金メダルまであと2つ! 男子サッカーベスト4決定、日本は大会前に対戦したスペインと再戦《東京オリンピック》
2021.07.31 22:05 Sat
31日、東京オリンピックの男子サッカー準々決勝の4試合が行われた。
グループAを唯一の3連勝で突破したU-24日本代表は、グループBを2位で通過したU-24ニュージーランド代表と対戦した。
試合は日本が攻めるシーンもある中、ニュージーランドの守備を崩せず。120分を終えてゴールレスとなり、PK戦に突入した。
PK戦では互いに1人目を成功させるが、ニュージーランドの2人目のシュートをGK谷晃生がセーブ。さらにニュージーランドは3人目が失敗しピンチに。日本は4人目のDF吉田麻也が冷静に決めて4-2で勝利を収めた。
グループB首位のU-24韓国代表は、グループA2位のU-24メキシコ代表と対戦し3-6で大敗を喫した。立ち上がりは点の取り合いとなり、前半は1-3でメキシコがリード。後半早々に韓国が反撃し、1点差に迫るも、そこからメキシコが得点を重ね、終わってみれば3-6の大差で勝利した。
延長戦では前半にバイリーがファウルを犯し、スペインはミケル・オヤルサバルのPKで逆転に成功。延長後半には相手の隙をついたラファ・ミルが2点を決めてハットトリック達成。5-2でスペインが勝利した。
グループD首位のU-24ブラジル代表はグループC2位のU-24エジプト代表と対戦。前半にFWマテウス・クーニャがゴールを奪い先制したブラジルが最後まで守り切り、1-0で勝利を収めた。
この結果、準決勝では日本はスペインと対戦。メキシコがブラジルと対戦することとなった。
◆準々決勝
▽7月31日(土)
U-24スペイン代表 5-2(延長) U-24コートジボワール代表ー【27】
U-24日本代表 0-0(4PK2) U-24ニュージーランド代表ー【25】
U-24ブラジル代表 1-0 U-24エジプト代表ー【28】
U-24韓国代表 3-6 U-24メキシコ代表ー【26】
◆準決勝
▽8月3日(火)
《17:00》
U-24メキシコ代表 vs U-24ブラジル代表ー【30】
[県立カシマサッカースタジアム]
《20:00》
U-24日本代表 vs U-24スペイン代表ー【29】
[埼玉スタジアム2002]
◆3位決定戦
▽8月6日(金)
《20:00》
【29】敗者 vs 【30】敗者
[埼玉スタジアム2002]
◆決勝
▽8月7日(土)
《20:30》
【29】勝者 vs 【30】勝者
[横浜国際総合競技場]
グループAを唯一の3連勝で突破したU-24日本代表は、グループBを2位で通過したU-24ニュージーランド代表と対戦した。
試合は日本が攻めるシーンもある中、ニュージーランドの守備を崩せず。120分を終えてゴールレスとなり、PK戦に突入した。
グループB首位のU-24韓国代表は、グループA2位のU-24メキシコ代表と対戦し3-6で大敗を喫した。立ち上がりは点の取り合いとなり、前半は1-3でメキシコがリード。後半早々に韓国が反撃し、1点差に迫るも、そこからメキシコが得点を重ね、終わってみれば3-6の大差で勝利した。
グループC首位のU-24スペイン代表は、グループD2位のU-24コートジボワール代表と対戦。試合はコートジボワールがDFエリック・バイリーのゴールで先制するも、_スペインがMFダニ・オルモのゴールで同点に。このまま延長戦かと思われた中、コートジボワールは後半アディショナルタイムにMFマックス・グラデルが決めて土壇場で勝ち越しに成功。そのまま逃げ切ると思われたが、スペインはFWラファ・ミルが93分に決めて同点。2-2で延長戦へと突入する。
延長戦では前半にバイリーがファウルを犯し、スペインはミケル・オヤルサバルのPKで逆転に成功。延長後半には相手の隙をついたラファ・ミルが2点を決めてハットトリック達成。5-2でスペインが勝利した。
グループD首位のU-24ブラジル代表はグループC2位のU-24エジプト代表と対戦。前半にFWマテウス・クーニャがゴールを奪い先制したブラジルが最後まで守り切り、1-0で勝利を収めた。
この結果、準決勝では日本はスペインと対戦。メキシコがブラジルと対戦することとなった。
◆準々決勝
▽7月31日(土)
U-24スペイン代表 5-2(延長) U-24コートジボワール代表ー【27】
U-24日本代表 0-0(4PK2) U-24ニュージーランド代表ー【25】
U-24ブラジル代表 1-0 U-24エジプト代表ー【28】
U-24韓国代表 3-6 U-24メキシコ代表ー【26】
◆準決勝
