指揮官復帰の名古屋、マテウスの全ゴールに絡む活躍で清水に3発完勝!【明治安田J1第14節】
2021.05.15 16:25 Sat
明治安田生命J1リーグ第14節の1試合が15日にIAIスタジアム日本平で催され、アウェイの名古屋グランパスが3-0で清水エスパルスを下した。
清水は第13節にホームで横浜FCと1-1に終わり、4月から7戦勝利なしという状況が続いている。8試合ぶりの勝利を目指す今節はここまでフル出場を続けていた鈴木義宜が先発から外れてヴァウドが入り、前線にはカルリーニョス・ジュニオが8試合ぶりにスタメン復帰した。
対する名古屋も12日にアウェイで鹿島アントラーズに敗れ、ここ4試合では1勝3敗と苦しんでいる。中2日という不利はあるものの、今節は5試合ぶりにマッシモ・フィッカデンティ監督がベンチに戻り、ガブリエル・シャビエルを10試合ぶりにスタートから起用した。
名古屋のポゼッションに対し、リトリートして機を窺う清水は14分、敵陣中央でFKを獲得すると、鈴木唯人がファーへ送ったクロスに、チアゴ・サンタナが左足で合わせるも枠の外へ。名古屋のチャンスは17分。ガブリエル・シャビエルがボックス手前の右から左足を振り抜くも、クロスバーに阻まれてゴールとはならず。
その後も押し込み続けた名古屋が24分に試合を動かす。相馬がファウルを受けて敵陣左サイドからのFKとなり、マテウスが低く速いクロスを送ると、ファーへ抜けてきたボールをエウシーニョと立田がクリアミス。こぼれ球にいち早く反応した柿谷が体を倒しながら右ボレーを沈めて先制点を奪った。
1点リードで折り返した名古屋は後半早々に追加点を挙げる。右サイドの高い位置でスローインを受けたマテウスは、巧みなドリブルで相手をかわして左足を振り抜く。すると、シュートともクロスともとれるような低く鋭い弾道のボールは、誰にも触れられることなく左のネットを揺らした。
点差を広げた名古屋だったが、55分にアクシデント。フル出場を続けていた丸山が足を痛め、木本との交代を余儀なくされる。それでも動じることなく畳みかけると、59分に相馬のクロスからチャンス。柿谷が頭で飛び込むも、ここは上手く合わせられず右へと流れた。
1点を返したい清水は奥井が左サイドの高い位置からクロスを送り、ゴール前でフリーのチアゴ・サンタナがヘディング。しかし、タイミングが合わなかったのか、強いシュートにはならずGKランゲラックに易々と処理されてしまう。
さらに清水は68分に奥井、中山に代えてディサロ、指宿を送り出し、前線に高さと強さを加えると、直後のCKからファーで鈴木義宜が折り返し、相手に触れられて流れたところを最後はディサロが狙うも枠を捉えられず。
名古屋は清水の圧力をしのいで攻勢に転じると、終盤にはカウンターからフリーで抜け出したマテウスが沈めて、終わってみれば3-0の圧勝で指揮官の復帰初戦を白星で飾った。
清水エスパルス 0-3 名古屋グランパス
【名古屋】
柿谷曜一朗(前24)
マテウス(後5)
マテウス(後44)
清水は第13節にホームで横浜FCと1-1に終わり、4月から7戦勝利なしという状況が続いている。8試合ぶりの勝利を目指す今節はここまでフル出場を続けていた鈴木義宜が先発から外れてヴァウドが入り、前線にはカルリーニョス・ジュニオが8試合ぶりにスタメン復帰した。
名古屋のポゼッションに対し、リトリートして機を窺う清水は14分、敵陣中央でFKを獲得すると、鈴木唯人がファーへ送ったクロスに、チアゴ・サンタナが左足で合わせるも枠の外へ。名古屋のチャンスは17分。ガブリエル・シャビエルがボックス手前の右から左足を振り抜くも、クロスバーに阻まれてゴールとはならず。
その後も押し込み続けた名古屋が24分に試合を動かす。相馬がファウルを受けて敵陣左サイドからのFKとなり、マテウスが低く速いクロスを送ると、ファーへ抜けてきたボールをエウシーニョと立田がクリアミス。こぼれ球にいち早く反応した柿谷が体を倒しながら右ボレーを沈めて先制点を奪った。
ウイークポイントであるセットプレーから失点を喫した清水は、前半アディショナルタイムに反撃に出る。鈴木唯人が敵陣中央からミドルシュートを狙い、直後にはカルリーニョス・ジュニオのタメからボールを引き出した鈴木唯人がスルーパス。反応した中山がボックス内左から左足を強振するも、枠を外れて左のサイドネットを叩いた。
1点リードで折り返した名古屋は後半早々に追加点を挙げる。右サイドの高い位置でスローインを受けたマテウスは、巧みなドリブルで相手をかわして左足を振り抜く。すると、シュートともクロスともとれるような低く鋭い弾道のボールは、誰にも触れられることなく左のネットを揺らした。
点差を広げた名古屋だったが、55分にアクシデント。フル出場を続けていた丸山が足を痛め、木本との交代を余儀なくされる。それでも動じることなく畳みかけると、59分に相馬のクロスからチャンス。柿谷が頭で飛び込むも、ここは上手く合わせられず右へと流れた。
1点を返したい清水は奥井が左サイドの高い位置からクロスを送り、ゴール前でフリーのチアゴ・サンタナがヘディング。しかし、タイミングが合わなかったのか、強いシュートにはならずGKランゲラックに易々と処理されてしまう。
さらに清水は68分に奥井、中山に代えてディサロ、指宿を送り出し、前線に高さと強さを加えると、直後のCKからファーで鈴木義宜が折り返し、相手に触れられて流れたところを最後はディサロが狙うも枠を捉えられず。
名古屋は清水の圧力をしのいで攻勢に転じると、終盤にはカウンターからフリーで抜け出したマテウスが沈めて、終わってみれば3-0の圧勝で指揮官の復帰初戦を白星で飾った。
清水エスパルス 0-3 名古屋グランパス
【名古屋】
柿谷曜一朗(前24)
マテウス(後5)
マテウス(後44)
|
関連ニュース