を示してきた。

パレスとの現行契約は昨シーズン限りで終了となっていたが、クラブは依然として再契約を打診。しかし、ダン自身が新たな挑戦を求めたことで、2021-22シーズンの開幕直前の段階での退団が決定した。
「クラブでの楽しい7年間を共に過ごさせてくれた監督、チームメイト、バックルームスタッフに感謝の気持ちを伝えたいと思う。この間、一人のフットボーラーとしてできることはすべて経験できたと思っているし、クリスタル・パレスに貢献し、キャプテンを務めたことを誇りに思っているよ」

「また、この場を借りて、入団したときからずっと応援してくれたパレスのファンのみんなに感謝したいと思う。ここでの日々は自分のキャリアの中で決して忘れることのできない章となった。チームとクラブの来シーズン以降の成功を心から願っているよ」
一方、パレスのスティーブ・パリッシュ会長はダンの7年間に渡る献身に対する心からの感謝の言葉を伝えている。

「2014年の加入以来、スコットは素晴らしいプレーヤーであり、クラブへの奉仕者でもあった。個人的に、長年にわたる彼の計り知れない貢献とプロフェッショナリズムに感謝したいと思う」

「スコットはピッチ上で素晴らしいリーダーであり、在籍中はキャプテンとしてクラブに貢献してくれた。彼はクラブの皆から最大限の尊敬を受けて去ることになるが、我々は同時に彼の今後の活躍を心から願っている」

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