【プレミア注目プレビュー】トップ4懸けた大一番! FA杯決勝から中2日での連戦後に笑うのはレスターかチェルシーか…
2021.05.18 14:00 Tue
プレミアリーグ第37節、チェルシーvsレスター・シティが、日本時間18日28:15にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。FAカップ決勝で激闘を演じた両雄が、今度はトップ4フィニッシュを懸けて激突する中2日の連戦第2ラウンドだ。チェルシーは3日前に行われたFAカップ決勝に0-1で惜敗し、トゥヘル新体制での初タイトルを逃すと共に、同体制で初の公式戦連敗を喫することになった。今回の一戦の10日前にはチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出、マンチェスター・シティ撃破での3位浮上と、2つのカップ戦優勝の可能性、トップ4フィニッシュとチームのムードは最高潮だったが、前述の連敗によって今季無冠にトップ4圏外の5位フィニッシュという最悪なシナリオが現実味を帯び始めている。
5位リバプールの猛追によって1ポイント差の4位という窮地に立たされるチェルシー(勝ち点64)は、今回の一戦で勝利できなければ、最終節を5位で迎える可能性が濃厚となっており、新型コロナウイルスに関する規制緩和で昨年12月のリーズ戦以来となるスタンフォード・ブリッジにホームサポーターを迎え入れる大一番での奮起が求められる。
一方のレスターはチェルシーと異なり、10日前にはニューカッスル相手の痛恨の大敗によってトップ4陥落の危機を迎えていたが、マンチェスター・ユナイテッド相手の会心の勝利による3位浮上、クラブ史上初のFAカップ制覇とここに来てチームのムードは最高潮に達している。
もちろん、チェルシーと2ポイント差、リバプールと3ポイント差の3位(勝ち点66)という状況は決して楽観視できるものではなく、最終節の対戦相手はヨーロッパリーグ(EL)出場権が懸かる6位のトッテナムという難敵だ。それでも、今節敵地から勝ち点3を持ち帰ることができれば、最終節を前に来シーズンのCL出場を決められる。
◆チェルシー◆
【3-4-2-1】
▽チェルシー予想スタメン

GK:メンディ
DF:リース・ジェームズ、チアゴ・シウバ、リュディガー
MF:アスピリクエタ、カンテ、ジョルジーニョ、チルウェル
MF:マウント、プリシッチ
FW:ハヴァーツ
負傷者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはコバチッチとクリステンセンが復帰可能となったことで、全選手が起用可能な状態だ。
スタメンに関してはFAカップ決勝から4選手の変更が見込まれる。GKをケパからメンディに戻すほか、マルコス・アロンソ、ヴェルナー、ツィエクに代えてチルウェル、プリシッチ、ハヴァーツを起用するとみる。直近の対戦でサプライズだったリース・ジェームズとアスピリクエタの立ち位置の変更は継続する可能性が高い。
◆レスター・シティ◆
【3-4-1-2】
▽レスター・シティ予想スタメン

GK:シュマイケル
DF:カスターニュ、フォファナ、ソユンク
MF:リカルド・ペレイラ、ティーレマンス、エンディディ、トーマス
MF:マディソン
FW:イヘアナチョ、ヴァーディ
負傷者:DFエバンス、ジャスティン、MFバーンズ、FWジェンギズ・ウンデル
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはジャスティン、バーンズの長期離脱組に加えて、ウンデルとFAカップ決勝で負傷交代したエバンスが起用できない。
システムに関しては[3-4-1-2]の継続が濃厚も、エバンス不在によって[4-4-2(4-2-3-1)]への変更の可能性もありそうだ。スタメンに関しては前回対戦から2選手の変更を予想。エバンスに代わってリカルド・ペレイラを右ウイングバックに置き、アジョセ・ペレスに代わってマディソンをトップ下で起用するとみる。ユーティリティー性が売りのオルブライトンに関しては切り札的な起用が想定されるところだ。
★注目選手
◆チェルシー:DFベン・チルウェル

チェルシーの注目プレーヤーは古巣対戦となるチルウェル。2013-14シーズンの奇跡のプレミアリーグ初優勝をユースチームのプレーヤーとして見守った生え抜きのDFはその1年後にトップチームデビュー。その後、2017–18シーズンから昨シーズンまでの3年間は左サイドの絶対的な主力に君臨。そして、昨夏にトロフィー、更なる成長を求めて5000万ポンド(約77億円)と言われる金額でチェルシーに完全移籍した。