▽8月3日(火)
《17:00》
U-24メキシコ代表 vs U-24ブラジル代表ー【30】
[県立カシマサッカースタジアム]
《20:00》
U-24日本代表 vs U-24スペイン代表ー【29】
[埼玉スタジアム2002]
◆3位決定戦
▽8月6日(金)
《20:00》
【29】敗者 vs 【30】敗者
[埼玉スタジアム2002]
◆決勝
▽8月7日(土)
《20:30》
【29】勝者 vs 【30】勝者
[横浜国際総合競技場]
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【パリ行きの命運を託された23選手】“第2の遠藤航“とも期待される京都の若き主将・川﨑颯太
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、川﨑颯太にフォーカスする。 ■川﨑颯太(MF/京都サンガF.C.) 現在は京都サンガF.C.のキャプテンを務める川﨑だが、元々は地元・ヴァンフォーレ甲府の下部組織に在籍。甲府U-15から京都のU-18へ加入し、U-18日本代表入りなども経験しながら、2020年にトップチームへ昇格した。 プロ1年目はシーズン後半戦をメインにJ2リーグで16試合に出場すると、曺貴裁監督が就任した2021シーズンは開幕からスタメンの座をゲット。アンカーとしてGKと2CB以外の7名の選手を操る「ホールディングセブン」の役割を与えられ、J2の41試合に出場と大きく飛躍し、チームをJ1昇格へ導いた。 トップカテゴリー初挑戦となった2022年はリーグ戦28試合に出場してJ1残留に貢献。続く2023年にはクラブ最年少でチームキャプテンに就任し、同年6月にはA代表初招集も果たした。 今シーズンはインサイドハーフをメインにここまでJ1の7試合全てにフル出場。第3節川崎フロンターレ戦、第4節横浜F・マリノス戦ではどちらもルーズボールを押し込んでゴールを決めるなど、得点感覚にも磨きをかけている。 大岩剛監督率いるパリ五輪世代の日本代表には発足当初の2022年3月から参加。その後も継続的に招集され、昨年9月のAFC U23アジアカップ予選では1試合に出場。今年に入ってからは、京都で行われた3月に行われたU-23マリ代表との親善試合でに先発した。 広範囲に動いて相手の攻撃の芽を摘むと同時に、自チームの攻撃の起点となるダイナモは、積極的な前線への飛び出しでチャンスを創出。曺監督が湘南ベルマーレ時代に指導したリバプールの日本代表MF遠藤航と重ねる声も多い。前述の通り自ら得点を奪う力もあり、代表でもネットを揺らすことが期待される。 今回のAFC U23アジアカップでは、これまで同様、山本理仁や藤田譲瑠チマらと共に中盤を支えることが期待される。アンカー、ダブルボランチの一角、インサイドハーフと幅広い役割をこなせるだけに、総力戦ではその重要度が増しそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】中盤を制圧する圧巻のボール奪取! 川崎颯太</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="BTJxlisG7Sw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.11 21:00 Thu2
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3日、日本代表vsU-24日本代表の一戦が札幌ドームで行われる。 キリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦が、ジャマイカ代表が来日できなかったことを受けて急遽中止に。その後、対戦相手にU-24日本代表を指名し、異例の日本代表対決が実現した。 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表と、東京オリンピック出場に向けてメンバー選考を続けるU-24日本代表の一戦。互いに主力選手を起用して臨む。 日本代表はDF長友佑都(マルセイユ)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)と日本代表の主軸を先発起用した。 一方のU-24日本代表はオーバーエイジの3名はベンチスタート。MF久保建英(ヘタフェ)、MF中山雄太(ズヴォレ)、MF板倉滉(フローニンヘン)らが起用された。 今回の試合は、フィールドプレーヤーが7名、GK1名が交代可能なレギュレーション。