ボルシアMGが“バーゲン価格”でザカリア売却か? 獲得狙うビッグクラブに朗報
2021.03.25 08:00 Thu
ボルシアMGはスイス代表MFデニス・ザカリア(24)をバーゲン価格で売却することになりそうだ。ドイツ『ビルト』が報じている。
その逸材に関しては以前からバイエルンやマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールといった国内外のビッグクラブが獲得に興味を示していると言われ、その移籍金は5000万ユーロ(約64億3000万円)程度に見積もられていた。
しかし、『ビルト』が伝えるところによれば、ボルシアMGは今夏の移籍市場において2000万ユーロ(約25億7000万円)程度の金額での売却を余儀なくされる見込みだという。
ただ、そのポテンシャルの高さは折り紙付きなだけに、前述のビッグクラブにとってザカリアの価格下落は歓迎すべきところだ。
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母国ヤング・ボーイズでの活躍が認められ、2017年夏にボルシアMGへステップアップしたザカリアは、190cmの屈強なフィジカルを持つボランチ。その体格通りのボール奪取力に加え、ポジショニングセンス、推進力にも長けた総合力の高い守備的MFは、ボルシアMGでの3シーズン半で100試合以上に出場するなど絶対的な主力に成長。また、昨シーズンから就任したマルコ・ローゼ監督の下、3バックの一角を担うなどプレーヤーとしての引き出しを増やしている。しかし、『ビルト』が伝えるところによれば、ボルシアMGは今夏の移籍市場において2000万ユーロ(約25億7000万円)程度の金額での売却を余儀なくされる見込みだという。
その原因に関してはコロナ禍における市場全体の選手価格の下落に加え、ボルシアMGの財政難があるという。さらに、ザカリアとの現行契約が18カ月を切っている点、昨年5月にヒザを手術して以降、パフォーマンスがなかなか上がり切っていないことも影響しているという。
ただ、そのポテンシャルの高さは折り紙付きなだけに、前述のビッグクラブにとってザカリアの価格下落は歓迎すべきところだ。
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