スパーズ、新公式パートナーの不適切投稿に粋な対応! ドハーティ加入時のオマージュで笑い誘う
2021.04.16 08:00 Fri
トッテナムが新たなオフィシャル・ペイント・サプライヤー契約を締結したイギリスの建築用塗料ブランド『Dulux』社のSNS上での失態に粋な対応を見せた。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。トッテナムは15日、『Dulux』社とのパートナー契約を締結。そして、同社のマスコットとして知られるオールド・イングリッシュ・シープドッグが、トッテナム・ホットスパースタジアムとクラブのトレーニング施設『ホットスパー・ウェイ』を見学する微笑ましい様子を伝えていた。
しかし、この発表の最中、『Dulux』社の公式ツイッターアカウントがユーザーとのメッセージをやり取りした際にまさかの暴走。
あるスパーズファンがここ最近の失点の多さを揶揄する意図で、「お宅の犬はセンターバックができるのか?」との質問を送ると、同社のアカウントは「彼はクリス(トッテナムには在籍しない架空の選手)よりも良い仕事をするかもしれない」と返答。
さらに、その他のユーザーがここ10数年タイトルから遠ざかるクラブを揶揄する意図で、「トロフィーキャビネットの塗装はどうするのか」と質問を送ると、「売り出し中、未使用のトロフィーキャビネット」と書かれた空のトロフィーキャビネットの画像と電話番号を掲載した。
これほど際どい対応を行えば、当然熱心なスパーズファンから怒りを買うのは自明の理で、同社は最終的に前述の投稿を削除すると共に、謝罪に追い込まれることになった。
「今朝、トッテナムとのパートナー契約を発表した際に、Duluxからの不適切な投稿があったことを深くお詫びします」
「これは、私たちがクラブのオフィシャル・ペイント・サプライヤーであることをいかに誇りに思っているかを反映していません。我々は何が起こったのかを調査しており、すべてのスパーズファンに謝罪します」
両者の力関係は不明も場合によってはパートナー契約即解消に発展しかねない『Dulux』社の暴走だったが、以前から周囲からイジられることに慣れている百戦錬磨のトッテナムは、新パートナーの失態に対して寛大な対応を見せた。
クラブ公式ツイッターは「今回のことは大目に見ましょう」とのコメントと共に、アイルランド代表DFマット・ドハーティの顔の部分に犬の写真を当てはめたコラージュ画像と、「投稿を削除しますか」との文言が写った画像を投稿した。
昨夏にウォルバーハンプトンから加入したドハーティは、過去に宿敵アーセナルのファンであることをSNS上で公言。
その後、クラブ加入決定後にトッテナムの公式ツイッターは「Delete(削除)」と題した短い動画を投稿。その動画にはドハーティがパソコンを開き、自身のツイッターアカウントの過去の投稿から、2012年の「僕は永遠にアーセナルを愛している」との投稿、2013年の「僕はアーセナルの大ファンだ」とのアーセナル愛を綴った投稿を自ら削除する様子が映されていた。
そして、トッテナムはドハーティの禊をオマージュする形で『Dulux』社の失態を笑いに変える粋な対応を見せた。
あるスパーズファンがここ最近の失点の多さを揶揄する意図で、「お宅の犬はセンターバックができるのか?」との質問を送ると、同社のアカウントは「彼はクリス(トッテナムには在籍しない架空の選手)よりも良い仕事をするかもしれない」と返答。
さらに、その他のユーザーがここ10数年タイトルから遠ざかるクラブを揶揄する意図で、「トロフィーキャビネットの塗装はどうするのか」と質問を送ると、「売り出し中、未使用のトロフィーキャビネット」と書かれた空のトロフィーキャビネットの画像と電話番号を掲載した。
挙句の果てには「ほこりだらけのトロフィーキャビネット」を塗装してほしいとのイジりの提案に対しては、「バカなことは言わないでください。塗装する前に、表面にほこりがないようにしなければならない」と、かなりのブラックユーモアを交えた返答を行った。
これほど際どい対応を行えば、当然熱心なスパーズファンから怒りを買うのは自明の理で、同社は最終的に前述の投稿を削除すると共に、謝罪に追い込まれることになった。
「今朝、トッテナムとのパートナー契約を発表した際に、Duluxからの不適切な投稿があったことを深くお詫びします」
「これは、私たちがクラブのオフィシャル・ペイント・サプライヤーであることをいかに誇りに思っているかを反映していません。我々は何が起こったのかを調査しており、すべてのスパーズファンに謝罪します」
両者の力関係は不明も場合によってはパートナー契約即解消に発展しかねない『Dulux』社の暴走だったが、以前から周囲からイジられることに慣れている百戦錬磨のトッテナムは、新パートナーの失態に対して寛大な対応を見せた。
クラブ公式ツイッターは「今回のことは大目に見ましょう」とのコメントと共に、アイルランド代表DFマット・ドハーティの顔の部分に犬の写真を当てはめたコラージュ画像と、「投稿を削除しますか」との文言が写った画像を投稿した。
昨夏にウォルバーハンプトンから加入したドハーティは、過去に宿敵アーセナルのファンであることをSNS上で公言。
その後、クラブ加入決定後にトッテナムの公式ツイッターは「Delete(削除)」と題した短い動画を投稿。その動画にはドハーティがパソコンを開き、自身のツイッターアカウントの過去の投稿から、2012年の「僕は永遠にアーセナルを愛している」との投稿、2013年の「僕はアーセナルの大ファンだ」とのアーセナル愛を綴った投稿を自ら削除する様子が映されていた。
そして、トッテナムはドハーティの禊をオマージュする形で『Dulux』社の失態を笑いに変える粋な対応を見せた。
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