チェルシーがヴァランをハイジャックか…ユナイテッド行きに暗雲
2021.07.19 16:52 Mon
チェルシーが、レアル・マドリーのフランス代表DFラファエル・ヴァラン(28)の獲得レースに参戦したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
今夏でのマドリー退団が現実味を帯び、同時にマンチェスター・ユナイテッド入りが囁かれているヴァラン。移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると、クラブ間合意に至り次第、ユナイテッドが提示した2026年までの5年契約を結ぶ見込みで、イギリス『サン』も移籍は「ほぼ完了」と伝えていた。
しかし『マルカ』によると、ここに来てチェルシーが横槍を入れているという。以前にも噂された関心が再燃し、5000万ポンド(約75億3400万円)の移籍金を用意していると言われている。
これにより、ユナイテッドがチェルシーより優位に立つためには、これ以上の金額を用意する必要性が浮上。だが、すでにFWジェイドン・サンチョの獲得に7300万ポンド(約110億円)の大金を叩いていることに加え、アトレティコ・マドリーのDFキーラン・トリッピアー獲得には1800万ポンド(約27億円)の費用がかかると見込まれていることから、できるだけ支出は抑えたいところだろう。
本人の意向も考慮すべきだろうが、獲得間近と言われていたユナイテッドにとって大きなライバルの出現となった。
今夏でのマドリー退団が現実味を帯び、同時にマンチェスター・ユナイテッド入りが囁かれているヴァラン。移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると、クラブ間合意に至り次第、ユナイテッドが提示した2026年までの5年契約を結ぶ見込みで、イギリス『サン』も移籍は「ほぼ完了」と伝えていた。
しかし『マルカ』によると、ここに来てチェルシーが横槍を入れているという。以前にも噂された関心が再燃し、5000万ポンド(約75億3400万円)の移籍金を用意していると言われている。
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