マフレズ2発で完勝のシティが初のファイナル進出! ムバッペ欠場のPSGは2戦連続退場者出して今季も悲願達成ならず…《CL》
2021.05.05 06:01 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、マンチェスター・シティvsパリ・サンジェルマン(PSG)が4日にシティ・オブ・マンチェスターで行われ、ホームのシティが2-0で勝利した。この結果、2戦合計4-1としたシティの決勝進出が決定した。
1週間前にパルク・デ・プランスで行われた1stレグは前後半で主導権が大きく入れ替わる展開となった中、後半にデ・ブライネ、マフレズの2ゴールで試合を引っくり返したシティが敵地で2-1の先勝を収めた。
2つのアウェイゴールを持ち帰り、イスタンブール行きに大きく近づいたシティは、先週末のクリスタル・パレス戦もアグエロ、フェラン・トーレスと控え組の活躍によって2-0の快勝。2シーズンぶりのプレミアリーグ優勝に王手をかけた。ホームで逃げ切りを図る一戦に向けては1stレグからカンセロ、ロドリに代えてジンチェンコ、フェルナンジーニョを起用したい以外同じメンバーを起用した。
一方、前半の良い流れから一転後半は拙守からの連続失点にグイエ退場と今シーズンを通じて目立つ精神面の脆さを露呈したPSG。それでも、2点差での勝利で逆転突破と十分な可能性を残して敵地に乗り込んだ。シティと異なり、1ポイント差を付けられているリールと熾烈な優勝争いが続くリーグ戦ではターンオーバーを最小限にし、RCランスを相手にネイマール、マルキーニョスのゴールで2-1の勝利。ひとまずバウンスバックを果たした。
そして、運命の2ndレグでは初戦から先発3人を入れ替え、出場停止のグイエに代えてエレーラ、バッカーと軽傷を抱えるムバッペに代えてディアロ、イカルディを起用した。
VARに救われて2戦連続の先制点献上を免れたシティは直後にファーストチャンスを生かして先制点を奪う。11分、味方からバックパスを受けたGKエデルソンが左サイドのハーフウェイライン付近で背後のスペースを狙うジンチェンコへ絶妙なロングフィードを通す。
深い位置まで運んだジンチェンコは遅れてペナルティアーク付近に走り込んだデ・ブライネに繋ぐと、デ・ブライネのミドルシュートがDFに当たってボックス右に流れたところをマフレズがDFキンペンベとGKケイロル・ナバスの股間を抜く技ありの右足シュートを流し込み、2試合連続ゴールとした。
この失点により2-0での勝ち抜けの可能性は消滅したものの、2点を奪えればイーブンまで持ち込めるPSGは気持ちを切り替えてすぐさま反撃に出る。
16分には左CKの場面でディ・マリアの左足インスウィングのクロスをファーに流れたマルキーニョスが打点の高いヘディングで合わすが、これは惜しくもクロスバーを叩く。直後の19分にはGKエデルソンのスローイングでのリスタートを受けたベルナルド・シウバからボールを奪ったディ・マリアがすかさず無人のゴールを狙って左足のミドルシュートを狙うが、これは惜しくも枠の右に外れた。
前半半ばを過ぎると、引き続きボール支配率はアウェイチームが上回るも、[4-4-2]の堅固なブロックを構築するホームチームの守備を崩し切るまでには至らず。一方、シティは重いピッチの影響で普段通りの流麗なパスワークとはいかずも、マイボール時はそつなくボールを動かして時計を進めていく。
その後はショートカウンター、ビルドアップの局面でうまく相手のプレスを剥がした際にPSGが散発ながら良い仕掛けを見せてゴールに迫るが、エレーラの2度のボックス内でのシュートはゴールに繋がらず。逆に、前半アディショナルタイムにはシティが右サイドでの仕掛けからマフレズ、ベルナルド・シウバが追加点に迫る場面を作り出すなど、良い流れで試合を折り返した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半は引き続き拮抗した展開となる。54分にはフォーデンの強烈なミドルシュートでシティが後半最初の決定機を作り出すと、直後にはPSGの鮮やかなカウンターからネイマールがボックス右まで持ち込んで右足を振るが、ここはDFジンチェンコの決死のシュートブロックに遭う。続く61分にはPSGの波状攻撃からエレーラが枠を捉えたミドルシュートを狙うが、これもDFルベン・ジアスのブロックに阻まれた。
