【ラ・リーガ第37節プレビュー】アトレティコ勝利、レアル・マドリー引き分け以下で今節決着の可能性…残留争いも注目の一斉開催!

2021.05.16 12:00 Sun
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ミッドウィークに行われた第36節ではアトレティコ・マドリー、レアル・マドリーが勝利を収めた一方、バルセロナは痛恨のドローに終わり、今季の覇権争いはほぼマドリード勢2チームに絞られることになった。

前節の結果、4位のセビージャ(勝ち点74)の優勝の可能性が潰え、3位のバルセロナ(勝ち点76)に関しては、数字上の可能性は残すも、残り2試合で上位2チームが2試合続けて勝ち点を落とさない限り、逆転できないという事実上の終戦となっている。

そのため、覇権争いは首位のアトレティコ(勝ち点80)と、2位のレアル・マドリー(勝ち点78)の一騎打ちとなった。

前節、7年ぶりの優勝に向けて最大の障壁となると思われたレアル・ソシエダとの上位対決をMFカラスコ、FWコレアの2ゴールに、守護神オブラクの圧巻のパフォーマンスによって2-1で競り勝ったアトレティコ。この重要な勝ち点3奪取によって悲願達成に大きく近づいた。

ただ、2ポイント差を付けるレアル・マドリーとは当該成績で下回っており、勝ち点2を失った場合、逆転される厳しい状況に変わりはない。その極限状態で臨む今節はすでに残留が決定している13位のオサスナ(勝ち点44)と対戦する。パンプローナではレアル・マドリーを完封するなど、難敵である相手だが、すでに残留を決めているため極端に引くような戦い方をしてくる可能性は低く、アトレティコにとっては与しやすいはずだ。

一方、アトレティコの取りこぼしを期待しつつ勝ち点3奪取を目指すレアル・マドリーは、難所サン・マメスで9位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点46)と対戦する。

前節、難敵グラナダとのホームゲームをMFモドリッチ、FWベンゼマの主力2選手、伏兵ミゲル、オドリオソラの活躍によって4-1で快勝したジダン率いるチームだが、過密日程と負傷者によって満身創痍の状態だ。さらに、MFクロースが新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者として隔離措置を余儀なくされ、今節の欠場が決定。セビージャ戦の劇的ドローの立役者不在の中で大一番に臨むことに。アスレティックはオサスナ同様にすでに今季の明確な目標はないが、今季のスーペル・コパ王者はホーム最終戦を勝利で飾るべく全力を尽くすはずだ。なお、アトレティコが勝利し、レアル・マドリーが引き分け以下に終わった場合、今節で決着となる。

前節、一時2点差を付けるもレバンテ相手に2度のリードを守り切れず、痛恨の3-3のドローとなったバルセロナは、わずかな可能性に懸けて8位のセルタ(勝ち点50)と対戦する。攻撃陣にタレントを揃える相手に対して守備の改善は急務となるが、今季30ゴールが懸かるピチーチ争い独走のFWメッシの活躍にも期待したい。

熾烈極まるヨーロッパリーグ(EL)出場権争いと、残留争いでは6位のベティス(勝ち点55)と17位のウエスカ(勝ち点33)の一戦、5位のソシエダ(勝ち点56)と18位のバジャドリー(勝ち点31)の一戦に注目が集まる。

とりわけ、FW岡崎慎司を擁するウエスカはアスレティックとの前節を1-0で勝利し、残留圏内に浮上しているだけに何とか難敵ベティス相手に勝ち点を掴みたい。

また、MF久保建英を擁する16位のヘタフェ(勝ち点34)と、MF乾貴士とFW武藤嘉紀を擁する最下位のエイバル(勝ち点30)は、それぞれ残留を目指してすでに残留が決定している13位のレバンテ(勝ち点40)、14位のバレンシア(勝ち点39)のバレンシア勢と対戦する。

自力での残留に4ポイントが必要なヘタフェはバルセロナと壮絶なドローを演じたレバンテ、奇跡の残留に向けて全勝が求められるエイバルは難所メスタージャから勝ち点3を持ち帰ることを目指す。

《ラ・リーガ第37節》
▽5/16(日)
《25:30》
アラベス vs グラナダ
アスレティック・ビルバオ vs レアル・マドリー
アトレティコ・マドリー vs オサスナ
バルセロナ vs セルタ
ベティス vs ウエスカ
ヘタフェ vs レバンテ
カディス vs エルチェ
レアル・ソシエダ vs バジャドリー
バレンシア vs エイバル
ビジャレアル vs セビージャ

