ホンジュラスを6発粉砕の韓国がベスト8! ニュージーランドは史上初GS突破《東京オリンピック》
2021.07.28 20:35 Wed
東京オリンピックのグループB最終節の2試合が28日に行われ、韓国とニュージーランドの決勝トーナメント進出が決定した。
横浜国際総合競技場では韓国代表とホンジュラス代表が激突。グループBでは第2節終了時点で4チームが勝ち点3で並んでいる状況のため、この最終節で勝ったチームが突破というシンプルな構図の中、得失点差から唯一引き分けでも突破が決められる韓国は、20分までに2点リードする余裕の展開となる。まずは12分、イ・ドンジュンがペナルティエリアでデカスに倒されPKを獲得。これをファン・ウィジョが決めて先制する。続く19分には、CKのシーンでチョン・テウクがカルロス・メレンデスのファウルを受け、再びPKの判定に。今度はウォン・ドゥジェが沈めて、リードを広げた。
早々に苦しい内容となったホンジュラスだが、前半のうちにさらなる窮地に。40分にカルロス・メレンデスがイ・ドンジュンのゴールチャンスを阻害したとして一発退場となってしまった。さらに畳み掛けるように、韓国は前半アディショナルタイムにファン・ウィジョが3点目を決めて、ハーフタイムまでに試合を決定づけた。
後半頭から選手を入れ替え、なんとか状況を変えようとするホンジュラスだが、その立ち上がり5分、前半の内に途中出場していたクリストフェル・メンデスがキム・ジンヤを倒してPKを献上。一度は流されたものの、VAR判定で韓国に3つ目のPKが与えられた。
その後もホンジュラスを圧倒した韓国は、キム・ジンヤとイ・ガンインにも得点が生まれ、6-0の大勝。首位で3大会連続のグループステージ突破が決定した。一方、前回大会4位のホンジュラスはここで敗退となった。
U-24韓国 6-0 U-24ホンジュラス
【U-24韓国】
ファン・ウィジョ(前12)【PK】
ウォン・ドゥジェ(前19)【PK】
ファン・ウィジョ(前50)
ファン・ウィジョ(後7)【PK】
キム・ジンヤ(後19)
イ・ガンイン(後37)
◆僅差でニュージーランドが2位通過
札幌ドームではルーマニアとニュージーランドが対戦。こちらも勝った方が突破となる中、試合は静かな立ち上がりとなる。それでも30分過ぎにクリス・ウッドの直接FKでゴールに迫ったニュージーランドが徐々にエンジンをかけていく。
37分と38分にはクリス・ウッドとチャンプネスが、それぞれジョー・ベルのパスからシュートを放つ。一方のルーマニアも43分にセットプレーの流れからダルカがシュートを試みるも、試合は0-0で折り返した。
後半も序盤は共に攻撃の形を作れなかったが、ルーマニアのマリンのヘディングシュートが枠を捉えた60分あたりから互いにシュートシーンが増えていく。
しかしながら、最後まで得点は生まれず0-0のドロー。この結果、得失点差で上回ったニュージーランドが史上初のグループステージ突破を決めた。
U-24ルーマニア 0-0 U-24ニュージーランド
■グループB最終順位■
1.韓国 勝ち点6
2.ニュージーランド 勝ち点4※得失点0
3.ルーマニア 勝ち点4※得失点-3
4.ホンジュラス 勝ち点3
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◆3つのPKでホンジュラス粉砕の韓国がベスト8横浜国際総合競技場では韓国代表とホンジュラス代表が激突。グループBでは第2節終了時点で4チームが勝ち点3で並んでいる状況のため、この最終節で勝ったチームが突破というシンプルな構図の中、得失点差から唯一引き分けでも突破が決められる韓国は、20分までに2点リードする余裕の展開となる。まずは12分、イ・ドンジュンがペナルティエリアでデカスに倒されPKを獲得。これをファン・ウィジョが決めて先制する。続く19分には、CKのシーンでチョン・テウクがカルロス・メレンデスのファウルを受け、再びPKの判定に。今度はウォン・ドゥジェが沈めて、リードを広げた。
後半頭から選手を入れ替え、なんとか状況を変えようとするホンジュラスだが、その立ち上がり5分、前半の内に途中出場していたクリストフェル・メンデスがキム・ジンヤを倒してPKを献上。一度は流されたものの、VAR判定で韓国に3つ目のPKが与えられた。
韓国はこれをファン・ウィジョが決めて4点目。ファン・ウィジョはブラジル代表のリシャルリソンに次ぐ今大会2人目のハットトリック達成者となった。
その後もホンジュラスを圧倒した韓国は、キム・ジンヤとイ・ガンインにも得点が生まれ、6-0の大勝。首位で3大会連続のグループステージ突破が決定した。一方、前回大会4位のホンジュラスはここで敗退となった。
U-24韓国 6-0 U-24ホンジュラス
【U-24韓国】
ファン・ウィジョ(前12)【PK】
ウォン・ドゥジェ(前19)【PK】
ファン・ウィジョ(前50)
ファン・ウィジョ(後7)【PK】
キム・ジンヤ(後19)
イ・ガンイン(後37)
◆僅差でニュージーランドが2位通過
札幌ドームではルーマニアとニュージーランドが対戦。こちらも勝った方が突破となる中、試合は静かな立ち上がりとなる。それでも30分過ぎにクリス・ウッドの直接FKでゴールに迫ったニュージーランドが徐々にエンジンをかけていく。
37分と38分にはクリス・ウッドとチャンプネスが、それぞれジョー・ベルのパスからシュートを放つ。一方のルーマニアも43分にセットプレーの流れからダルカがシュートを試みるも、試合は0-0で折り返した。
後半も序盤は共に攻撃の形を作れなかったが、ルーマニアのマリンのヘディングシュートが枠を捉えた60分あたりから互いにシュートシーンが増えていく。
しかしながら、最後まで得点は生まれず0-0のドロー。この結果、得失点差で上回ったニュージーランドが史上初のグループステージ突破を決めた。
U-24ルーマニア 0-0 U-24ニュージーランド
■グループB最終順位■
1.韓国 勝ち点6
2.ニュージーランド 勝ち点4※得失点0
3.ルーマニア 勝ち点4※得失点-3
4.ホンジュラス 勝ち点3
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