足がもつれても…執念の“ダイビングヘッドクリア”に海外注目

2021.04.13 06:17 Tue
Getty Images
自陣ボックス内でのミスは、相手のゴールに直結する致命的なミスになることも多いが、アンデルレヒトのベルギー代表DFエリアス・コボーは寸前のところで防いだ。リーグ3位のアンデルレヒトは11日、ジュピラー・プロ・リーグ第33節でリーグ首位のクラブ・ブルージュとホームで対戦した。

53分にアウェイチームに先制を許して迎えた63分、これ以上の失点は許されない場面でアンデルレヒトはピンチを迎える。
自陣ボックス近くで不用意に相手FWチャールズ・デ・ケテラエルにボールを奪われると、ペナルティーアーク手前から強烈なミドルシュート。これはGKシモン・ヴェレンロイターが弾くと、それをボックス内で拾ったコボーがトラップしようとする。

しかし、コボーのトラップが大きくなるとともに、足がもつれてしまい完全にバランスを崩す。
プレッシャーにきていた相手MFルート・フォルメルにボールを奪われたら一気に大ピンチを迎える場面だったが、コボーはピッチに倒れ込みながらも気合いのヘディングで何とかクリア。寸前のところで左サイドバックのDFボーダン・マイカリチェンコに繋ぎ、何とか難を逃れた。

現地の実況もシュールな光景に笑いをこぼしたこの場面は、『Eleven Sports』フランス語版のツイッターで公開されると、「(サッカーゲーム)FIFAのバグだ」「鼻が痛そう」「笑っちゃう」と様々の反応が寄せられている。

なお、コボーの執念でピンチを脱したアンデルレヒトは、そこから一気に2ゴールを奪取。2-1の逆転勝利を収めている。

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