副審がハーランドにサインを求める!持参のイエローカードを取り出し…

2021.04.07 12:26 Wed
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ドルトムントでの類な稀なスコアラーぶりから今夏の去就が最も注目されるノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。その人気は審判にまで波及しているようだ。ドルトムントは、6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでマンチェスター・シティと対戦。フル出場したハーランドはさすがの存在感を見せつけ、FWマルコ・ロイスのゴールをアシストした。

そんなハーランドだが、試合終了直後、ピッチからドレッシングルームに戻る際に、この試合を担当したオクタビアン・ソブレ副審からあるお願いを受けた。
ハーランドを呼び止めたソブレ副審は、他の選手もいる中でポケットから持参したイエローカードとペンを取り出し、なんとハーランドのサインを求めたのだ。『BTスポーツ』のカメラには、ハーランドがサインに応じる姿が映っていた。

『ESPN』によるとこれを知ったシティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、問題ないことだと擁護している。
「私は見ていないが、そう聞いた。彼はハーランドのファンなんだろう。なぜダメなんだ?審判たちは素晴らしく、試合は問題なかった。VARではPKではないと言われたし、ベリンガムは思ったより足を上げていた。審判は完璧だったよ」

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スライディング後にポストが股間を直撃、タディッチの体を張ったゴールに「無事だといいが…」

殊勲の同点ゴールを決めたアヤックスのセルビア代表FWドゥシャン・タディッチを、アクシデントが襲った。 3連勝でグループ首位に立つアヤックスは3日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC第4節でドルトムントとのアウェイゲームに臨んだ。前半のうちに相手が退場者を出し、数的優位となるも、PKを与えて失点。ビハインドで前半を終えた。 後半の立ち上がりから押し込み続けるアヤックスは、72分にようやくドルトムントゴールをこじ開ける。FWアントニーの右クロスがディフレクションしてゴール左に逸れると、走り込んだのはタディッチ。左足で押し込み、試合を振り出しに戻した。 だが、タディッチにはアクシデントが待っていた。シュート後、滑り込んだ勢いそのままにポストと激突。ちょうど開いた股の間にポストがぶつかる格好となり、泣き所を強打することとなった。 タディッチは立ち上がったが、喜びと痛みの入り混じった何とも言えない表情だ。これにはファンからも同情と笑いの声が寄せられることに。「痛い」、「工場が閉鎖」、「無事だといいが…」、などのコメントがSNS上には集まった。 タディッチの体を張ったゴールで同点に追い付いたアヤックスは、その後2点を追加し、3-1と逆転勝ち。4連勝を飾り、3大会ぶりのグループステージ突破を決めた。 <span class="paragraph-title">【写真】広げた股間にポストが直撃し…喜びと痛みの入り混じった何とも言えないタディッチの表情</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dusan Tadic&#39;s goal vs Dortmund really brings a tear to the eye. <a href="https://t.co/LxRvvRzYQ6">pic.twitter.com/LxRvvRzYQ6</a></p>&mdash; Paddy Power (@paddypower) <a href="https://twitter.com/paddypower/status/1456013988521783296?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dusan Tadic ran into the post while scoring his goal, and he was feeling it afterward <a href="https://t.co/ASFDGOwiuA">pic.twitter.com/ASFDGOwiuA</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1456035548808765442?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.04 16:45 Thu
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ベンフィカのヴァイグルがドルトムント時代を回想「誰も僕のことは知らなかった」

ベンフィカの元ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルが、ドルトムント時代を回想した。ドイツ『キッカー』が伝えている。 ヴァイグルは2015年夏に1860ミュンヘンからドルトムントへ加入。当初は無名の存在だったが、トーマス・トゥヘル監督(現チェルシー指揮官)の下で主軸に抜擢さ飛躍を遂げた。 トゥヘル監督がクラブから去った後も主力としてチームを支えたが、クラブでの序列は徐々に低下。こうした状況を受け、2020年12月に移籍金2000万ユーロ(現レートで約25億7000万円)でベンフィカに完全移籍を果たした。 ベンフィカでは出場機会に恵まれない時期もあったが、今シーズンは主力として公式戦30試合に出場。チャンピオンズリーグ(CL)ではバルセロナを上回り決勝トーナメント進出を果たすなど、充実の時間を過ごしている。 ドイツ『キッカー』のインタビューに応じたヴァイグルはドルトムント時代を振り返り、トゥヘル監督との関係に言及。同時に、加入当初でまだ無名だった時代のエピソードを明かした。 「彼は僕のキャリアの中で、とても重要な監督だった。ドルトムントに加入する前は、1860ミュンヘンから段階的にステップアップしようと思い、代理人と一緒にクラブを探していたんだ。フライブルクやマインツとも接触していたよ。そうしたら、そこにビッグなドルトムントが声をかけてきた」 「トーマス・トゥヘルと話をしたとき、彼はまず僕が選手としてどうあるべきかを説明してくれたよ。それがとても印象的だったね。そして、僕には試合に出られるチャンスがあると言ってくれた」 「ドルトムントに来てすぐ、ジャージを買おうと思ってファン・ストアに行ったんだ。そこで、『選手割引はありますか』と尋ねると、「どこでプレーしているの? ユース? リザーブリーグ?』って聞かれたよ。誰も僕のことは知らなかったね」 また、ヴァイグルは2015-16シーズンのブンデスリーガで「218」のボールタッチを記録し、元スペイン代表MFのシャビ・アロンソ氏が持っていたブンデスリーガ最多ボールタッチ数を更新したことに言及。現在も破られていない記録について、誇りに思っていると語った。 「あの時は試合中そのことにまったく気づかなかった。今でもよく聞かれるし、もちろん誇りに思っているよ。シャビ・アロンソは僕にとってのお手本だからね。そしてもし、誰かが僕に追いつくことがあるなら、その人物はそれに値するということだ」 2022.01.25 18:46 Tue

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