「攻撃のクオリティアップを」後半からピッチに立ったDF植田直通、フランス移籍は「今の環境のままでは成長できない」と危機感を明かす
2021.05.29 13:45 Sat
日本代表は29日、ミャンマー代表戦から一夜明けオンラインでのメディア対応を行った。
28日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦では、大量10ゴールを奪い見事に勝利。この結果、最終予選進出を決めることとなった。
カタールW杯出場に向けて一歩進んだ日本。試合から一夜明け、後半から出場したDF植田直通(ニーム)が取材に応じた。
植田は後半開始からDF吉田麻也(サンプドリア)に代わり途中出場。DF板倉滉(フローニンヘン)とのコンビで危なげない守備を見せて45分間プレーし、クリーンシートに貢献した。
試合を振り返った植田は「僕があの段階で出たので、後ろはゼロでやることはもちろんでしたけど、攻撃参加をやらなければいけないと思っていました」とコメント。「(板倉)滉とも話してリスクマネジメントはしっかりできたと思います」と語り、しっかりと連携してプレーできたと語った。
その植田がフランスへ渡った理由は「ずっと移籍したい思いはあって、このチャンスが良いタイミングで来たのもありましたが、自分自身、ベルギーで2年半ほどやっていて、違う環境に身を置きたいとずっと思っていました」と語り、新たな環境に身を置きたいと考えていたとのこと。「この環境のままでは成長できないという危機感もあって、良いタイミングで移籍できました」とし、ちょうど良いタイミングでオファーが来たと明かした。
フランスとベルギーの差については「ベルギーと違う部分もたくさんあって、クオリティが高い選手もたくさんいますし、そういう相手とやる中で、少しの差でもちょっとした隙を見せるだけでも得点につながると感じる部分もありました」と、リーグとしてのレベルの違いを痛感したと語った。
その植田はニームに再レンタルされることが発表された。リーグ・ドゥ(フランス2部)でのプレーとなるが「僕が一番感じたのは、距離を少しでも開けると簡単に失点するし、決め切る力は相当上がっていると感じました」と、リーグの差をコメント。「少しでもポジショニングを間違えると失点する危機感はありましたし、修正する力が必要だなと感じました」と、移籍によってさらに成長できたと実感しているようだ。
久々の代表活動となり、公式戦では2019年11月のキルギス戦以来の出場となった植田。「前回の代表活動に来れなかったこともあって、今回出場して、久々に日本に帰ってきましたし、こういうアジアの予選を戦ってみて、絶対に勝たなければいけない試合でも難しいと感じました」とコメント。「自分たちが示さないといけない部分はあるので、攻撃のクオリティなどは僕自身上げなければいけないということもあります」と、守備面も去ることながらビルドアップなど攻撃面での改善も必要だと語った。
植田の特徴は一対一の守備の強さ。その点については「自分は対人のところは絶対に負けないと思っていますし、そこで負けたら良さは無くなります」と実感しているとのこと。一方で「チームでも攻撃を求められているので、代表活動でもそこを出せていければと思います」と、攻撃面での貢献を伸ばしたいと語った。
特徴であるロングフィードは回数こそ少なかったが、質の高いものを供給。また、縦パスのタイミングやスピードも以前より成長が見られた。
その点については「代表チームでも縦パスなんかも求められている部分でもありますし、昨日のような試合は押し込んでいてCBがボールを持つことも多かったので、FWに縦パスが入ればチャンスになると思って、パススピードも大事だと思っていました」と語り、前線にズレを生むためにも早い強いパスを出す必要があっきと語った。
コンビを組んだ板倉は、後半はドリブルで持ち上がるプレーを何度も見せていたが「僕も昨日は前半ベンチから見ていても、CBがもっと持ち出しても良いと思っていましたし、後ろでパスを回しているだけでは相手を崩すことはできないと思っていたので、持ち出して相手が来た時に味方を使うのは効果的だなと思っていました」と板倉のプレーは効果的だったと語った。
今回の勝利で最終予選に進出することが決まり、W杯に一歩近づいた。W杯に向けては「昨日で最終予選に行くことは決まりましたけど、本当に厳しい戦いは続きますし、W杯に出るまでかなり厳しい戦いになると思っています」とコメント。「自分ももっともっと成長しなければいけません」と気を引き締め、「4試合あるので課題を見つけて、もっと成長していければと思います」と6月の4試合でさらに成長することを誓った。