何とか早い時間帯に1点を返したいPSGは62分、全く存在感を欠いたイカルディを諦めてケアン、エレーラに代えてドラクスラーを同時にピッチへ投入する。だが、結果的にこの交代が悪い形で試合を動かすことになった。
63分、自陣左サイドでジンチェンコが絶妙な斜めのパスを中央で浮いたデ・ブライネに繋ぐと、デ・ブライネからボックス左に走り込むフォーデンへ絶妙なスルーパスが通る。そして、フォーデンが丁寧に折り返したボールをファーに走り込んだマフレズが冷静に左足で合わせて2点目を奪い切った。
この失点でいよいよ厳しくなったPSGは1stレグに続いて退場者を出してしまう。69分、タッチライン際での小競り合いで激高したディ・マリアがフェルナンジーニョの足を踏みつけてしまい、レッドカードが掲示された。
この愚行によって10人で3点を奪わなければなくなったPSGは75分にパレデス、フロレンツィを下げてダニーロ、ダグバを同時投入。やはり負傷明けを抱えるムバッペはプレーできる状態にあらず、このタイミングでも投入が見送られた。
一方、連勝でのイスタンブール行きの切符をほぼ手中に収めたシティは完全に相手の息の根を止めるべくフォーデンらが再三の鋭い仕掛けから3点目を狙いに行く。さらに、80分を過ぎてデ・ブライネ、ベルナルド・シウバの2トップに代えてスターリング、ガブリエウ・ジェズス、さらにフォーデンに代えてこれが本拠地でのCLラストマッチとなるアグエロが投入された。
その後はフラストレーションを溜めるPSGのラフプレーが目立つ荒れ模様の最終盤となるが、最後まで集中力を切らさないシティがそのまま逃げ切った。
そして、2戦合計4-1の連勝で昨季ファイナリストを退けたシティがクラブ史上初の決勝進出を果たし、5月29日にイスタンブールで行われるファイナルでは翌日に行われるチェルシーvsレアル・マドリーの勝者とビッグイヤーを懸けた運命の戦いに臨むことになる。
1週間前にパルク・デ・プランスで行われた1stレグは前後半で主導権が大きく入れ替わる展開となった中、後半にデ・ブライネ、マフレズの2ゴールで試合を引っくり返したシティが敵地で2-1の先勝を収めた。
2つのアウェイゴールを持ち帰り、イスタンブール行きに大きく近づいたシティは、先週末のクリスタル・パレス戦もアグエロ、フェラン・トーレスと控え組の活躍によって2-0の快勝。2シーズンぶりのプレミアリーグ優勝に王手をかけた。ホームで逃げ切りを図る一戦に向けては1stレグからカンセロ、ロドリに代えてジンチェンコ、フェルナンジーニョを起用したい以外同じメンバーを起用した。
そして、運命の2ndレグでは初戦から先発3人を入れ替え、出場停止のグイエに代えてエレーラ、バッカーと軽傷を抱えるムバッペに代えてディアロ、イカルディを起用した。
試合前に降った雪の一部がピッチに残る中でスタートした一戦。ベルナルド・シウバとデ・ブライネを最前線に配す[4-4-2]の布陣で臨んだシティに対して、前がかりな[4-3-3]で入ったPSGが押し込む入りを見せる。雪の影響で重いピッチに素早くアジャストアウェイチームはセカンドボールを効果的に拾って厚みのある仕掛けをみせ、7分にはボックス内でクロス対応にあたったDFジンチェンコのハンドでPKを獲得。だが、オンフィールドレビューの結果、左肩でのクリアと判断されてPKは取り消しとなった。
VARに救われて2戦連続の先制点献上を免れたシティは直後にファーストチャンスを生かして先制点を奪う。11分、味方からバックパスを受けたGKエデルソンが左サイドのハーフウェイライン付近で背後のスペースを狙うジンチェンコへ絶妙なロングフィードを通す。
