「目標は1点でも取ることだったが…」モンゴル代表のボジク監督が完敗宣言 開催地変更は言い訳にせず
2021.03.31 00:07 Wed
日本代表は30日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でモンゴル代表とフクダ電子アリーナで戦い、0-14で勝利した。
1年4カ月ぶりとなる公式戦。立ち上がりから日本はチャンスを作ると、13分に南野拓実の予選5試合連続ゴールで先制。するとこのゴールを皮切りに、23分に大迫勇也、26分に鎌田大地、33分には守田英正に日本代表初ゴールが生まれるなど、前半だけで0-5とする。
後半に入っても攻勢は止まず、途中出場で日本代表デビューを果たした稲垣祥の2ゴールや伊東純也、古橋亨梧も2ゴールを決めたほか、大迫も日本代表で初のハットトリックを達成するなどし、日本のW杯予選史上最多となる14ゴールを奪って勝利を収めた。
一方、これでモンゴルは予選7試合で1勝6敗。すでに敗退が決まっているモンゴル代表のラスティスラフ・ボジク監督は、力の差が大きかったと完敗宣言。互いに高いモチベーションで臨んだ中で、経験の差が大敗に繋がったと振り返った。
「我々の選手は決して諦めることはしませんでした。こういう結果の試合を分析するのは難しいですし、分析をしても意味はないと思います」
「ただ、日本も今回は非常にやる気に満ちていたと思います。1年以上前の前回対戦とは状況が全く異なり、W杯に出たいという選手たちのモチベーションが高く、1点でも多く点を取ろうとする意識を強く感じました。その中で経験の差も大きく、これだけのスコアになってしまいました」
「結果だけを見れば良くないかもしれません。人が覚えているのは結果だけですので。ですがこの試合はいろいろな側面があるので、私としては結果だけに拘りたくないと思います」
また、今回の一戦は本来ならばモンゴルで行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で日本開催に。それでも具体的な会場はモンゴルのサッカー連盟が決めていた。日本に有利な状況となっていたが、ボジク監督は「無関係だ」と、開催地変更を言い訳にしなかった。
1年4カ月ぶりとなる公式戦。立ち上がりから日本はチャンスを作ると、13分に南野拓実の予選5試合連続ゴールで先制。するとこのゴールを皮切りに、23分に大迫勇也、26分に鎌田大地、33分には守田英正に日本代表初ゴールが生まれるなど、前半だけで0-5とする。
後半に入っても攻勢は止まず、途中出場で日本代表デビューを果たした稲垣祥の2ゴールや伊東純也、古橋亨梧も2ゴールを決めたほか、大迫も日本代表で初のハットトリックを達成するなどし、日本のW杯予選史上最多となる14ゴールを奪って勝利を収めた。
「我々の選手は決して諦めることはしませんでした。こういう結果の試合を分析するのは難しいですし、分析をしても意味はないと思います」
「我々は諦めず得点をしようというモチベーションは高かったです。試合前の目標は1点でも入れようということでした。しかしながら、やはりチーム力の差が大きく、こういった試合でどのような経験を得られたのかという答えを出すのは難しいです」
「ただ、日本も今回は非常にやる気に満ちていたと思います。1年以上前の前回対戦とは状況が全く異なり、W杯に出たいという選手たちのモチベーションが高く、1点でも多く点を取ろうとする意識を強く感じました。その中で経験の差も大きく、これだけのスコアになってしまいました」
「結果だけを見れば良くないかもしれません。人が覚えているのは結果だけですので。ですがこの試合はいろいろな側面があるので、私としては結果だけに拘りたくないと思います」
また、今回の一戦は本来ならばモンゴルで行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で日本開催に。それでも具体的な会場はモンゴルのサッカー連盟が決めていた。日本に有利な状況となっていたが、ボジク監督は「無関係だ」と、開催地変更を言い訳にしなかった。
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レーティング: モンゴル代表 0-14 日本代表《カタールW杯アジア2次予選》
日本代表は30日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でモンゴル代表とフクダ電子アリーナで戦い、0-14で日本が勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽日本採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/japan20210330japan_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 12 権田修一 6.5 プレー機会がほとんどなし。後半のセットプレー時はしっかりキャッチに行く。9試合連続クリーンシート達成。 DF 2 松原健 7.5 デビュー戦ながら右サイドの伊東との連携も良く、チャンスに繋がるボールを供給。効果的な上がりのクロスからオウンゴールを誘発。 3 小川諒也 7.5 左サイドを積極的に仕掛け攻撃面での特徴を存分に発揮。高さを発揮する場面も見せた。 16 冨安健洋 7.5 危なげないプレー。積極的に前に出る吉田のカバーなど、抜群の安定感を見せる。 (→4 畠中槙之輔 6.5) 久々の代表戦。途中出場ながらもバタつくことなくプレー。 22 吉田麻也 7.5 押し込む中で大迫のゴールに繋がる丁寧な縦パス。その他にも前線を見て正確なフィードでチャンスを作る。 (→20 中谷進之介 6.5) 日本代表デビュー。守備機会も多くなかったが、一対一では負けない。 MF 5 守田英正 7.0 裏へパスをしっかりとだし、ゴール前に顔を出す動きも。連動した動きで嬉しい代表初ゴールを記録。 (→18 浅野拓磨 6.5) 左サイドやトップに入り攻撃を活性化。決めきれないシーンもあったが、アディショナルタイムにダメ押しゴール。 6 遠藤航 7.5 安定感抜群。周りが安心してプレーできる環境を作る。相手が引いたこともあり積極的に前に出てプレーする場面も。 9 鎌田大地 8.0 南野とのコンビも息が合いゲームコントロール。韓国戦に続いて2試合連続ゴールも記録。 (→8 稲垣祥 7.0) 29歳にして代表デビュー。4分後には得意のシュートで初ゴールを記録すると、大勝の締めくくりは得意のミドルで14点目を奪う。 10 南野拓実 7.5 左足でコースを狙い予選5試合連続ゴール。大迫のゴールでは華麗なスルーも。流動的に動くポジションながら、違いを多く見せた。 (→11 古橋亨梧 7.5) スピードを生かしたプレーと積極性を出して攻撃を活性化。代表初ゴールを含む2ゴールをしっかりと決め切った。 14 伊東純也 8.5 右のワイドなポジションを取り積極的に仕掛ける。序盤はなかなか息が合わなかったが、鎌田のゴールをアシスト。後半は自ら2ゴールを奪うなど終わってみれば右サイドの覇者に。 FW 15 大迫勇也 9.0 1年半ぶりの代表ゴールは華麗なターンから。後半にも追加点を奪うと、最後の最後にハットトリック達成。圧巻のパフォーマンス。 監督 森保一 8.0 GKの前川黛也以外の7名を2試合通じてデビュー。誰もが高いパフォーマンスを見せ、この試合でも交代選手が5ゴールを記録。短い期間で良いチームを作り上げる。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 大迫勇也(日本) 14ゴールも入れば誰もがマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍だが、最後の最後にハットトリックを達成するあたりが役者。日本代表のエースとして久々にゴールで沸かせた。 モンゴル代表 0-14 日本代表 【日本】 南野拓実 (前13) 大迫勇也 (前23、後10、後47) 鎌田大地 (前26) 守田英正 (前33) OG (前39) 稲垣祥 (後23、後48) 伊東純也 (後28、後34) 古橋亨梧 (後33、後41) 浅野拓磨 (後46) 2021.03.30 21:38 Tue2
