スクデット近づくインテル、コンテ監督は油断せず 「まだ何も達成していない」
2021.04.05 12:03 Mon
セリエA優勝に近づくインテルだが、アントニオ・コンテ監督は油断していないようだ。イタリア『スカイ』が伝えている。
インテルは開幕当初から首位に立っていたミランを2月にかわし、そこから首位をキープ。28試合を消化した現時点で、2位ミランとの勝ち点差を「8」にまで広げており、11シーズンぶりのスクデットに迫っている状況だ。
しかし、イタリア『スカイ』のインタビューに応えたコンテ監督は残り10試合の重要性を強調。「まだスクデットを勝ち取ったわけではない。それはフィールド上で勝ち取るものであって、ポイントがもっと必要だからだ。まだ10試合も残っているし、道のりはまだまだ長いと思っている」と語った。
「セリエAは難しいが、残りの試合数が減っていけば、何かが見えてくるのは明らかだ。近いと思う人もいれば、少し遠いと思う人もいるだろう。みんなが同じゴールを見ている」
「これからもこの道を進み、1位を獲得できるかどうかは我々に懸かっている。まだ何も達成していない」
「目標は3年間でタイトルを獲るか、少なくとも信頼できるものを作り、インテルのファンに誇りを持たせることだった」
「就任時から変わった点もいくつかあったが、これまでも、そしてこれからも、仕事に集中しなければならないのは変わらない」
「選手たちがそうしているように、我々も今の時代にインパクトを与えなければならない。フィールドの外で起こっていることも興味深いが、我々はそれに何の影響も与えることができないからね」
インテルは開幕当初から首位に立っていたミランを2月にかわし、そこから首位をキープ。28試合を消化した現時点で、2位ミランとの勝ち点差を「8」にまで広げており、11シーズンぶりのスクデットに迫っている状況だ。
しかし、イタリア『スカイ』のインタビューに応えたコンテ監督は残り10試合の重要性を強調。「まだスクデットを勝ち取ったわけではない。それはフィールド上で勝ち取るものであって、ポイントがもっと必要だからだ。まだ10試合も残っているし、道のりはまだまだ長いと思っている」と語った。
「これからもこの道を進み、1位を獲得できるかどうかは我々に懸かっている。まだ何も達成していない」
また、コンテ監督は「私がインテルに呼ばれたのは、近年の歴史を変えるためだった」とコメント。タイトルをもたらすためにインテルに来たと、就任当初を振り返った。
「目標は3年間でタイトルを獲るか、少なくとも信頼できるものを作り、インテルのファンに誇りを持たせることだった」
「就任時から変わった点もいくつかあったが、これまでも、そしてこれからも、仕事に集中しなければならないのは変わらない」
「選手たちがそうしているように、我々も今の時代にインパクトを与えなければならない。フィールドの外で起こっていることも興味深いが、我々はそれに何の影響も与えることができないからね」
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