契約満了を迎える宮市亮、「第二の故郷」とクラブ愛を明かすも幹部は度重なるケガに難色「計画としては理想的ではない」
2021.03.31 20:45 Wed
                ドイツ2部のザンクト・パウリに所属する元日本代表FW宮市亮(28)の去就について、クラブの幹部が言及した。ドイツ『ビルト』が伝えた。
これまで、アーセナル、フェイエノールト、ボルトン、ウィガン、トゥベンテと渡り歩き、2015年7月にアーセナルからザンクト・パウリへと活躍の場を移した。
しかし、キャリアを通じてケガと切っても切れない縁がある宮市はザンクト・パウリ加入後に左ヒザ前十字じん帯を断裂。2017年6月には右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負うなど、ヒザを何度も負傷していた。
その宮市も2019-20シーズンはケガなく開幕を迎え、レギュラーとしてプレー。ブンデスリーガ2部で29試合に出場し1ゴール7アシストを記録。チームでも重要な役割を担っていた。
しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による中断明けの5月にヒザに違和感を覚えると、そのまま離脱。今シーズンもピッチには一度も立っていない。
その宮市はかつてのスピードを取り戻すなど順調に回復している一方で、ザンクト・パウリとの契約はこの6月で満了を迎えることとなる。
未だ復帰できていない宮市だが、クラブのスポーツディレクター(SD)を務めるアンドレアス・ボルネマン氏が宮市について言及。復帰には慎重になるべきだとした。
「リョウは長い困難な旅に出ていた。今シーズンのブンデスリーガ2部で出場できるかどうかは予測が難しい。彼が負荷が増えることで、どう対処できるのかを見極める必要がある」
また、契約についても「我々はオープンに議論できることを示している」とコメント。宮市の能力については高く評価している一方で、ケガの多さがクラブとしてのプランの邪魔をしていると難色を示した。
「リョウが健康な時、誰もが彼の並外れた能力について理解している」
「ただ、残念ながら過去数年間は起用できないことがよくあった。これは計画としては理想的ではない」
アーセナルからドイツに渡って気がつけば6年が経過しようとしている宮市。稼働率は高くなく、多くの時間を治療に費やしてきたが、可能であればクラブに残りたい意向があるようだ。
「僕はクラブが好きです。でも、将来がどうなるかはわかりません、今はピッチに集中しなければならないです」
「残るチャンスがあるならば、そうしたいです。僕たちにとって、ハンブルクは第二の故郷のようなものです。ここにいることを楽しんでいます」
今季中の復帰を目指して調整を続ける宮市。再びピッチを駆け回る姿を見せ、クラブにアピールできるかに注目だ。
                    
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                    
                    
                                            これまで、アーセナル、フェイエノールト、ボルトン、ウィガン、トゥベンテと渡り歩き、2015年7月にアーセナルからザンクト・パウリへと活躍の場を移した。
しかし、キャリアを通じてケガと切っても切れない縁がある宮市はザンクト・パウリ加入後に左ヒザ前十字じん帯を断裂。2017年6月には右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負うなど、ヒザを何度も負傷していた。
しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による中断明けの5月にヒザに違和感を覚えると、そのまま離脱。今シーズンもピッチには一度も立っていない。
左ふくらはぎを痛めて離脱していた宮市だが、トレーニングに復帰を果たスト「ようやくまたサッカーができるようになりました。再びチームと一緒にトレーニングできることを嬉しく思います」と復帰に安堵。「思ったよりも時間がかかりました。でも、恥骨の炎症については知らなかったんです」と語り、恥骨炎を患っていたことは後で気がついたと明かした。
その宮市はかつてのスピードを取り戻すなど順調に回復している一方で、ザンクト・パウリとの契約はこの6月で満了を迎えることとなる。
未だ復帰できていない宮市だが、クラブのスポーツディレクター(SD)を務めるアンドレアス・ボルネマン氏が宮市について言及。復帰には慎重になるべきだとした。
「リョウは長い困難な旅に出ていた。今シーズンのブンデスリーガ2部で出場できるかどうかは予測が難しい。彼が負荷が増えることで、どう対処できるのかを見極める必要がある」
また、契約についても「我々はオープンに議論できることを示している」とコメント。宮市の能力については高く評価している一方で、ケガの多さがクラブとしてのプランの邪魔をしていると難色を示した。
「リョウが健康な時、誰もが彼の並外れた能力について理解している」
「ただ、残念ながら過去数年間は起用できないことがよくあった。これは計画としては理想的ではない」