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【セリエA第6節プレビュー】ローマ・ダービー、インテルvsアタランタ開催

ミッドウィークに行われた第5節、ユベントスが今季初勝利を挙げるなど強豪勢はラツィオを除いて順当に勝利を収めた。ナポリが唯一の開幕5連勝、インテル、ミラン、ローマがそれぞれ4勝目を挙げた中、迎える第5節はラツィオvsローマ、インテルvsアタランタの好カードが組まれている。 まずは日曜開催のローマ・ダービー。ラツィオは前節、トリノ相手に辛くもドロー。FWインモービレの後半追加タイム弾で1-1の引き分けに持ち込んだ。2勝2分け1敗スタートとなり、公式戦ここ4試合勝ちがない中、ダービーでの勝利でサッリ監督は悪い流れを断ち切れるか。 一方、ローマは前節ウディネーゼ戦をウノゼロ勝利として白星を取り戻している。ただ、試合終盤にMFペッレグリーニが退場し、ダービーは欠場となる。主将不在は痛いが、ウディネーゼ戦で加入後早くも2ゴール目を決めたFWエイブラハムのダービーでの活躍に期待が懸かる。 続いて土曜開催のインテルvsアタランタ。インテルは前節、フィオレンティーナ相手に後半の3発で3-1と逆転勝利。前々節のボローニャ戦に続く快勝劇で勢いを得てアタランタ戦に臨める状況だ。ベストメンバーでアタランタを迎え撃つ。 一方のアタランタは前節、サッスオーロに2-1で勝利。連勝としてインテル戦に臨む。サッスオーロ戦では両ウイングバックのMFゴセンズとMFザッパコスタのゴールで勝利としたアタランタ。持ち味のサイド攻撃が機能している中、インテル撃破となるか。 土曜にスペツィアとのアウェイ戦に臨むミランは前節、ヴェネツィア戦 を戦って2-0で勝利。途中出場のDFテオ・エルナンデスの1ゴール1アシストの活躍で勝ち切って見せた。FWイブラヒモビッチ、FWジルーを欠く中での勝利を続けているが、ユベントス相手に善戦したスペツィアを下してチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦に臨めるか。 そしてようやく今季のリーグ初勝利を挙げたユベントスはDF吉田のサンプドリアをホームに迎える。スペツィア戦では課題の守備の脆さを突かれ、2失点を喫したユベントス。何とかシーソーゲームを制しての勝利となったが、まだまだ心許ない戦いぶり。水曜にはCLチェルシー戦を控える中、連勝となるか。 対するサンプドリアは前節、ナポリに0-4と完敗。チーム力の差を見せ付けられ、守備が崩壊した。吉田としては好調FWモラタとのマッチアップが予想されるが、力強さとスピードを兼ね備えた相手を封じ込めることができるかに注目だ。 最後に唯一の開幕5連勝としたナポリはカリアリとのホーム戦に臨む。スパレッティ監督の下、最高のスタートを切っているナポリ。マッツァーリ監督を迎えたものの、前節エンポリに敗れたカリアリを下して6連勝となるか。 ◆セリエA第6節 ▽9/25(土) 《22:00》 スペツィアvsミラン 《25:00》 インテルvsアタランタ 《27:45》 ジェノアvsヴェローナ ▽9/26(日) 《19:30》 ユベントスvsサンプドリア 《22:00》 サッスオーロvsサレルニターナ ウディネーゼvsフィオレンティーナ エンポリvsボローニャ 《25:00》 ラツィオvsローマ 《27:45》 ナポリvsカリアリ ▽9/27(月) 《27:45》 ヴェネツィアvsトリノ 2021.09.25 07:30 Sat
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【ラ・リーガ第6節プレビュー】久保建英が首位レアル・マドリーに挑む! 今季初のミッドウィーク開催

