【ユーロ2020/グループC展望】オランダ優位も実力拮抗のグループ
2021.06.13 18:00 Sun
ユーロ2020のグループステージが6月11日に開幕する。グループCはタレントの質で上回るオランダが本命も、ウクライナ、オーストリア、北マケドニアと東欧の曲者が並ぶ実力拮抗のグループだ。◆タレント揃いも安定感欠く新生オランイェ~オランダ~

最高順位/優勝
予選戦績/6勝1分け1敗(グループC2位)
監督/フランク・デ・ブール
注目選手/MFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)
2大会ぶり10度目の出場となるオランダは、ブラジル・ワールドカップ(W杯)で3位入賞を果たすも、ユーロ2016、ロシアW杯と国際主要大会2大会連続で予選敗退という屈辱を味わった。しかし、国内屈指の名門アヤックスのヨーロッパでの躍進や、前指揮官ロナルド・クーマンの優れた手腕によって2018-19シーズンのUEFAネーションズリーグでは準優勝と復活を印象付けた。
今予選ではグループCをドイツに次ぐ2位で突破し、3大会ぶりの主要大会本選に駒を進めた。ただ、バルセロナの新指揮官就任に伴いクーマンが退任し、昨年9月に就任したデ・ブール新監督の下で試行錯誤の状況が続く。エースFWデパイ(リヨン)を始め、キャプテンのMFワイナルドゥム(リバプール)、DFデ・フライ(インテル)、DFデ・リフト(ユベントス)と各ポジションに5大リーグのビッグクラブで活躍する実力者、MFグラフェンベルフ(アヤックス)、FWマレン(PSV)と今後が楽しみな若手タレントを擁するが、世界屈指のセンターバックであるファン・ダイク(リバプール)の不在やタレント不足のGKなど幾つか課題も散見。そのため、指揮官の采配も含め大会を通じて安定したパフォーマンスを見せられるかが、グループ突破のカギを握る。
注目選手は24歳の若さながらも百戦錬磨のベテランさながらのプレーでチームをオーガナイズするMFフレンキー・デ・ヨング。デ・リフトと共に前述のアヤックス躍進の立役者の1人となった超万能型MFは、加入2年目となった今シーズンのバルセロナでもシーズンを通してハイパフォーマンスを披露。アンカー、インサイドハーフ、センターバックと様々なタスクを託された中、前目で使われれば果敢なゴール前への飛び出し、後ろ目で使われれば、安定した繋ぎ、局面を変える持ち出し、強度の高い守備とその貢献は絶大だった。
◆前回王者抑えての予選首位通過の実力は本物~ウクライナ~

最高順位/グループリーグ敗退
予選戦績/6勝2分け(グループB1位)
監督/アンドリー・シェフチェンコ
注目選手/MFルスラン・マリノフスキー(アタランタ)
2大会連続3度目の出場となるウクライナは、“ウクライナの矢”の異名を持つレジェンドストライカー、シェフチェンコ監督の下で悲願のグループリーグ突破を目指す。ロシアW杯では予選敗退となったが、英雄指揮官の下で継続路線を歩む東欧の実力派は今予選で前大会王者ポルトガルに1勝1分けの戦績を残し、堂々のグループB首位通過を決めた。
さらに、UEFAネーションズリーグやW杯予選ではスペインやスイスという強豪を破った他、世界王者フランス相手にドローに持ち込むなど調子の波こそあるものの、その実力を考えればグループリーグ突破の可能性は十二分にあるはずだ。今シーズンのプレミアリーグ王者マンチェスター・シティで主力を張ったMFジンチェンコを除きビッグネームはいないが、スカッドにはチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの常連であるシャフタール、ディナモ・キエフと国内屈指の名門の主力が多数おり、チームとしての経験値は非常に高い。