ここまで公式戦39試合3ゴール7アシストと加入1年目としては申し分ない個人成績を残している一方、自身初タイトルとなるはずだったFAカップのトロフィーは自身の眼前で古巣に攫われることに。仮に、今回の一戦に敗れてトップ4フィニッシュを逃し、CL決勝でも敗れることになれば、その精神的なダメージは計り知れないものとなるはずだ。
そのため、先発起用が見込まれる今回の大一番ではチェルシー移籍の意味を見出す上でもチームを勝利に導く仕事が求められる。25分ほどのプレータイムとなったFAカップではVARに取り消された幻の同点ゴールの起点や、元同僚シュマイケルを脅かすヘディングシュートと、チェルシーで最もゴールに迫った選手でもあり、リベンジマッチでは攻守両面で求められるタスクをこなしつつ、決定的な仕事を果たしたい。
◆レスター・シティ:MFウィルフリード・エンディディ

レスターの注目プレーヤーは中盤の主力を担うナイジェリア代表MF。2017年1月にヘンクから加入して以降、公式戦170試合以上に出場する24歳は智将ロジャーズの薫陶を受けて、今やリーグ屈指のホールディングMFとしての評価を確立している。今シーズンはチーム事情で4バック、3バックの最終ラインを任される試合もあったが、やはりその能力を余すところなく発揮しているのは中盤の底のポジションだ。
183cmとサイズ的には決して恵まれていないが、強靭なフィジカルを生かした球際の強さでボールを刈り取り、ポジショニングの良さやミスの少ない堅実なボール捌きでビルドアップ、カウンターの起点としても機能している。
とりわけ、FAカップ決勝でも見せたように強豪相手のビッグマッチでは常に平均以上のパフォーマンスを発揮する勝負強さも備えており、敵地での大一番ではカンテ、マウントら実力者揃いの相手中盤相手に攻守両面での幅広い仕事が求められるところだ。
5位リバプールの猛追によって1ポイント差の4位という窮地に立たされるチェルシー(勝ち点64)は、今回の一戦で勝利できなければ、最終節を5位で迎える可能性が濃厚となっており、新型コロナウイルスに関する規制緩和で昨年12月のリーズ戦以来となるスタンフォード・ブリッジにホームサポーターを迎え入れる大一番での奮起が求められる。
もちろん、チェルシーと2ポイント差、リバプールと3ポイント差の3位(勝ち点66)という状況は決して楽観視できるものではなく、最終節の対戦相手はヨーロッパリーグ(EL)出場権が懸かる6位のトッテナムという難敵だ。それでも、今節敵地から勝ち点3を持ち帰ることができれば、最終節を前に来シーズンのCL出場を決められる。
また、今季のリーグ戦のアウェイゲームは11勝2敗5分けとマンチェスターの両雄に次ぐ好成績を残しており、リーグ前回対戦の2-0の快勝、直近のFAカップでの会心の勝利を自信に対チェルシー3連勝を目指したい。
◆チェルシー◆
【3-4-2-1】
▽チェルシー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:メンディ
DF:リース・ジェームズ、チアゴ・シウバ、リュディガー
MF:アスピリクエタ、カンテ、ジョルジーニョ、チルウェル
MF:マウント、プリシッチ
FW:ハヴァーツ
負傷者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはコバチッチとクリステンセンが復帰可能となったことで、全選手が起用可能な状態だ。
スタメンに関してはFAカップ決勝から4選手の変更が見込まれる。GKをケパからメンディに戻すほか、マルコス・アロンソ、ヴェルナー、ツィエクに代えてチルウェル、プリシッチ、ハヴァーツを起用するとみる。直近の対戦でサプライズだったリース・ジェームズとアスピリクエタの立ち位置の変更は継続する可能性が高い。
◆レスター・シティ◆
【3-4-1-2】
▽レスター・シティ予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:シュマイケル
DF:カスターニュ、フォファナ、ソユンク
MF:リカルド・ペレイラ、ティーレマンス、エンディディ、トーマス
MF:マディソン
FW:イヘアナチョ、ヴァーディ
負傷者:DFエバンス、ジャスティン、MFバーンズ、FWジェンギズ・ウンデル
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはジャスティン、バーンズの長期離脱組に加えて、ウンデルとFAカップ決勝で負傷交代したエバンスが起用できない。
システムに関しては[3-4-1-2]の継続が濃厚も、エバンス不在によって[4-4-2(4-2-3-1)]への変更の可能性もありそうだ。スタメンに関しては前回対戦から2選手の変更を予想。エバンスに代わってリカルド・ペレイラを右ウイングバックに置き、アジョセ・ペレスに代わってマディソンをトップ下で起用するとみる。ユーティリティー性が売りのオルブライトンに関しては切り札的な起用が想定されるところだ。