先週末に行われた第5節ではレアル・マドリーがバレンシアとの首位攻防戦を制し、首位をキープ。一方、アトレティコ・マドリーとセビージャはバスク勢との上位対決をいずれもドローで終え、バルセロナは格下グラナダ相手にホームで痛恨のドローを喫した。 今季初のミッドウィーク開催となる今節は、マジョルカのMF久保建英が自身初のサンティアゴ・ベルナベウで、保有元のレアル・マドリーと激突する一戦が、最大の注目カードだ。 久保は前節、昨季前半戦を過ごした古巣のビジャレアルと対戦。自身を評価しなかった敵将エメリの前で決定的な仕事を見せたが、チームは相手の堅守をこじ開けられず、ゴールレスドローに終わった。それでも、久保自身は右サイドから積極的な仕掛けや正確なパスで攻撃の起点となり、古巣相手にきっちり存在感を示した。ただ、本人としてはそろそろ目に見える結果を残したいところだ。 これまで保有元のレアル・マドリーとは通算4度対戦しているが、コロナ禍と改修工事の影響によって2度のアウェイゲームは、いずれもサブグラウンドのアルフレド・ディ・ステファノでのプレーとなった。したがって、久保にとって今回の一戦は自身初のサンティアゴ・ベルナベウでのプレーとなる。その夢の舞台に来シーズン戻ってくるため、決定的な仕事を期待したい。 対するレアル・マドリーは前節のバレンシア戦で今季初黒星の危機を迎えていたが、試合終盤にエースFWベンゼマと覚醒中のFWヴィニシウスのコンビが決めた2ゴールによって、勝ち点0を勝ち点3に変える会心の勝利を収めた。昇格組をホームで迎え撃つこの一戦では絶好調の2人の躍動が期待されるところだ。 その首位チームを勝ち点2差で追うアトレティコは、開幕5戦全敗のヘタフェとのマドリード自治州ダービーに臨む。チャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦、前節のアスレティック・ビルバオ戦を2試合連続ゴールレスドローで終えたチームは、攻撃面が完全に停滞。多士済々の攻撃陣の組み合わせに関して最適解を見いだせておらず、FWルイス・スアレスとFWグリーズマンのコンディション不良も懸念材料だ。 ここ数試合ではシメオネ監督の攻撃的な選手交代によって、ようやく攻撃のギアが上がるという展開が続いており、開幕全敗と苦境の格下相手には前半からよりアグレッシブに戦い、早い時間帯の先制点を狙いたい。 1試合未消化ながら首位と5ポイント差のバルセロナは、カディスとのアウェイゲームで公式戦3試合ぶりの勝利を目指す。マンデーナイトでの開催となったグラナダ戦では試合開始直後にセットプレーの流れから先制を許すと、以降のほぼ90分は相手陣内でハーフコートゲームを展開。しかし、完全に専守防衛の構えを見せる相手に対して崩しの精度、アイデアを欠いた。 その後、途中出場のDFピケをFWルーク・デ・ヨングと共にパワープレー要員として投入し、カンプ・ノウにクロスの雨を降らせると、90分には同じく前線に上げたDFアラウホが何とかゴールをこじ開けて公式戦連敗こそ回避したものの、クラブの攻撃哲学を捨ててまで勝ちに行った試合をモノにできず、クーマン監督に対する風当たりはさらに強くなっている。同じく堅守速攻を得意とする今回のカディス戦で同じ轍を踏むようなことがあれば、指揮官更迭も現実味を帯びてくる。 また、直近の公式戦3試合連続ドローと足踏み状態が続くセビージャは、前節レアル・マドリーと激闘を演じたバレンシアとの上位対決で4試合ぶりの勝利を目指す。今シーズンも昨季同様の堅守は健在も、10人のラージョ相手に3点を奪った開幕戦を除き公式戦4試合では一度も複数得点を奪えておらず、前節のレアル・ソシエダ戦では今季初の無得点に終わった。今夏の補強によって使える前線の駒は確実に増えているだけに、湿りがちな主砲エン=ネシリを中心に攻撃陣の奮起が求められるところだ。 その他では開幕4戦連続ドローのビジャレアルや4戦全敗のアラベスを含め、今季初白星が遠いセルタやグラナダ、レバンテ、エスパニョールの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第6節》 ▽9/21(火) 《26:30》 ヘタフェ vs アトレティコ・マドリー 《29:00》 アスレティック・ビルバオ vs ラージョ レバンテ vs セルタ ▽9/22(水) 《26:30》 エスパニョール vs アラベス セビージャ vs バレンシア 《29:00》 ビジャレアル vs エルチェ レアル・マドリー vs マジョルカ ▽9/23(木) 《26:30》 オサスナ vs ベティス グラナダ vs レアル・ソシエダ 《29:00》 カディス vs バルセロナ 2021.09.21 19:00 Tue
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【ブンデス第5節プレビュー】日本代表勢が強豪と対戦

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