GS全勝のオランダ、指揮官は「すべての面で前進している」チームに満足

2021.06.22 10:47 Tue
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オランダ代表フランク・デ・ブール監督がユーロ2020のグループステージ全勝を喜んだ。オランダサッカー連盟(KNVB)が伝えている。

オランダは21日に行われたグループC最終節で北マケドニア代表と対戦。グループステージ連勝を飾り、すでに首位での決勝トーナメント進出を決めているチームはこの日も前半こそ攻めあぐねたものの、FWメンフィス・デパイのゴールで先制に成功すると、後半にも追加点を重ねて、3-0で勝利した。

この結果、グループステージ全勝の成績を収めたオランダは27日に行われるラウンド16でグループD、E、Fのいずれかの組で3位になったチームと対戦する。
デ・ブール監督は試合後、完勝こそしたものの、やや低調だった前半のパフォーマンスに言及。一方で、選手の意識が決勝トーナメントに向いていたことについては理解を示した。

「全員が体調を崩さなかったことが最も重要だ。彼らが100%集中していることを望む一方で、不必要にカードをもらいたくないという気持ちがあったことも理解している。無意識ではあっても、彼らの頭の中にあったのだろう」
「後半はボールを失う回数が格段に減ったと思う。ハーフタイムには、より効率的になる必要があると指摘したんだ。そして、その通りになった」

また、デ・ブール監督はデパイとFWドニエル・マレンの2トップが機能していたことに触れつつ、決勝トーナメントでも同じ組み合わせを試すかはわからないとコメント。同時に、チームが機能していることも強調している。

「(2トップは)時折、良い感じになっていたが、次についてはまだ分からない。相手にもよるし、その試合で何が必要かにもよる。私は最高のチームを編成するが、そこに入る選手が必ずしも最高である必要はない」

「我々は良い位置にいると思う。すべての面で前進しているね。今夜は時折ではあるが、素晴らしい攻撃を見せてくれた。次の試合に向け、我々の試合はとてもポジティブなものだったと思う」

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