後半の交代枠は3回までとなるが、負傷交代の場合は含まれない。 ★日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:シュミット・ダニエル DF:室屋成、植田直通、谷口彰悟、長友佑都 MF:橋本拳人、守田英正 MF:原口元気、鎌田大地、南野拓実 FW:大迫勇也 監督:森保一 ★U-24日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:大迫敬介 DF:菅原由勢、橋岡大樹、町田浩樹、旗手怜央 MF:中山雄太、板倉滉 MF:三好康児、久保建英、遠藤渓太 FW:田川亨介 監督:横内昭展 2021.06.03 18:42 Thu3
キャプテンを外れて「学ぶこともすごく多い」と語ったDF中山雄太、左SBについては「挑戦できることは楽しみ」
東京オリンピックに向けた事前合宿に臨んでいるU-24日本代表。DF中山雄太(ズヴォレ)がオンラインのメディア取材に応じた。 6月22日に18名のメンバーが発表された東京オリンピック代表。しかし、IOC(国際オリンピック委員会)が登録選手数を18名から22名に変更することを正式に決定。バックアップメンバー4名も登録メンバー入りすることとなった。 合宿4日目を迎えた中、中山は今回の合宿について「僕としては大きな変化はなく、目標である金メダルに強い気持ちを持ってやりたい」とコメント。また、「チームとしては競争といった意味では少し意味合いは変わっていますが、選手間の競争がありつつ、高め合いながら、チームとして成長していって、金メダルに近づいて獲得できればというのが、合宿やオリンピック前に感じられたと思います」と、チームとしてしっかりと精度を上げていきたいと語った。 本大会までの期間でやりたいことについては「僕自身もそうですが、擦り合わせなければいけない部分があって、1日1日成長に繋がりますが、練習を重ねていくにつれて深まっていく部分はあります」と精度を上げたいとコメント。「僕自身は最近は隣に冨安がいるんですが、少しクリアにしたい部分、挑戦したい部分があります」と左サイドバックとして挑戦したいことがあると明かした。 これまではこの世代でキャプテンを務めていたが、オーバーエイジに日本代表のキャプテンを務めるDF吉田麻也(サンプドリア)が入ったことで、キャプテンマークを譲ることとなった。 しかし、その点はあまり気にしていないという中山。変化はあるとしながらも、やることは変わらないと語った。 「そういう質問は結構ありますが、僕自身はキャプテンマークを巻こうが巻かないが変わりないです」 「巻いていた頃は責任感などプラスアルファはあったなと思うことはあります。麻也選手からも言われましたが、キャプテンマークを巻くことで色々経験することもあるだろうと話してもらいました」 「チームのことを考えると、僕自身麻也選手が巻くことで変わっていることもあり、キャプテンじゃない立場で見ることで学ぶこともすごく多いです」 「遠藤(航)選手や酒井(宏樹)選手、そして同世代の選手でもキャプテンをやれる資質のある選手はいるので、選手の良いところを自分の成長に組み込んでいきたいなと思います」 「キャプテンマークは巻かないですが、巻いていたときも同じ気持ちでやっていたので、キャプテンじゃなくなってやることも変わっていますが、キャプテンの時にやっていたことは続けてやっていきたいです」 ボランチへのこだわりがある中、左サイドバックでも起用される可能性が高くなった中山。短期決戦となる中では、ユーティリティ性は重要な要素となる。 中山はポジションへのこだわりについて「任されたポジションはどこでもやりたいと思います」とコメント。サイドバックでも楽しみがあると語った。 「今の意識の変化で言えば、サイドバックで楽しみにしていることでは、キャリアであまりやってきていないポジションの挑戦、サイドバックをやれるということは、世界的に見てもサイドバックとボランチを兼任する選手は増えてきて、サッカーの進化に挑戦できることは楽しみです」 「新しいものへの挑戦に楽しみがある中で、自分自身が成長することも踏まえて、ポジティブに気持ちの部分で成長していると思います」 2021.07.08 20:25 Thu4
「チームとしての成果」アジア王者として帰国の大岩剛監督、パリ五輪に向けOA枠に言及「今はフラット」、ラージグループ作成へ「しっかり見極める」
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