いまだ続くミランとケシエの契約交渉、破談となればプレミアリーグ移籍か

2021.07.23 16:36 Fri
Getty Images
ミランのコートジボワール代表MFフランク・ケシエ(24)の将来は、依然として不透明なようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
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ケシエは2017年夏にミランへ加入して以降、公式戦184試合出場30ゴール15アシストを記録。昨シーズンもセリエA37試合に出場して13ゴール6アシストの成績を残しており、チームのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に多大な貢献を果たした。ステファノ・ピオリ監督からの信頼も厚く、チームにとって欠かせない戦力となっているケシエだが、ミランとの契約は残り1年となっている。
既にGKジャンルイジ・ドンナルンマ(22)とMFハカン・チャルハノール(27)の契約交渉が破談し、どちらもフリーで放出することになってしまったミランにとって、ケシエとの交渉は確実に成功させたい状況だが、条件面でなかなか合意ができずにいるという。

ミランが年俸380万ユーロ(約5億円)を提示したのに対して、ケシエ側は年俸600万ユーロ (約7億9000万円)を要求しており、交渉は停滞しているようだ。
一部メディアの報道によると、ミラン側は400万ユーロ(約5億2000万円)以上のオファーを出さないことに決めたとも伝えられているが、これは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が「確認がとれない」として否定している。

現在U-24コートジボワール代表として東京オリンピックに参加しているケシエは、ミラン残留を望んでいるとも報じられているが、一方でリバプールを筆頭にプレミアリーグのクラブも獲得に高い関心を示しており、去就は不透明だ。

来週にミランはケシエの代理人と話し合いの場を持つとされており、ここでの交渉が上手くいかなければフリーでの放出を避けるため今夏の放出が濃厚になる。そうなれば、ピオリ監督のチームにとって非常に大きな打撃となることは間違いない。

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