深い位置まで運んだジンチェンコは遅れてペナルティアーク付近に走り込んだデ・ブライネに繋ぐと、デ・ブライネのミドルシュートがDFに当たってボックス右に流れたところをマフレズがDFキンペンベとGKケイロル・ナバスの股間を抜く技ありの右足シュートを流し込み、2試合連続ゴールとした。
この失点により2-0での勝ち抜けの可能性は消滅したものの、2点を奪えればイーブンまで持ち込めるPSGは気持ちを切り替えてすぐさま反撃に出る。
16分には左CKの場面でディ・マリアの左足インスウィングのクロスをファーに流れたマルキーニョスが打点の高いヘディングで合わすが、これは惜しくもクロスバーを叩く。直後の19分にはGKエデルソンのスローイングでのリスタートを受けたベルナルド・シウバからボールを奪ったディ・マリアがすかさず無人のゴールを狙って左足のミドルシュートを狙うが、これは惜しくも枠の右に外れた。
前半半ばを過ぎると、引き続きボール支配率はアウェイチームが上回るも、[4-4-2]の堅固なブロックを構築するホームチームの守備を崩し切るまでには至らず。一方、シティは重いピッチの影響で普段通りの流麗なパスワークとはいかずも、マイボール時はそつなくボールを動かして時計を進めていく。
その後はショートカウンター、ビルドアップの局面でうまく相手のプレスを剥がした際にPSGが散発ながら良い仕掛けを見せてゴールに迫るが、エレーラの2度のボックス内でのシュートはゴールに繋がらず。逆に、前半アディショナルタイムにはシティが右サイドでの仕掛けからマフレズ、ベルナルド・シウバが追加点に迫る場面を作り出すなど、良い流れで試合を折り返した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半は引き続き拮抗した展開となる。54分にはフォーデンの強烈なミドルシュートでシティが後半最初の決定機を作り出すと、直後にはPSGの鮮やかなカウンターからネイマールがボックス右まで持ち込んで右足を振るが、ここはDFジンチェンコの決死のシュートブロックに遭う。続く61分にはPSGの波状攻撃からエレーラが枠を捉えたミドルシュートを狙うが、これもDFルベン・ジアスのブロックに阻まれた。
何とか早い時間帯に1点を返したいPSGは62分、全く存在感を欠いたイカルディを諦めてケアン、エレーラに代えてドラクスラーを同時にピッチへ投入する。だが、結果的にこの交代が悪い形で試合を動かすことになった。
63分、自陣左サイドでジンチェンコが絶妙な斜めのパスを中央で浮いたデ・ブライネに繋ぐと、デ・ブライネからボックス左に走り込むフォーデンへ絶妙なスルーパスが通る。そして、フォーデンが丁寧に折り返したボールをファーに走り込んだマフレズが冷静に左足で合わせて2点目を奪い切った。
この失点でいよいよ厳しくなったPSGは1stレグに続いて退場者を出してしまう。69分、タッチライン際での小競り合いで激高したディ・マリアがフェルナンジーニョの足を踏みつけてしまい、レッドカードが掲示された。
この愚行によって10人で3点を奪わなければなくなったPSGは75分にパレデス、フロレンツィを下げてダニーロ、ダグバを同時投入。やはり負傷明けを抱えるムバッペはプレーできる状態にあらず、このタイミングでも投入が見送られた。
一方、連勝でのイスタンブール行きの切符をほぼ手中に収めたシティは完全に相手の息の根を止めるべくフォーデンらが再三の鋭い仕掛けから3点目を狙いに行く。さらに、80分を過ぎてデ・ブライネ、ベルナルド・シウバの2トップに代えてスターリング、ガブリエウ・ジェズス、さらにフォーデンに代えてこれが本拠地でのCLラストマッチとなるアグエロが投入された。
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