プレミア移籍も浮上したMF三笘薫、ACLを経験して感じた東京五輪のカギは「リカバリーの部分」
2021.07.14 15:57 Wed
U-24日本代表のMF三笘薫(川崎フロンターレ)がメディアのオンライン取材に対応した。
U-24日本代表は、5日からトレーニングキャンプを開始。12日にはキリンチャレンジカップ2021で東京オリンピックに出場するU-24ホンジュラス代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。
三笘はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参加していたこともあり、合流が11日に。そのため、ホンジュラス戦はホテルで試合を観ることとなった。
改めて東京オリンピックに向かう合宿に参加した心境については「いよいよ始まるなという思いが強いですし、始まったらすぐ終わってしまうような大会なので、コンディションがカギになってきます」とコメント。「22人全員でしっかりと良い準備をして戦うことが大事かなと思います」コンディションをしっかり整えることが大事だと語った。
自身のコンディションについては「少し張りがあったので休みましたが、今後は徐々に徐々に練習に参加していく形になると思います」とコメント。ACLの5試合目以降に張りを感じたと言い、回復に努めたいと語った。
初戦まで10日を切った中、本大会への心境については「金メダルを目指してやっていますし、みんな色々な方々が観てくれる大会なので、そこで結果を残すことで勇気を与えられると思うので、そこを目指して頑張っていきたいと思います」とコメント。しっかりとチームの目標を目指したいと意気込んだ。
17日にはU-24スペイン代表戦を控える日本。三笘はスペイン戦について「凄く良い相手ですし、世界のトップレベルの選手がいて、もちろんオリンピックに出るメンバーなので、どれだけのレベルなのか、オリンピック前に知れることは良い機会ですし、勝利にこだわって、良い内容で終われた弾みになるので、良い試合をしたいと思います」と、世界トップクラスであるスペイン戦でも結果を求めたいと語った。
東京オリンピック前にACLで国外選手との対戦を連戦で経験した三笘。「中2日で6連戦だったので、チーム全員で行けたことはポジティブでしたけど、試合後の疲労感から次の試合に持って行き方だったり、そういうところの予防というか、そこはよくわかりました」と語り、同じ中2日で戦うオリンピックに向けて感覚をつかめたという。
連戦を戦う上で重要なことは「リカバリーの部分だと思いますし、試合が終わった後から次の試合が始まっているという気持ちじゃないと間に合わない部分があるので、毎試合毎試合フルコンディションに持っていくためには、休養がカギになると思います」とし、しっかりと休むことが本大会がスタートしてからは重要だと語った。
そういった点では、22名に増えた枠で総力戦になることが予想されるが「フロンターレではそう感じましたし、それがオリンピックではもっと人数が少ないので、その分負担がかかってくると思うので、1人1人のタフなところも見せていかないといけないかなと思っています」と、ここのタフさも重要になると語った。
とはいえ、全ての試合を全員が最高のコンディションで迎えることは難しい。その中で、悪いなりにパフォーマンスを出すという点では「(ACLでは)相手のところで自分たちがボールを保持する時間が長かったので、そういったところで体力の消耗を抑えることができる試合が多かったですが、オリンピックはそうはいかないところもあると思います」とコメント。また、「湿度のところだったり気温も相当高いことが予想されるので、いかにボールを握れるかがカギになると思いますし、走行距離も多くなるわけではないので、うまくコンパクトに戦いながら、自分たちでやるべきところと、オンとオフを切り替えながら、試合の中でも自分たちの中で意思を合わせてやることが重要だと思います」と、しっかりとチームとして戦い方を見極めて選択する必要があるとした。
その三笘だが、プレミアリーグのブライトン&ホーヴ・アルビオンへの移籍の噂が浮上。オリンピック後にも移籍するのではないかとされていた。
自身の去就については「現時点では僕から話すことはないです」としながらも、「常に上を目指してやっているということはあります」と、高いレベルを求めていることは認めた。それでも「そういったところで今後どうなるかわからないですが、現時点ではオリンピックに集中して行きたいなと思っています」と、まずは目の前に迫る東京オリンピックで結果を出したいと語った。
U-24日本代表は、5日からトレーニングキャンプを開始。12日にはキリンチャレンジカップ2021で東京オリンピックに出場するU-24ホンジュラス代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。
三笘はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参加していたこともあり、合流が11日に。そのため、ホンジュラス戦はホテルで試合を観ることとなった。