★注目選手
◆チェルシー:DFベン・チルウェル

Getty Images
チェルシーの注目プレーヤーは古巣対戦となるチルウェル。2013-14シーズンの奇跡のプレミアリーグ初優勝をユースチームのプレーヤーとして見守った生え抜きのDFはその1年後にトップチームデビュー。その後、2017–18シーズンから昨シーズンまでの3年間は左サイドの絶対的な主力に君臨。そして、昨夏にトロフィー、更なる成長を求めて5000万ポンド(約77億円)と言われる金額でチェルシーに完全移籍した。
ここまで公式戦39試合3ゴール7アシストと加入1年目としては申し分ない個人成績を残している一方、自身初タイトルとなるはずだったFAカップのトロフィーは自身の眼前で古巣に攫われることに。仮に、今回の一戦に敗れてトップ4フィニッシュを逃し、CL決勝でも敗れることになれば、その精神的なダメージは計り知れないものとなるはずだ。
そのため、先発起用が見込まれる今回の大一番ではチェルシー移籍の意味を見出す上でもチームを勝利に導く仕事が求められる。25分ほどのプレータイムとなったFAカップではVARに取り消された幻の同点ゴールの起点や、元同僚シュマイケルを脅かすヘディングシュートと、チェルシーで最もゴールに迫った選手でもあり、リベンジマッチでは攻守両面で求められるタスクをこなしつつ、決定的な仕事を果たしたい。
◆レスター・シティ:MFウィルフリード・エンディディ

Getty Images
レスターの注目プレーヤーは中盤の主力を担うナイジェリア代表MF。2017年1月にヘンクから加入して以降、公式戦170試合以上に出場する24歳は智将ロジャーズの薫陶を受けて、今やリーグ屈指のホールディングMFとしての評価を確立している。今シーズンはチーム事情で4バック、3バックの最終ラインを任される試合もあったが、やはりその能力を余すところなく発揮しているのは中盤の底のポジションだ。
183cmとサイズ的には決して恵まれていないが、強靭なフィジカルを生かした球際の強さでボールを刈り取り、ポジショニングの良さやミスの少ない堅実なボール捌きでビルドアップ、カウンターの起点としても機能している。
とりわけ、FAカップ決勝でも見せたように強豪相手のビッグマッチでは常に平均以上のパフォーマンスを発揮する勝負強さも備えており、敵地での大一番ではカンテ、マウントら実力者揃いの相手中盤相手に攻守両面での幅広い仕事が求められるところだ。
チェルシーの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
チェルシーの人気記事ランキング
1
自宅は海上に? チェルシーを手放してもうすぐ3年…ロシア人実業家アブラモビッチ氏の近況は
チェルシーの前オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏(58)の近況とは。イギリス『ミラー』が各国紙の報道をまとめた。 2000年代初頭にチェルシーを買収したアブラモビッチ氏。それまでイングランドの第二勢力だったクラブを、莫大な資金投下によりタイトル争いの常連とし、一時代を築き上げた。 しかし彼は、ウラジーミル・プーチンとも個人的に親しいロシア人実業家、または政治家。 2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端としてイギリス政府から制裁を科され、チェルシーを手放すことに。長らく英国への入国ができていなかったなか、王国は終焉した。 その後、氏は所有する大型船舶を巡って数百万ドルの脱税をしたとして告発されることに。 この“ヨット”が実質的な住居になっており、ロシア・ソチ、トルコ・イスタンブール、イスラエル・テルアビブを海上で行ったり来たり。 『CNNトルコ』は、アブラモビッチ氏がイスタンブールに不動産を購入と報じるも、具体的な場所の情報がなく、氏の代理人もこれが住居であることを否定。氏の“自宅”は、エーゲ海に面するマルマリス港に停泊しているとのことだ。 なお、2022年にはロシアとウクライナの和平交渉に参与したこともあるアブラモビッチ氏。 しかし、この頃を境にプーチンとの関係が悪化したと伝えられ、ロシア側による毒殺未遂に遭ったという真偽不明の報道も。最近はモスクワへ戻っていない様子で、イスラエル国籍を保有しながらも最近テルアビブにも上陸していないといい、どうやら拠点はトルコにあるようだ。 2025.01.29 19:30 Wed2
試合中の悪ふざけはあまり受け入れられず?盗み聞き失敗のチェルシーMFパーマー「ハーランドは面白がってくれけど他の選手は…」
チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーが、古巣の元チームメイトたちに叱られた場面を振り返った。イギリス『BBC』が伝えている。 マンチェスター・シティのアカデミー育ちでありながら、出場機会を求めて今夏チェルシーへと移籍したパーマー。13日に行われたプレミアリーグ第12節のシティ戦では古巣との一戦にフル出場を果たした。 後半アディショナルにチームを同点に導くPKを決めるなど、古巣の眼前で自身の価値を証明したパーマーだったが、試合最終盤のある行動が話題になっていた。 シティがFKを獲得した場面で、パーマーは作戦会議中のシティの選手たちの輪の中にしれっと入り込もうとする。しかし、気が付いたルベン・ディアスに押し返されると、アーリング・ハーランドからは笑顔で突き飛ばされていた。 ハーランドだけは笑っていたが、真剣勝負の最中の悪ふざけはあまり受け入れられず、ルベン・ディアスとベルナルド・シウバはパーマーに対しやや怒っていたようにも見えた。 ユーロ2024予選を戦うイングランド代表に合流したパーマーは、会見でこの件についても問われると、ハーランドにしかジョークが通じなかったとしている。 「(シティの作戦は)何も聞いていないよ。ただ笑っていただけだ。アーリング(・ハーランド)はかなり面白がっていたと思う。でも他の人たちはそうじゃなかったと思う」 残念ながら、渾身のジョークはあまり受け入れてもらえなかったパーマー。だが、古巣との一戦で自身の価値はしっかりと証明していた。 <span class="paragraph-title">【動画】パーマーが古巣の作戦会議をスパイしようとするも…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This was too funny <a href="https://t.co/74JUuhzpio">pic.twitter.com/74JUuhzpio</a></p>— Premier League (@premierleague) <a href="https://twitter.com/premierleague/status/1724782266272846117?ref_src=twsrc%5Etfw">November 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.16 19:50 Thu3
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon4
ブリッジは“不倫男”テリーを未だに許さず? 自身の近くに引っ越し発覚後、自宅を売却に出す
元イングランド代表DFのウェイン・ブリッジ氏は、チェルシー時代に自身の元恋人と不倫関係にあった元イングランド代表DFのジョン・テリー氏を未だに許してないのかもしれない。イギリス『サン』が報じている。 ブリッジ氏とテリー氏は、同じ39歳でチェルシーとイングランド代表で共闘してきた親友だった。しかし、2010年1月にブリッジ氏が当時交際し、1人の息子をもうけていたヴァネッサ・プロンセルと、既婚のテリー氏に不倫疑惑が持ち上がり、両者の関係は完全に破綻。 この騒動がキッカケでテリー氏はイングランド代表キャプテンをはく奪され、ブリッジ氏も“不倫男”との共闘を望まず、代表辞退という重い決断を下していた。 さらに、不倫問題発覚後、初の直接対決となった試合では当時マンチェスター・シティに在籍していたブリッジ氏が、試合前の握手を拒否。さらに、シティのチームメイトだった元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、得点直後にテリー氏の前に立ちはだかってブリッジ氏を指さすパフォーマンスを見せるなど、大きな話題をさらっていた。 その後、ブリッジ氏は2013年に現在の妻であるイギリス人歌手のフランキーサンド・フォードさんと結婚し、2人の息子を授かっている。 その事件から10年が経った今年に入って両氏は、再びメディアの話題に挙がることに。 『サン』が伝えるところによれば、テリー氏は今年4月にロンドン近郊のサリーに430万ポンド(約6億円)の邸宅を購入し、すでに引っ越しも済ませているという。 そして、その新居から数分の距離にはブリッジ氏と家族が住む550万ポンド(約7億6000万円)の邸宅があった。 しかし、同メディアによると、ブリッジ夫妻はテリー氏の引っ越しが原因かは不明なものの、現在その自宅を売りに出しているという。 この動きに関してある関係者は、「ウェインとジョンは明らかに最高の友人とは言えない。今は不動産市場に不確実性があるが、ウェインとフランキーは新たなスタートを求めている。そして、現在の場所から少し離れた場所に引っ越しをすることを決めた」と、説明している。 今回の引っ越しは単なる偶然の可能性が高そうだが、ブリッジはやはり“不倫男”を許していないのか…。 2020.08.05 15:02 Wed5