甲府と磐田の上位対決は痛み分け! 京都は新加入イスマイラが決勝点【明治安田J2第24節】

2021.08.09 21:41 Mon
明治安田生命Jリーグ第24節の全11試合が9日に行われた。

JITリサイクルインクスタジアムでは、5位の甲府(勝ち点43)と2位の磐田(勝ち点48)による上位対決が行われた。先手を取ったのはアウェイの磐田。37分、スローインを受けたルキアンがボックス右で相手と入れ替わりゴール前にクロスを供給。これをファーサイドから松本が押し込んでネットを揺らした。

だが、甲府も後半立ち上がりに同点に追いつく。48分、鳥海のパスからボックス右へ抜け出したウィリアン・リラのグラウンダーのクロスを泉澤が押し込んだ。
試合はこれで振り出しに。しかしその5分後、すぐに磐田が勝ち越す。左CKの場面で、遠藤が入れたクロスは跳ね返されるものの、その落ち際を大津がボックス中央からダイレクトボレー。見事に芯を捉えたシュートがゴールに突き刺さった。

大津の2カ月ぶりのゴールで再びリードを得た磐田は、その後は危なげない展開で終盤まで進めていく。後半もアディショナルタイムに差し掛かり、勝利を確信した手前、その油断が命取りとなった。
甲府の左CKのシーン。長谷川のクロスをメンデスがヘディングシュート。GK三浦に触れられながらも、ネットに突き刺さり、土壇場で同点に追いついた。

結局、試合は2-2のドロー決着。上位対決は勝ち点1を分け合う結果となった。

その2チームと差をつけたい首位の京都(勝ち点48)はホームに町田を迎えた。13分にバイスのロングフィードに抜け出したウタカが、DFのミスを突いて先制ゴール。4試合ぶりの得点で京都にリードをもたらした。

対する町田は30分、吉尾のシュートのこぼれ球を鄭大世が押し込んだが、オフサイドでゴールは認められず。それでも41分、右CKの吉尾のクロスを奥山が頭で押し込んで同点に追いついた。

京都は後半から、福島ユナイテッドFCから新加入のイスマイラを投入。するとそのイスマイラが早速結果を残す。50分、左から右へと相手を揺さぶり、ボックス右から飯田がクロス。これをイスマイラが頭で合わせると、シュートは相手に当たってゴールイン。J2デビューを自らのゴールで祝った。

これが決勝点となり京都が2-1で勝利。磐田との勝ち点差を2に広げた。

その他、アウェイで北九州と対戦した琉球(勝ち点44)は、開始9分にCKから失点する厳しい展開に。その後も追加点に迫られるなど、リードを許した状態がしばらく続いていく。

だが、68分にボックス右手前からのFKを武田が直接沈めて同点に。さらに84分には、右サイドの深い位置から阿部が上げたクロスを清水が頭で合わせて逆転。

後半から途中出場した2人のゴールで、試合をひっくり返した琉球は3位へ順位を上げている。

なお、金沢vs長崎は台風の影響による悪天候のため、中止となった。

◆第24節
▽8/9(月)
SC相模原 0-0 栃木SC
ヴァンフォーレ甲府 2-2 ジュビロ磐田
アルビレックス新潟 2-2 大宮アルディージャ
ブラウブリッツ秋田 1-4 松本山雅FC
京都サンガF.C. 2-1 FC町田ゼルビア
モンテディオ山形 3-1 ジェフユナイテッド千葉
水戸ホーリーホック 1-1 東京ヴェルディ
ザスパクサツ群馬 1-1 愛媛FC
ファジアーノ岡山 1-0 レノファ山口
ギラヴァンツ北九州 1-2 FC琉球

ツエーゲン金沢 vs V・ファーレン長崎※悪天候のため中止

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『京都の救世主』となったラファエル・エリアス、日本でのプレーを好み帰化も望む「そのような機会があれば必ず受け入れる」

京都サンガF.C.を支えるエールのFWラファエル・エリアス(26)だが、日本でのプレーに満足感を覚え、帰化も考えているという。ブラジル『terra』が伝えた。 2024年7月にクルゼイロから期限付き移籍で京都に加入したラファエル・エリアス。最下位に沈んでいた京都に加わると、J1の15試合で11得点を記録し、チームは残留。すると、今シーズンからは完全移籍に切り替え。ここまでJ1の10試合で6ゴール3アシストを記録している。 京都は現在2位に位置し、そのチームを大きく支えているラファエル・エリアス。当初は日本に来る気がなかったという。 「当時、代理人にはクルゼイロに残りたいと伝えていた。しかし、クラブ内で様々なことがあり、コントロールできないこともあり、日本でのこのチャンスが訪れた。僕にとってもチャンスだと思った」 「クラブは降格圏に沈んでおり、とても困難なミッションだとは分かっていたけど、神が僕に導きを与えてくれたからこそ、ここに来た」 「神は僕にここ、この場所に来るように、僕と僕の家族のために何かを用意し、偉大なことを成し遂げるだろうと告げ、その言葉を守ってくれた神に感謝したい。信じられない思いだった。昨年のような経験をするとは思っても見なかった」 ただ、神の導きにより来日し、しっかりとチームを残留に導いたラファエル・エリアスは“救世主”と呼ばれる存在に。そして、その力は今シーズンも十分に発揮している。チームに残った理由は、恵まれた環境にあるようだ。 「昨シーズンが終わった時、この街では『京都の救世主』と呼ばれていた。とても感動したし、このような評価をもらえて本当に嬉しかった。ファンだけでなく、クラブ全体、選手やコーチ陣からもそう思ってもらえた」 「クラブはまるで家族のような存在で、皆が選手をとても尊敬し、サポートしてくれ、良い労働条件も提供してくれた。僕にとって、彼らから認められたことは、今シーズンも京都に残ることを決めた大きな理由の1つだ」 「(キャリアの最高の瞬間であることは)間違いない。あらゆる面でそう思っている。数字だけを見ているけど、僕はピッチ外のことも重視している。精神的にも、肉体的にも、そして家族が元気で、安全で、温かく迎えられていると感じられる最高の瞬間だ」 その中で日本のサッカーとブラジルのサッカーの差についても言及。日本の方がフィジカルの能力が必要だという。 「日本での試合は非常に激しく、トランジション、スプリント、スピードが激しい。だから、トランジションやランニングの面で、ブラジルよりもフィジカルが強いと思う。ブラジルではスピードがあり、スペースも少し広い。ここでボールを受けると、2、3人の選手がマークに来てプレッシャーをかけてくる。ここの試合はブラジルよりもはるかに速いんだ」 さらには帰化の問題にも言及。「将来、そのような機会が訪れたら、必ず受け入れる。絶対に成し遂げたい」とコメント。日本に帰化し、さらに活躍を続けていきたいと語った。 日本の帰化手続きは、5年間継続して居住し、日本語が話せる必要がある。2024年に来日したラファエル・エリアスは、最短で2029年に帰化が可能。30歳で帰化する未来があるのだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】鹿島相手にラファエル・エリアスが衝撃のハットトリック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="bj2BkRiyNF4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.14 23:10 Mon
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