フィンランドがユーロ初勝利! エリクセン緊急搬送のデンマークは黒星発進…《ユーロ2020》
2021.06.13 04:40 Sun
ユーロ2020グループB第1節のデンマーク代表vsフィンランド代表が12日にデンマークのパルケン・スタディオンで行われ、0-1でフィンランドが勝利した。
北欧対決となった一戦は、地力に勝るデンマークが先にゴールを脅かす。7分、ボックス手前でボール受けたエリクセンの落としから走り込んだウインドがミドルシュート。さらに15分には、デラネイの左クロスからホイビュルクがヘディングシュートを放ったが、共にシュートはGKフラデツキーの好セーブに防がれた。
徐々にボールの主導権を握ったデンマークだが、5バックでスペースを消す相手の守備とGKフラデツキーの攻守に手を焼く。40分にはボックス中央左でボールを受けたブラースヴァイトが斜め後ろに持ち出しシュート。しかし、これは枠の右に外れた。
試合はそのまま中断されると続行できない可能性もあったが、約1時間50分後に再開。しかし、スコアが動くことはなく、前半はゴールレスで終了した。
ハーフタイムが5分間に短縮されて迎えた後半も、立ち上がりからデンマークが攻勢を続けたが、先にスコアを動かしたのはフィンランドだった。60分、ボックス左でボールキープしたプッキのパスを左サイドで受けたウロネンがダイレクトクロスを供給。これを逆サイドから走り込んだポヒャンパロがダイビングヘッドで合わせると、GKシュマイケルは弾ききれずゴールネットを揺らした。
先制を許したデンマークは、63分にウインドとケアーを下げてスコフ・オルセンとヴェステルゴーアを投入。すると73分、スルーパスに反応したY・ポウルセンがボックス左深くでアラユーリに倒され、デンマークがPKを獲得。しかし、ホイビュルクのPKはGKフラデツキーが完璧な読みでキャッチした。
猛攻を続けるデンマークは、81分にもブラースヴァイトのパスでボックス左深くまで抜け出したヴェステルゴーアの折り返しからスコフ・オルセンがチャンスを迎えるも、これは相手DFのスライディングブロックに防がれた。
結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。ポヒャンパロ弾でデンマークとの北欧対決を制したフィンランドが、記念すべき勝ち点3を手にした。
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2大会ぶり9回目出場となるデンマークは、3トップにユスフ・ポウルセン、ウインド、ブラースヴァイトを並べた[4-3-3]の布陣を採用。中盤はアンカーにホイビュルク、インサイドハーフにエリクセンとデラネイを起用した。一方、本大会初出場となるフィンランドは、2トップにチャンピオンシップ(イングランド2部)で26ゴールを挙げたプッキとポヒャンパロを並べた[5-3-2]を採用。その他、GKフラデツキーやロド、スパルブら主力がスタメンに名を連ねた。徐々にボールの主導権を握ったデンマークだが、5バックでスペースを消す相手の守備とGKフラデツキーの攻守に手を焼く。40分にはボックス中央左でボールを受けたブラースヴァイトが斜め後ろに持ち出しシュート。しかし、これは枠の右に外れた。
すると43分、デンマークにアクシデント。左サイドでスローインを受けようとしたエリクセンが突然ピッチ上で倒れ意識を失ったため、試合が中断。メディカルスタッフが心臓マッサージなどの処置が行われると、デンマークの選手らとともに担架でピッチを後にした。
試合はそのまま中断されると続行できない可能性もあったが、約1時間50分後に再開。しかし、スコアが動くことはなく、前半はゴールレスで終了した。
ハーフタイムが5分間に短縮されて迎えた後半も、立ち上がりからデンマークが攻勢を続けたが、先にスコアを動かしたのはフィンランドだった。60分、ボックス左でボールキープしたプッキのパスを左サイドで受けたウロネンがダイレクトクロスを供給。これを逆サイドから走り込んだポヒャンパロがダイビングヘッドで合わせると、GKシュマイケルは弾ききれずゴールネットを揺らした。
先制を許したデンマークは、63分にウインドとケアーを下げてスコフ・オルセンとヴェステルゴーアを投入。すると73分、スルーパスに反応したY・ポウルセンがボックス左深くでアラユーリに倒され、デンマークがPKを獲得。しかし、ホイビュルクのPKはGKフラデツキーが完璧な読みでキャッチした。
猛攻を続けるデンマークは、81分にもブラースヴァイトのパスでボックス左深くまで抜け出したヴェステルゴーアの折り返しからスコフ・オルセンがチャンスを迎えるも、これは相手DFのスライディングブロックに防がれた。
結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。ポヒャンパロ弾でデンマークとの北欧対決を制したフィンランドが、記念すべき勝ち点3を手にした。
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