アーセナルからドイツに渡って気がつけば6年が経過しようとしている宮市。稼働率は高くなく、多くの時間を治療に費やしてきたが、可能であればクラブに残りたい意向があるようだ。
「僕はクラブが好きです。でも、将来がどうなるかはわかりません、今はピッチに集中しなければならないです」
「残るチャンスがあるならば、そうしたいです。僕たちにとって、ハンブルクは第二の故郷のようなものです。ここにいることを楽しんでいます」
今季中の復帰を目指して調整を続ける宮市。再びピッチを駆け回る姿を見せ、クラブにアピールできるかに注目だ。
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横浜F・マリノスが新たなブラジル人選手の補強が近づいているという。 横浜FMが獲得に近づいているのは、ポルトガル2部のモレイレンセに所属するブラジル人FWヤン・マテウス(23)とのこと。パウメイラスから現在レンタルされている選手だ。 右ウイングを主戦場に左ウイングでもプレー可能なアタッカーで、パウメイラスの下部組織出身。ポルトガルのエストリルやブラジルのスポルチ・レシフェ、そして2020年8月からモレイレンセへとレンタル移籍を繰り返している。 モレイレンセでは公式戦66試合で13ゴール10アシストを記録。プリメイラリーガ(ポルトガル1部)では通算59試合で10ゴール7アシストを記録している。 出場歴はないが、U-17ブラジル代表に招集歴もある選手で、ポルトガルでも一定の結果を残している。 モレイレンセへのレンタル期間は残り1年ある中、今夏はプレシーズンマッチの最後の試合に出場せず。ポルトガル『O Jogo』など複数メディアが横浜FMへの移籍が濃厚で、交渉が最終段階であることを報じている。 ポルトガル『レコルド』はすでに合意し、日本行きの準備をしている段階であると報じており、ほぼ確実に加入となりそうだ。 横浜FMは7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権で10年ぶりに日本代表に復帰した宮市亮が右ヒザ前十字じん帯断裂で手術。全治8カ月と診断された中、宮市の代役となる選手の補強となりそうだ。 2022.08.09 12:43 Tue3
    横浜FMは決定機を逃し続けたツケを払うことに…後半ATで追いつかれアウェイでバンコク・ユナイテッドとドロー【ACL2023-24】
14日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24・ラウンド16のバンコク・ユナイテッドvs横浜F・マリノスが行われ、2-2のドローに終わった。 グループFを首位で通過したバンコク・ユナイテッドとグループGを首位で通過した横浜F・マリノスの対戦。バンコク・ユナイテッドはリーグ首位を走るチーム。横浜FMにとっては、2024シーズンの最初の公式戦となった。 ハリー・キューウェル監督を迎えた横浜FMは、多くの選手が入れ替わっており、初陣で新戦力を起用。[4-3-3]のシステムを採用し、GKにポープ・ウィリアム、左サイドバックにDF加藤蓮、と新戦力を起用。3トップは、エウベル、ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペスのお馴染みの3名が並んだ。 試合はアウェイの横浜FMが良い入りを見せる。開始5分、右CKからのクロスから、こぼれ球を加藤がボックス際で右足シュート。しかし、枠を外れていく。対するバンコク・ユナイテッドは6分にカウンター。ドリブルで持ち上がったウィレン・モタが離れた位置からミドルシュート。強烈なシュートが枠に飛んでいくが、GKポープ・ウィリアムがしっかりセーブする。 ホームのバンコク・ユナイテッドは押し込んでいくと、後方でボールを回す中でルンラット・プームチャントゥエクがポープ・ウィリアムまでプレス。あわやというシーンも生まれた。さらに10分には左サイドからカットインしたルンラットが左足シュート。これも枠に飛ぶが、上島拓巳に当たってブロックする。 立ち上がりはバンコク・ユナイテッドが主導権を握っていき、横浜FMは耐える時間が続いていく。 すると18分、左CKを獲得した横浜FMはナム・テヒがクロス。流れたボールをエウベルがゴール前で収めて右足アウトで押し込み、横浜FMが先制する。 押されながらも先制した横浜FM。すると25分にも追加点。左サイドのスペースにパスが出されると、加藤がフリーラン。追いつくと、ボックス左からグラウンダーのクロス。中央でアンデルソン・ロペスが潰れると、渡辺皓太が流し込み、横浜FMが追加点を奪う。 リードを2点に広げた横浜FM。ペースを握り直していくが、35分にはバンコク・ユナイテッドが右サイドを崩すと、CBのエドゥアルドが釣り出され、インナーラップしていたニティポン・セラノンがボックス内を仕掛けてシュート。GKポープ・ウィリアムの股間を抜けたシュートが決まり、1点差となる。 1点を返された横浜FMだったが、攻撃のペースは落ちず。左サイドを中心に仕掛け、積極的に加藤が攻撃参加。ゴールに迫っていくが、シュートはなかなか決まらない。 前半は横浜FMが1点リード。