自身のコンディションについては「少し張りがあったので休みましたが、今後は徐々に徐々に練習に参加していく形になると思います」とコメント。ACLの5試合目以降に張りを感じたと言い、回復に努めたいと語った。
ただ、そこまで深刻なものではないと言い初戦にはしっかり間に合う様子。「間違いなく大丈夫だと思っていますし、そのためにもしっかりと治して、練習に入ってコンディションを上げていかないといけないので、そこはトレーナーの人とコミュニケーションとってやっていければと思います」と、無理はしないながらも、コンディションを上げるために回復させるとした。
初戦まで10日を切った中、本大会への心境については「金メダルを目指してやっていますし、みんな色々な方々が観てくれる大会なので、そこで結果を残すことで勇気を与えられると思うので、そこを目指して頑張っていきたいと思います」とコメント。しっかりとチームの目標を目指したいと意気込んだ。
17日にはU-24スペイン代表戦を控える日本。三笘はスペイン戦について「凄く良い相手ですし、世界のトップレベルの選手がいて、もちろんオリンピックに出るメンバーなので、どれだけのレベルなのか、オリンピック前に知れることは良い機会ですし、勝利にこだわって、良い内容で終われた弾みになるので、良い試合をしたいと思います」と、世界トップクラスであるスペイン戦でも結果を求めたいと語った。
東京オリンピック前にACLで国外選手との対戦を連戦で経験した三笘。「中2日で6連戦だったので、チーム全員で行けたことはポジティブでしたけど、試合後の疲労感から次の試合に持って行き方だったり、そういうところの予防というか、そこはよくわかりました」と語り、同じ中2日で戦うオリンピックに向けて感覚をつかめたという。
連戦を戦う上で重要なことは「リカバリーの部分だと思いますし、試合が終わった後から次の試合が始まっているという気持ちじゃないと間に合わない部分があるので、毎試合毎試合フルコンディションに持っていくためには、休養がカギになると思います」とし、しっかりと休むことが本大会がスタートしてからは重要だと語った。
そういった点では、22名に増えた枠で総力戦になることが予想されるが「フロンターレではそう感じましたし、それがオリンピックではもっと人数が少ないので、その分負担がかかってくると思うので、1人1人のタフなところも見せていかないといけないかなと思っています」と、ここのタフさも重要になると語った。
とはいえ、全ての試合を全員が最高のコンディションで迎えることは難しい。その中で、悪いなりにパフォーマンスを出すという点では「(ACLでは)相手のところで自分たちがボールを保持する時間が長かったので、そういったところで体力の消耗を抑えることができる試合が多かったですが、オリンピックはそうはいかないところもあると思います」とコメント。また、「湿度のところだったり気温も相当高いことが予想されるので、いかにボールを握れるかがカギになると思いますし、走行距離も多くなるわけではないので、うまくコンパクトに戦いながら、自分たちでやるべきところと、オンとオフを切り替えながら、試合の中でも自分たちの中で意思を合わせてやることが重要だと思います」と、しっかりとチームとして戦い方を見極めて選択する必要があるとした。
その三笘だが、プレミアリーグのブライトン&ホーヴ・アルビオンへの移籍の噂が浮上。オリンピック後にも移籍するのではないかとされていた。
自身の去就については「現時点では僕から話すことはないです」としながらも、「常に上を目指してやっているということはあります」と、高いレベルを求めていることは認めた。それでも「そういったところで今後どうなるかわからないですが、現時点ではオリンピックに集中して行きたいなと思っています」と、まずは目の前に迫る東京オリンピックで結果を出したいと語った。
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U-23日本代表のDF大畑歩夢(浦和レッズ)が、メディア取材に応じ、地元で行われるU-23ウクライナ代表戦へ意気込みを語った。 22日に京都でU-23マリ代表と対戦したU-23日本代表。パリ・オリンピックへの出場が決定している相手に1-3で敗れていた。 翌日、試合会場の北九州へとチームは移動。試合会場の北九州スタジアムでトレーニングを行った。 22日の試合に先発出場した11名と、後半頭から出場した細谷真大、染野唯月はリカバリーを実施。大畑はフルメニューをこなした。 大畑は北九州市出身で、小倉南FCからサガン鳥栖U-18に加入していた。FW植中朝日(横浜F・マリノス)とは小学校時代にチームメイト。代表として2人揃って地元に凱旋することとなる。 地元での試合について大畑は「このスタジアムは初めてなので、見たこともなかったです。芝の感じもやりやすいなと思いますし、楽しみです」とコメント。初めて立った北九州スタジアムの印象を語った。 家族や友人も試合を観戦に来るという大畑。植中と共に北九州で日本代表として戦うことについては、「一緒の地元で、小学校時代のチームメイトで、中学校の時もオフにはサッカーをしていたので、それが代表で一緒にプレーできることは嬉しいですね」とコメント。植中は「大畑のクロスからゴールできたら」と語っていたが、「できたら良いですね」とコメントしている。 