リバプールは参加表明も…欧州スーパーリーグに否定的なクロップ「私の意見は変わらない」
2021.04.20 10:37 Tue
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、ヨーロッパ・スーパーリーグに対しての見解を述べた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
混乱の中、19日に行われたプレミアリーグ第32節のリーズ・ユナイテッド戦では、1-1のドロー。しかし、試合の前後に行われたクロップ監督へのインタビューでは、試合についてではなくヨーロッパ・スーパーリーグへの質問が集中した。
クロップ監督は2019年に「スーパーリーグが起こらないことを願っている。10年連続でレアル・マドリー戦を見たい人などいないだろう」と話しており、ヨーロッパ・スーパーリーグに否定的な姿勢を見せていたが、今回もその立場は変わっていないと語っている。
「(ヨーロッパ・スーパーリーグに対して)私の意見は変わらない。昨日、初めてその話を聞いたんだ。リーズとの非常に難しい試合の準備している最中で、これまでにいくつかの情報を得てはいるが、多くは知らない」
「クロップが辞任するという話も聞いた。だが、これからさらに厳しい時代になるのであれば、ここに残ることにこだわるよ。チーム、クラブ、ファンとの関係に責任を感じている。彼らにとって非常に厳しい時期であることは間違いないが、解決の助けになりたい」
「私はクラブに来て6年になるが、オーナーについてはよく知っている。合理的で、真面目で、我々を気にかけてくれる人たちだ。ただ、我々に対して今回の決定の説明はなかった」
また、クロップ監督はクラブの決定に対してサポーターが失望を隠さず、アンフィールドの横断幕撤去を決定したり、スタジアム外に「恥を知れ」というバナーが掲げられたりしたことにも言及。心情には理解を示しつつ、選手たちには何の責任もないと訴えた。
「フットボールで最も重要なのは、チームとサポーターだ。その間には何も挟まないようにしなければならない。アンフィールドで(非難の)バナーが張られたと聞いたが、選手たちは何も悪いことをしていないだろう。だからそれは理解できない」
「彼らの怒りについては理解している。ただ、バナーはチームのために設置されているもののはずだ。だからこそ、(これまで掲げられてきた)横断幕はそのままにしておきたい」
「この6年間、サポーターとは素晴らしい関係を築くことができた。彼らが怒りを行動で示したいのは分かるが、チームは何の関係もないことを忘れないで欲しい。この瞬間、彼らはそのチームからサポートを奪っているのだ」
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リバプールは18日、ヨーロッパの15のビッグクラブにより構成される予定である、ヨーロッパ・スーパーリーグへの参加を正式に表明。これによりUEFAとの対立が明確となっただけでなく、イングランドサッカー協会(FA)やプレミアリーグからの非難も受けており、現在参加しているあらゆるコンペティションから追放される可能性がある。クロップ監督は2019年に「スーパーリーグが起こらないことを願っている。10年連続でレアル・マドリー戦を見たい人などいないだろう」と話しており、ヨーロッパ・スーパーリーグに否定的な姿勢を見せていたが、今回もその立場は変わっていないと語っている。
「(ヨーロッパ・スーパーリーグに対して)私の意見は変わらない。昨日、初めてその話を聞いたんだ。リーズとの非常に難しい試合の準備している最中で、これまでにいくつかの情報を得てはいるが、多くは知らない」
「難しい問題だ。人々はこの件について満足していないし、それは理解できる。ただ、私はこれ以上多くを語ることはできない。なぜなら、我々はどのプロセスにも関与しておらず、選手も私もこの件について知らなかった。今は今後の展開を見守るしかない」
「クロップが辞任するという話も聞いた。だが、これからさらに厳しい時代になるのであれば、ここに残ることにこだわるよ。チーム、クラブ、ファンとの関係に責任を感じている。彼らにとって非常に厳しい時期であることは間違いないが、解決の助けになりたい」
「私はクラブに来て6年になるが、オーナーについてはよく知っている。合理的で、真面目で、我々を気にかけてくれる人たちだ。ただ、我々に対して今回の決定の説明はなかった」
また、クロップ監督はクラブの決定に対してサポーターが失望を隠さず、アンフィールドの横断幕撤去を決定したり、スタジアム外に「恥を知れ」というバナーが掲げられたりしたことにも言及。心情には理解を示しつつ、選手たちには何の責任もないと訴えた。
「フットボールで最も重要なのは、チームとサポーターだ。その間には何も挟まないようにしなければならない。アンフィールドで(非難の)バナーが張られたと聞いたが、選手たちは何も悪いことをしていないだろう。だからそれは理解できない」
「彼らの怒りについては理解している。ただ、バナーはチームのために設置されているもののはずだ。だからこそ、(これまで掲げられてきた)横断幕はそのままにしておきたい」
「この6年間、サポーターとは素晴らしい関係を築くことができた。彼らが怒りを行動で示したいのは分かるが、チームは何の関係もないことを忘れないで欲しい。この瞬間、彼らはそのチームからサポートを奪っているのだ」
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