[4-3-3]のシステムが機能し、インサイドハーフの渡辺とナム・テヒが積極的にボックス内に入っていき、ゴールに迫るシーンが多く見られた。 両チーム交代がないまま迎えた後半のファーストシュートはバンコク・ユナイテッド。ルンラットがドリブルで持ち出し、ボックス手前から得意の左足ミドル。しかし、枠を越えていく。 すると49分に横浜FMがビッグチャンス。右サイドを崩すと、ヤン・マテウスのグラウンダーのクロスをアンデルソン・ロペスがボックス中央でフリーでシュート。これはブロックされると、こぼれ球をナム・テヒがシュートもこれもブロック。さらに加藤がシュートも、これもブロックされてしまう。 チャンスを逃していくと、流れは徐々にバンコク・ユナイテッドへ。選手交代でバッセル・ジラディ、マフムード・イードが入り、外国籍選手を中心に攻め込むことに。横浜FMはパスミスが目立つこととなり、耐える時間帯が続いていく。 なかなかチャンスを作れない横浜FMだったが73分にビッグチャンス。途中出場の天野純からロングフィードがスペースに出されると、宮市亮が受けてドリブルで持ち出しシュート。GKの上を狙ったループ気味のシュートは、わずかに枠を外れて行き追加点とはならなかった。 さらに82分にも横浜FMが大チャンス。スローインから相手の隙を突いた水沼宏太がボックス右からグラウンダーのクロス。2度の決定機を逸していた宮市が合わせに行くが、これも合わせられない。 横浜FMはアンデルソン・ロペスと加藤を下げて、植中朝日と渡邊泰基を投入して試合を終わらせに行く。85分には水沼が強烈なミドルシュートを放つが、GKの正面に飛んでいた。 決定機を活かせずに焦ったい展開となると、アディショナルタイム2分に痛恨の失点。渡邊のパスを奪われると、ボックスまで押し込まれてしまい、最後はニティポンのクロスをイードがフリーでヘッド。これが決まり、バンコク・ユナイテッドが同点に追いつく。 さらに松原健が危険なタックルを見舞ってしまい一発退場。そのまま試合は終了し、2-2のドローに終わり、2ndレグで決着をつけることとなった。2ndレグは21日に横浜国際総合競技場で行われる。 バンコク・ユナイテッド 2-2 横浜F・マリノス 【得点者】 0-1:18分 エウベル(横浜F・マリノス) 0-2:25分 渡辺皓太(横浜F・マリノス) 1-2:35分 ニティポン・セラノン(バンコク・ユナイテッド) 2-2:90分+1 マフムード・イード(バンコク・ユナイテッド) <span class="paragraph-title">【動画】渡辺皓太が華麗な崩しから追加点を奪う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中 <a href="https://t.co/bSKe204wRR">pic.twitter.com/bSKe204wRR</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1757745449971159149?ref_src=twsrc%5Etfw">February 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.14 22:58 Wed4
    フェイエノールトが日本人獲得に動く? 小野伸二&宮市亮に続く可能性が高いと現地報道
オランダの名門フェイエノールトが、今夏の日本人獲得を画策しているようだ。 かつては元日本代表MF小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)や宮市亮(横浜F・マリノス)が所属し、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)を制したこともあるフェイエノールト。アヤックス、PSVと3強と呼ばれているなか、なかなかタイトル獲得ができていない。 そのフェイエノールトは浦和レッズと戦略的パートナーシップの関係にあり、外国人選手の移籍に際してのメディカルチェックの協力などをしている状況。キャスパー・ユンカーらはフェイエノールトによってメディカルチェックを受けた実績もある。 ユンカーに始まり、ヨーロッパから多くの選手を獲得している浦和だが、一方でフェイエノールトも日本のマーケットに興味を持っているとのこと。オランダ『Voetbal International』によると、日本でスカウトが動いているとのことだ。 浦和は今夏の移籍市場で、フェイエノールトのオランダ人FWブライアン・リンセン(31)の獲得に動いていることは長らく報じられており、移籍市場が開いたタイミングで加入するとされている。 今も繋がりのある中、『Voetbal International』は浦和に限った話ではないとし、日本人のどの選手がくるかは現時点では不明とのこと。ただ、宮市以来となるフェイエノールト入りの可能性は高いとしている。 オランダでは現在PSVに堂安律が所属。また、負傷でシーズンを棒に振った前田直輝がユトレヒトでプレー。降格したズヴォレの中山雄太の処遇は不透明だが、過去にも板倉滉らがプレーしており、今回は誰がヨーロッパに渡るのか注目が集まる。 2022.06.22 10:55 Wed5
    