注目選手に関してはジンチェンコやDFマトヴィエンコ(シャフタール)、MFマルロス(シャフタール)らも気になるが、アタランタで活躍するMFルスラン・マリノフスキーを選んだ。名門シャフタールのアカデミー出身もベルギーのヘンクでブレイクを果たした28歳のレフティーは、2019年に加入したアタランタでも2シャドーの一角で主力を担う。智将ガスペリーニが求める攻守両面でのハードワークに加え、優れた攻撃センス、高精度の左足のキックを武器に今季のセリエAでは36試合8ゴール12アシストと圧巻の活躍を披露した。代表では攻撃的MFを主戦場にドリブルでの局面打開、ラストパス、強烈な左足のミドルシュートなど崩しの全権を握る。
◆実績劣るもブンデス強豪在籍の主力躍動に期待~オーストリア~

最高順位/グループリーグ敗退
予選戦績/6勝1分け3敗(グループG2位)
監督/フランコ・フォーダ
注目選手/MFマルセル・ザビッツァー(RBライプツィヒ)
2大会連続3度目の出場となるオーストリアは、本選初勝利と共に初のグループリーグ突破が目標となる。長年ヨーロッパの第2集団に位置するチームは今予選においてもスロベニア、北マケドニア、イスラエルを退けてポーランドに次ぐグループG2位通過となった。ただ、直近のテストマッチでイングランドに敗れるなど、第1集団との実力差は大きく、過去2度のユーロで未勝利と大舞台における勝負弱さも気がかりなところだ。
それでも、現スカッドには長らくバイエルンの絶対的主力に君臨し、先日にレアル・マドリー移籍が発表された大黒柱のDFアラバを始め、DFライナー(ボルシアMG)、DFヒンテレッガー(フランクフルト)、MFライマー(ライプツィヒ)、MFシュラーガー(ヴォルフスブルク)ら隣国ドイツのブンデスリーガの強豪クラブで活躍する選手が揃う。ややパンチ力不足のアタッカー陣の中で主砲アルナウトビッチ(上海海港)と、今季のシュツットガルトでリーグ戦16ゴールを挙げた新星FWカライジッチ辺りが結果を出せれば、悲願達成は十分に可能だ。
注目選手では前述のカライジッチやMFバウムガルトナー(ホッフェンハイム)といった若手タレントも気になるが、アラバと共にチームを牽引するMFマルセル・ザビッツァーを選んだ。ブンデスリーガ、ヨーロッパの舞台で躍進を続けるRBライプツィヒを長らく支える27歳は、高い戦術理解度と中盤の複数ポジションをこなせるユーティリティ性が売りの万能型MF。攻守両面で高いプレー強度が求められるライプツィヒにおいてもそのアスリート能力は際立っており、強烈なミドルシュートや果敢なゴール前への飛び出しからゴールを陥れる決定的な仕事までこなす。また、昨シーズンのチャンピオンズリーグで見せたようなビッグマッチでの勝負強さ、卓越したリーダーシップという資質は、今大会のオーストリアの成功の可否を左右することになるはずだ。
◆初出場で旋風起こせるか~北マケドニア~

最高順位/初出場
予選戦績/4勝2分け4敗(グループG3位)
監督/イゴール・アンゲロフスキ
注目選手/FWゴラン・パンデフ(ジェノア)
待望の本大会初出場を果たした北マケドニアは、前大会のアイスランドのようにアウトサイダーとして旋風を起こすことが期待される。前述のオーストリアと同じグループGを3位で終えた東欧の小国は、コソボ、ジョージアとのプレーオフを制して本大会行きの切符を手にした。
その実績を考えれば、本大会出場チームにおいてフィンランドと並んで最も評価の低いチームと言えるが、現スカッドにはDFアリオスキ(リーズ)、MFエルマス(ナポリ)、MFバルディ(レバンテ)、MFアデミ(ディナモ・ザグレブ)といった5大リーグやその他の強豪クラブでプレーする実力者が揃っている、侮れないチームだ。
それでも、注目選手を一人挙げるとすれば、長らく同国のフットボール界をけん引してきた生けるレジェンドのFWゴラン・パンデフだ。2001年のデビュー以降、いずれも歴代最多の119試合出場37ゴールを誇る37歳のストライカーは、インテル時代の2009-10シーズンにトレブル、ラツィオとナポリで3度のコッパ・イタリア優勝を経験。また、長らく活躍するセリエAでは通算470試合以上に出場し、100ゴール以上を挙げている。
今シーズンもジェノアでセリエA29試合に出場し7ゴールと健在ぶりを見せており、古巣ナポリ戦ではチームに金星をもたらすドッピエッタ、アタランタ戦でも1ゴール1アシストと存在感を発揮している。そのため、代表チームで臨む初の大舞台においても、百戦錬磨のベテランストライカーの働きぶりが非常に重要となるはずだ。
