クリスタル・パレス、元ウルブスのヌーノ監督招へいに迫る

2021.06.09 14:04 Wed
Getty Images
クリスタル・パレスが、ポルトガル人指揮官のヌーノ・エスピリト・サント氏(47)の招へいに迫っているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

パレスでは、2017年から4シーズンにわたってチームを率いたロイ・ホジソン監督が今季限りで退任。後任には前チェルシー監督のフランク・ランパード氏や、昨年ニースを解任されたパトリック・ヴィエラ氏の名が挙がっていたが、ホジソン監督のように今季限りでウォルバーハンプトンを退任したヌーノ監督が決定的となった模様だ。

ヌーノ監督は2017年、当時チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたウルブスの指揮官に就任。1年目でチャンピオンシップ優勝を果たしてプレミアリーグに昇格すると、そこからの2シーズンいずれも7位の好成績を収めただけでなく、昨シーズンはクラブを50年ぶりのヨーロッパリーグ(EL)準々決勝進出に導いた。
しかし、今シーズンは負傷者に悩まされたこともあり、ここ2年と同様のパフォーマンスを見せることができず、最終節を前にして、双方合意の下での退任が発表。チームはクリスタル・パレスより一つ上の13位で終えていた。

『スカイ・スポーツ』によると、パレスはヌーノ監督との3日間の交渉の末、同じくポルトガル人指揮官の招へいに関心を持っていたエバートンやトッテナムをリードすることに成功。正式契約に限りなく近いと伝えられている。

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