“9番“の役割に自信のオックスレイド=チェンバレン「ボビー、出番を奪われないよう気をつけろ」

リバプールのイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンが、チームで新たな役割を担う可能性があることを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。オックスレイド=チェンバレンは昨シーズン、プレシーズンで負傷した影響もあり公式戦17試合の出場にとどまることに。プレミアリーグでの先発出場はわずか2試合であり、不本意なシーズンとなってしまった。それでも、5月に行われた第37節バーンリー戦ではFWロベルト・フィルミノとの交代で9番の位置に入ると、ようやくシーズン初ゴールをマーク。良いイメージを持ったままシーズンを終えていた。
現在はチームで新シーズンに向けたトレーニングを行っているオックスレイド=チェンバレンは、バーンリー戦のゴールを振り返り自画自賛。今後9番の位置でプレーする可能性があることについては歓迎の意を示している。

「あのゴールはボビー(ロベルト・フィルミノ)風のゴールだったね。ボビー、(出番を奪われないよう)気をつけろよ!」「シーズンの終わりにゴールを決められて良かった。久しぶりの得点だったから、自信を取り戻すには良いことだね。ボビーがやっている偽9番の役割は、僕らにとって最高だ。あの役割は10番の役割に似ていて、かなり深くまで下がる。そこからボックス内やその周辺に入るから、シュートや得点のチャンスもあるんだ」

「僕がその役割を果たすことに抵抗はないよ。中盤のプレーに集中したいとは思っているけど、もし自分がその役割を果たす必要があるのなら、自信を持ってそれができるはずだ」

また、オックスレイド=チェンバレンは去年負傷してしまったプレシーズンで、充実の時間を過ごせているとコメント。新シーズンに向けて良い準備ができていると充実感を語った。

「今はとてもいい感じだよ。プレシーズンは決して楽しいものではなく、特に最初の1週間は再び身体を動くようにするまでが大変だ。でも、ここに来たのは仕事をするためであり、それが一番の目的だからね」

「今年は(去年と違って)プレシーズン3日目を迎えられた。これからはどんどん上を目指していきたいね。昨シーズンは明らかに不運だった。ただ、昨年11月下旬には復帰して1日もトレーニングを休んでいないと思う。シーズン終盤は調子が良く、力強さも感じていたんだ」

「もちろん、自分が望んでいたほどの活躍はできなかった。でも当時、チームにはいろいろなことが起こっていて、僕にとっては体調を整え、体を鍛え続け、準備をしておくことが重要だったんだ」

「今回のプレシーズンはかなりいい感じで臨めている。僕は過去に起こったことをあまり考えたくないね。過去に起こったことはもう終わったことであり、今を生きているんだ。今はいい感じだし、それを続けていくだけだよ。とはいえ、プレシーズンの3日目を突破するのはいつだって素晴らしい!」