【試合日程】
◆第1節
▽6/13(日)
《25:00》
オーストリア vs 北マケドニア
《28:00》
オランダ vs ウクライナ
◆第2節
▽6/17(木)
《22:00》
ウクライナ vs 北マケドニア
《28:00》
オランダ vs オーストリア
◆第3節
▽6/21(月)
《25:00》
北マケドニア vs オランダ
ウクライナ vs オーストリア

Getty Images
最高順位/優勝
予選戦績/6勝1分け1敗(グループC2位)
監督/フランク・デ・ブール
注目選手/MFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)
2大会ぶり10度目の出場となるオランダは、ブラジル・ワールドカップ(W杯)で3位入賞を果たすも、ユーロ2016、ロシアW杯と国際主要大会2大会連続で予選敗退という屈辱を味わった。しかし、国内屈指の名門アヤックスのヨーロッパでの躍進や、前指揮官ロナルド・クーマンの優れた手腕によって2018-19シーズンのUEFAネーションズリーグでは準優勝と復活を印象付けた。
注目選手は24歳の若さながらも百戦錬磨のベテランさながらのプレーでチームをオーガナイズするMFフレンキー・デ・ヨング。デ・リフトと共に前述のアヤックス躍進の立役者の1人となった超万能型MFは、加入2年目となった今シーズンのバルセロナでもシーズンを通してハイパフォーマンスを披露。アンカー、インサイドハーフ、センターバックと様々なタスクを託された中、前目で使われれば果敢なゴール前への飛び出し、後ろ目で使われれば、安定した繋ぎ、局面を変える持ち出し、強度の高い守備とその貢献は絶大だった。
代表ではワイナルドゥムと共に中盤の主軸を担い、チームの戦い方に応じて守備的なデ・ルーン(アタランタ)、攻撃的なクラーセン(アヤックス)らが3枚目として入る形が多く、バランサーの役割と共に決定的なラストパスやフィニッシャーとしての仕事も期待される。
◆前回王者抑えての予選首位通過の実力は本物~ウクライナ~

Getty Images
最高順位/グループリーグ敗退
予選戦績/6勝2分け(グループB1位)
監督/アンドリー・シェフチェンコ
注目選手/MFルスラン・マリノフスキー(アタランタ)
2大会連続3度目の出場となるウクライナは、“ウクライナの矢”の異名を持つレジェンドストライカー、シェフチェンコ監督の下で悲願のグループリーグ突破を目指す。ロシアW杯では予選敗退となったが、英雄指揮官の下で継続路線を歩む東欧の実力派は今予選で前大会王者ポルトガルに1勝1分けの戦績を残し、堂々のグループB首位通過を決めた。
さらに、UEFAネーションズリーグやW杯予選ではスペインやスイスという強豪を破った他、世界王者フランス相手にドローに持ち込むなど調子の波こそあるものの、その実力を考えればグループリーグ突破の可能性は十二分にあるはずだ。今シーズンのプレミアリーグ王者マンチェスター・シティで主力を張ったMFジンチェンコを除きビッグネームはいないが、スカッドにはチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの常連であるシャフタール、ディナモ・キエフと国内屈指の名門の主力が多数おり、チームとしての経験値は非常に高い。
注目選手に関してはジンチェンコやDFマトヴィエンコ(シャフタール)、MFマルロス(シャフタール)らも気になるが、アタランタで活躍するMFルスラン・マリノフスキーを選んだ。名門シャフタールのアカデミー出身もベルギーのヘンクでブレイクを果たした28歳のレフティーは、2019年に加入したアタランタでも2シャドーの一角で主力を担う。智将ガスペリーニが求める攻守両面でのハードワークに加え、優れた攻撃センス、高精度の左足のキックを武器に今季のセリエAでは36試合8ゴール12アシストと圧巻の活躍を披露した。代表では攻撃的MFを主戦場にドリブルでの局面打開、ラストパス、強烈な左足のミドルシュートなど崩しの全権を握る。