28日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦では、大量10ゴールを奪い見事に勝利。この結果、最終予選進出を決めることとなった。
植田は後半開始からDF吉田麻也(サンプドリア)に代わり途中出場。DF板倉滉(フローニンヘン)とのコンビで危なげない守備を見せて45分間プレーし、クリーンシートに貢献した。
試合を振り返った植田は「僕があの段階で出たので、後ろはゼロでやることはもちろんでしたけど、攻撃参加をやらなければいけないと思っていました」とコメント。「(板倉)滉とも話してリスクマネジメントはしっかりできたと思います」と語り、しっかりと連携してプレーできたと語った。
今シーズンはセルクル・ブルージュからシーズン途中にニームへとレンタル移籍を果たした植田。移籍については「後半に行くにあたって僕も馴染んだ部分もありましたし、チームは良い結果を出せなかったですが、パフォーマンスは良くなってきているんじゃないかと思います」とコメント。シーズン終盤に出場機会を得たことからも、パフォーマンスは上がって来ていると語った。
その植田がフランスへ渡った理由は「ずっと移籍したい思いはあって、このチャンスが良いタイミングで来たのもありましたが、自分自身、ベルギーで2年半ほどやっていて、違う環境に身を置きたいとずっと思っていました」と語り、新たな環境に身を置きたいと考えていたとのこと。「この環境のままでは成長できないという危機感もあって、良いタイミングで移籍できました」とし、ちょうど良いタイミングでオファーが来たと明かした。
フランスとベルギーの差については「ベルギーと違う部分もたくさんあって、クオリティが高い選手もたくさんいますし、そういう相手とやる中で、少しの差でもちょっとした隙を見せるだけでも得点につながると感じる部分もありました」と、リーグとしてのレベルの違いを痛感したと語った。
その植田はニームに再レンタルされることが発表された。リーグ・ドゥ(フランス2部)でのプレーとなるが「僕が一番感じたのは、距離を少しでも開けると簡単に失点するし、決め切る力は相当上がっていると感じました」と、リーグの差をコメント。「少しでもポジショニングを間違えると失点する危機感はありましたし、修正する力が必要だなと感じました」と、移籍によってさらに成長できたと実感しているようだ。
久々の代表活動となり、公式戦では2019年11月のキルギス戦以来の出場となった植田。「前回の代表活動に来れなかったこともあって、今回出場して、久々に日本に帰ってきましたし、こういうアジアの予選を戦ってみて、絶対に勝たなければいけない試合でも難しいと感じました」とコメント。「自分たちが示さないといけない部分はあるので、攻撃のクオリティなどは僕自身上げなければいけないということもあります」と、守備面も去ることながらビルドアップなど攻撃面での改善も必要だと語った。
植田の特徴は一対一の守備の強さ。その点については「自分は対人のところは絶対に負けないと思っていますし、そこで負けたら良さは無くなります」と実感しているとのこと。一方で「チームでも攻撃を求められているので、代表活動でもそこを出せていければと思います」と、攻撃面での貢献を伸ばしたいと語った。
特徴であるロングフィードは回数こそ少なかったが、質の高いものを供給。また、縦パスのタイミングやスピードも以前より成長が見られた。
その点については「代表チームでも縦パスなんかも求められている部分でもありますし、昨日のような試合は押し込んでいてCBがボールを持つことも多かったので、FWに縦パスが入ればチャンスになると思って、パススピードも大事だと思っていました」と語り、前線にズレを生むためにも早い強いパスを出す必要があっきと語った。
コンビを組んだ板倉は、後半はドリブルで持ち上がるプレーを何度も見せていたが「僕も昨日は前半ベンチから見ていても、CBがもっと持ち出しても良いと思っていましたし、後ろでパスを回しているだけでは相手を崩すことはできないと思っていたので、持ち出して相手が来た時に味方を使うのは効果的だなと思っていました」と板倉のプレーは効果的だったと語った。
今回の勝利で最終予選に進出することが決まり、W杯に一歩近づいた。W杯に向けては「昨日で最終予選に行くことは決まりましたけど、本当に厳しい戦いは続きますし、W杯に出るまでかなり厳しい戦いになると思っています」とコメント。「自分ももっともっと成長しなければいけません」と気を引き締め、「4試合あるので課題を見つけて、もっと成長していければと思います」と6月の4試合でさらに成長することを誓った。
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