小学生時代から植中は飛び抜けていたようで、大畑は中学でも小倉南FCでプレーしていたが、植中はJFAアカデミー福島U-15に加入。2人は別のチームでプレーすることとなった 「植中選手は小学校の時から飛び抜けていて、1人だけ全然違って、自分は『天才』だと思ってたので、自分が追いついた感じです」 「入ってきた時から1人だけリフティングがめちゃくちゃできて、ドリブルも絶対剥がせて、シュートも打てて、本当に天才だなと思っていました」 小学生の頃から図抜けていた植中を追いかけ、追いつこうと思っていたという大畑。パリ・オリンピックを目指すチームで共にプレーするまでになっている。 そのオリンピックについては「この年代で一番目指す大きな目標です。僕たちの世代はそこを目指してやってきていると思いますし、出ることが夢なので頑張っていきたいです」とコメント。アジア相手の厳しい最終予選が残っているが、「そんなに簡単にはいかないと思いますし、グループリーグも突破できるかは分からないぐらい難しい試合になると思います」と簡単ではないとの見解を示した。 2024.03.23 21:55 Sat3
U-22日本代表メンバーが決定! 松岡大起、郷家友太、田中聡ら23名《U-23アジアカップ予選》
日本サッカー協会(JFA)は19日、AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選に臨むU-22日本代表メンバーを発表した。 今回は先日に行われた合宿時の顔ぶれを主体に23名がメンバー入り。パリ・オリンピック世代が軸となり、MF松岡大起、MF田中聡といった明治安田生命J1リーグでも活躍する選手たちが招集を受けた。 また、高体連からDFチェイス・アンリが唯一の招集を受けたほか、DF山原怜音、DF角田涼太朗、MF郷家友太、MF松井蓮之はパリ五輪世代より上の世代からの選出に。幅広い世代のメンバー構成になった。 グループKに属するU-22日本はJヴィレッジスタジアムで予選に臨み、26日にカンボジア代表と対戦後、続く28日に香港代表と激突。なお、ロールモデルコーチとして元日本代表DFの内田篤人氏も帯同するという。 ◆招集メンバー一覧 GK 23.杉本光希(立正大学) 1.小畑裕馬(ベガルタ仙台) 12.佐々木雅士(柏レイソル) DF 2.山原怜音(筑波大学) 4.角田涼太朗(横浜F・マリノス) 15.加藤聖(V・ファーレン長崎) 5.馬場晴也(東京ヴェルディ) 16.半田陸(モンテディオ山形) 3.畑大雅(湘南ベルマーレ) 20.佐古真礼(藤枝MYFC) 22.チェイス・アンリ(尚志高校) MF 10.郷家友太(ヴィッセル神戸) 6.松井蓮之(法政大学) 8.松岡大起(清水エスパルス) 11.佐藤恵允(明治大学) 7.鈴木唯人(清水エスパルス) 14.藤田譲瑠チマ(徳島ヴォルティス) 17.櫻井辰徳(ヴィッセル神戸) 13.田中聡(湘南ベルマーレ) 19.中村仁郎(ガンバ大阪ユース) 21.甲田英將(名古屋グランパスU-18) FW 18.藤尾翔太(水戸ホーリーホック) 9.細谷真大(柏レイソル) 2021.10.19 16:47 Tue4
【パリ行きの命運を託された23選手】頭脳とテクニックに優れた万能型CB、世代を代表する柱・鈴木海音
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、鈴木海音にフォーカスする。 ■鈴木海音(DF/ジュビロ磐田) 静岡県出身の鈴木は中学生の時に磐田に加入。U-15、U-18とアカデミーで育ち、2020年4月にトップチーム昇格。プロ契約を結んだ。 U-15から世代別の日本代表を経験しているこの世代のエリート。2018年のAFC U-16選手権では見事優勝に貢献。2019年のU-17ワールドカップにも出場したが、チームはベスト16で敗退となった。 鈴木のプレースタイルの特長は、そのバランス感覚。ディフェンダーとしては堅実な守備を見せ、しっかりと安定感を与えるプレーが特徴。一方で、攻撃時には積極的に参加する他、キックの精度も高く、ロングフィードも得意とする。 182cmという飛び抜けて上背があるわけではないが、空中戦を得意としており、対人守備の能力も高い。テクニックと賢さ、そして強さを持ち合わせた万能型のCBと言って良い。 特に試合を読む力、戦術理解度が高く、攻守両面でプレー選択がしっかりとできるところが特徴。また、ポジショニングに長けているため、守備時には危険なゾーンをカバーし、攻撃時にはタイミングを間違えずに前線に上がる動きに加え、足元の技術とポジショニングはビルドアップをする際にも大きな力となる。もちろん一対一の守備も得意で、ボールを奪いにいく動きや、決定機の前に潰しに行くことも得意としている。 2022年には栃木SCへ育成型期限付き移籍を経験し、リーグ戦34試合に出場するなど、多くの試合経験を積んで帰還。2023年はJ2を戦うチームで22試合に出場し初ゴールも記録。チームのJ1昇格に寄与した。 守備陣の経験値に若干の不安を抱えるパリ五輪世代。アジアの戦いも経験しており、世代別の国際経験が豊富な鈴木。対戦相手の特徴に合わせ、試合展開を読んでプレーができる鈴木が守備陣を牽引していけるのか注目が集まる。 2024.04.15 11:00 Mon5