◆実績劣るもブンデス強豪在籍の主力躍動に期待~オーストリア~

Getty Images
最高順位/グループリーグ敗退
予選戦績/6勝1分け3敗(グループG2位)
監督/フランコ・フォーダ
注目選手/MFマルセル・ザビッツァー(RBライプツィヒ)
2大会連続3度目の出場となるオーストリアは、本選初勝利と共に初のグループリーグ突破が目標となる。長年ヨーロッパの第2集団に位置するチームは今予選においてもスロベニア、北マケドニア、イスラエルを退けてポーランドに次ぐグループG2位通過となった。ただ、直近のテストマッチでイングランドに敗れるなど、第1集団との実力差は大きく、過去2度のユーロで未勝利と大舞台における勝負弱さも気がかりなところだ。
それでも、現スカッドには長らくバイエルンの絶対的主力に君臨し、先日にレアル・マドリー移籍が発表された大黒柱のDFアラバを始め、DFライナー(ボルシアMG)、DFヒンテレッガー(フランクフルト)、MFライマー(ライプツィヒ)、MFシュラーガー(ヴォルフスブルク)ら隣国ドイツのブンデスリーガの強豪クラブで活躍する選手が揃う。ややパンチ力不足のアタッカー陣の中で主砲アルナウトビッチ(上海海港)と、今季のシュツットガルトでリーグ戦16ゴールを挙げた新星FWカライジッチ辺りが結果を出せれば、悲願達成は十分に可能だ。
注目選手では前述のカライジッチやMFバウムガルトナー(ホッフェンハイム)といった若手タレントも気になるが、アラバと共にチームを牽引するMFマルセル・ザビッツァーを選んだ。ブンデスリーガ、ヨーロッパの舞台で躍進を続けるRBライプツィヒを長らく支える27歳は、高い戦術理解度と中盤の複数ポジションをこなせるユーティリティ性が売りの万能型MF。攻守両面で高いプレー強度が求められるライプツィヒにおいてもそのアスリート能力は際立っており、強烈なミドルシュートや果敢なゴール前への飛び出しからゴールを陥れる決定的な仕事までこなす。また、昨シーズンのチャンピオンズリーグで見せたようなビッグマッチでの勝負強さ、卓越したリーダーシップという資質は、今大会のオーストリアの成功の可否を左右することになるはずだ。
◆初出場で旋風起こせるか~北マケドニア~

Getty Images
最高順位/初出場
予選戦績/4勝2分け4敗(グループG3位)
監督/イゴール・アンゲロフスキ
注目選手/FWゴラン・パンデフ(ジェノア)
待望の本大会初出場を果たした北マケドニアは、前大会のアイスランドのようにアウトサイダーとして旋風を起こすことが期待される。前述のオーストリアと同じグループGを3位で終えた東欧の小国は、コソボ、ジョージアとのプレーオフを制して本大会行きの切符を手にした。
その実績を考えれば、本大会出場チームにおいてフィンランドと並んで最も評価の低いチームと言えるが、現スカッドにはDFアリオスキ(リーズ)、MFエルマス(ナポリ)、MFバルディ(レバンテ)、MFアデミ(ディナモ・ザグレブ)といった5大リーグやその他の強豪クラブでプレーする実力者が揃っている、侮れないチームだ。
それでも、注目選手を一人挙げるとすれば、長らく同国のフットボール界をけん引してきた生けるレジェンドのFWゴラン・パンデフだ。2001年のデビュー以降、いずれも歴代最多の119試合出場37ゴールを誇る37歳のストライカーは、インテル時代の2009-10シーズンにトレブル、ラツィオとナポリで3度のコッパ・イタリア優勝を経験。また、長らく活躍するセリエAでは通算470試合以上に出場し、100ゴール以上を挙げている。
今シーズンもジェノアでセリエA29試合に出場し7ゴールと健在ぶりを見せており、古巣ナポリ戦ではチームに金星をもたらすドッピエッタ、アタランタ戦でも1ゴール1アシストと存在感を発揮している。そのため、代表チームで臨む初の大舞台においても、百戦錬磨のベテランストライカーの働きぶりが非常に重要となるはずだ。
【試合日程】
◆第1節
▽6/13(日)
《25:00》
オーストリア vs 北マケドニア
《28:00》
オランダ vs ウクライナ
◆第2節
▽6/17(木)
《22:00》
ウクライナ vs 北マケドニア
《28:00》
オランダ vs オーストリア
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北マケドニア vs オランダ
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アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシ氏の息子、FWシャキール・ファン・ペルシがU-17オランダ代表のセレクションに初選出された。 父親がアカデミーのコーチを務めるフェイエノールトと2022年5月16日にプロ契約を締結したシャキール。元々マンチェスター・シティの育成組織に所属していたが、2015年夏にフェネルバフチェに、2017年夏にフェイエノールトのアカデミーに加入した。 父と同じ左利きで、フェイエノールトU-17では今シーズン13試合で16ゴールを記録する好調ぶり。活躍が認められ、9日にオランダサッカー協会(KNVB)が発表したU-17オランダの最終候補28人に名を連ねた。 オランダ『Voetbal International』によれば、シャキールのU-17オランダへの選出は初めてとのこと。オランダ代表はもちろん、母親のルーツであるモロッコ代表を選択することも可能だと伝えている。 U-17オランダは3月22日から28日にかけてU-17欧州選手権(ユーロ)予選エリートラウンドに臨み、U-17イングランド代表、U-17デンマーク代表、U-17北アイルランド代表と対戦する。エリートラウンドは1組4チームの8グループで形成され、各組首位とグループ2位のうち上位7チームが本大会への出場権を手にすることができる。 <span class="paragraph-title">【写真】アーセナル時代の父親に抱き抱えられる姿&プロ契約時のシャキール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CnNQEungDWO/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CnNQEungDWO/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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「僕はスペイン人」18歳ハイセンが母国オランダに決別…2月にスペイン国籍取得でU-21代表デビュー
ローマDFディーン・ハイセン(18)が自らのアイデンティティを語った。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 セリエAでメキメキ頭角を表す197cmの両利きセンターバック・ハイセン。16歳でマラガからユベントスへ移籍し、トップ昇格の今季は後半戦からローマへ武者修行…順調に出場機会を得ている。 そんなハイセン、U-17オランダ代表の一員として2022年にU-17欧州選手権準優勝などなど、これまでは世代別オランダ代表の常連。 しかし、今回の代表ウィークはU-21スペイン代表に招集…元アヤックスの父ドン・ハイセン氏を含めて一家揃ってオランダ出身だが、自身が5歳の時にスペイン・アンダルシア州へ移住し、今年2月にはスペイン国籍を取得しているのだ。 そして、21日に行われたU-21スロバキア代表との国際親善試合でラ・ロヒタ(世代別スペイン代表の愛称)デビュー。スペイン『マルカ』のインタビューでは「僕はスペイン人」と明言した。 「そうだね。僕は自分がスペイン人だと感じているよ。5歳からマラガで育ち、今回スペイン代表の一員になれて嬉しい。いずれスペイン代表でトロフィーを勝ち取りたいよ」 ハイセンをDFヴィルヒル・ファン・ダイクやDFステファン・デ・フライ、DFマタイス・デ・リフトらに続く新時代のディフェンスリーダーと捉えていたオランダ側から見れば、今回の所信表明は痛い。 2024.03.26 16:35 Tue5